マカロニペンギンの健忘録

特にテーマを決めているわけじゃないが、私が気になったことを書いていく予定です。

RaspberryPiのネットワークの不具合解消法

2013年12月08日 | 電子工作
最近、自宅のテレビをディスプレイ代わりにしてRaspberryPiを使っています。

ブラウザーはchromiumをインストールして使っています。
メモリーが少ないせいでタブを大量に発生させたりしてスワップが発生するとほとんど動かなくなってしまうことがありますが、ある程度妥協すればそこそこ使えます。
(ちなみにCPUを700から950Mhzにクロックアップはしてあります)

ただ、一番困った点はネットワークが突然途切れる時があるということです。
現象からしてネットワークチップがフリーズしてしまっているようです。

いろいろなところのブログに原因と思われることが書かれています。
ポリスイッチによる電圧降下
ACアダプタの出力不足
だったりします。

とりあえず、ポリスイッチはハンダでジャンパーしました。
それだけではうまくいかなかったので2番の出力不足を疑いました。

最初はスマホのUSB出力のACアダプタを使用していました。出力は700mA

次に小机のサトー電気でボード型の電源5V2Aを購入して、接続しました。
するとネットワークでおかしくなることが全くなくなり、「やっぱり、原因はACアダプタの出力不足だったんだ」と思いました。(最終的にはこのボード型電源の性能が良かったのでネットワークの異常が出なかったことがわかりました)

しかし最近になって、GPIOを使いたくなったのでブレットボード経由で5V2AのACアダプタを接続したところ再びネットワークのエラーが発生してしまいました。先日の出力不足が原因だと思っていたのが間違っていたのです。


もしかしたら瞬間的な電圧降下かもしれないと思い、電解コンデンサーをGPIOの5VとGNDの間にはさみ、出力700mAのUSB出力のACアダプタで使用してみたところ、問題なく動いてしまいました。


結果、問題の原因はRaspberryPiの電源系のコンデンサの容量不足だったわけです。まぁ、チップコンデンサなので容量が少ないのはしょうがないですが、早めに改良して欲しいものです。