海苔巻き素麺

今日から夏休み。（昨日の話）

時間が有る。

手間かけて面白い料理を作り、ワインでも飲みますか。

素麺を糸で縛り、ゆでる方法はマスター済み。

この真直ぐな形を海苔で巻き、『巻き寿司素麺』なんてどうかな。






たまの贅沢は、やっぱ蟹。

これだけで６８２円。高い？安い？





身を出してみると、こんなモノ。

やっぱり高いよな～

蟹の身を荒くほぐし、ゆでた素麺と軽く混ぜ、

カボスのツユで食べたら豪華だよね。





『手巻き寿司素麺』なら、定番、具はネギトロ。

よく熟れたアボカドもＯＫだよな～（ここまではルンルン！）





具が外側で、素麺をシンで巻いたら、きれいかな～

あー海苔がふやけて不味い。ショック！没～（泣きそう～）





大丈夫、大丈夫よ。（自分を励ます）

やっぱ普通に、素麺で具を巻こう！





まったく絵にならない、最悪の巻き方と切り口。

またまた没！

素麺、すぐ海苔にくっつき、やり直しが効かない。

ここで、ゆでた素麺３束がなくなる。

あきらめるかな～（かなり機嫌悪し）





ヒラメイタ！

トロロ昆布で巻けるかな～

酢の匂いもするし。寿司のイメージがでるかも。

超、薄切りのトロロ昆布を広げて並べる。

美しい～





もう白い素麺は無い。（失敗作でもちゃんと食べる）

追加で梅素麺を２束ゆでる。

きっと私好みの、派手な仕上がりになるぞ！

シンの具は単純に、キュウリと甘い卵焼きだけ。





トロロ昆布に素麺が、ピッタリとくっついて巻き易い。

これを焼き海苔で、再度巻く。２度巻き。





できました～

梅素麺が、やっぱ美しい。

蟹の下は、ゆでた白い素麺。

ウニの軍艦巻きのイメージ。





タレは蟹酢を意識して、薄めの素麺ツユに甘酢を入れてみた。

これ上品な美味しさあり。でも素麺をここまでヤルかで★★★★☆

海苔巻き素麺、タレに浸し食す。

昔に食べた『蕎麦寿司』の真似。




『蕎麦寿司』を初めて食べたのは１９歳。

有名店の神田『やぶそば』のノレンをくぐる。

『蕎麦寿司』食べた感想は…

「蕎麦は普通に食べた方が美味しいのではないかな～」

「ここのツユ、東京の蕎麦は味が濃い」

偉そうにスミマセン。

それ以来、『蕎麦寿司』は食べていません。

上京したての小娘に、蕎麦の味が分かるわけがない。

今の私なら、少しは分かるかな。


アルバイト先の社長様へ。

ご馳走様でした。

上京したての子供の私に、沢山の美味しい物を教えていただきました。

グルメなあなた様のお陰で、今の私がございます。

懐かしい『蕎麦寿司』をもう一度、食べてみたいと思う今日この頃です。

あなた様を見習い、私も今では若者達にドンドンと美味しいものを、

ご馳走できるようになりました。感謝！




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