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存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

五嶋みどり/フレンチ・ヴァイオリン・ソナタ集

2017-08-09 20:35:46 | album g
何が魅力的か?
数多くのミュージシャンの演奏を聴いて感じるものと
初めて聴いても惹き付けられるものがあるものと
そのどちらもあって今、「聴いている」ことになっていると思う。
有名なヴァイオリニストだから聴いてみようとも思うけれど、聴いてみて良いなと感じるものがなければ続けて何度も聴いたりしないのかなとも思う。

鋭く、しなやかで、キレのある
音が表れて消えて行く
その変化の中に

五嶋みどり(ヴァイオリン)
ロバート・マクドナルド(ピアノ)
録音:2001年5月 ボストン
53分

プーランク、ドビュッシー、サン=サーンスという、フランスの作曲家の作品



1. ヴァイオリン・ソナタ 第1楽章 アレグロ・コン・フォーコ


2. ヴァイオリン・ソナタ 第2楽章 インテルメッツォ:非常に遅く穏やかに


3. ヴァイオリン・ソナタ 第3楽章 プレスト・トラジーコ(非常に速く、悲劇的に)


4. ヴァイオリン・ソナタ ト短調 第1楽章 アレグロ・ヴィーヴォ


5. ヴァイオリン・ソナタ ト短調 第2楽章 間奏曲:幻想的に軽やかに


6. ヴァイオリン・ソナタ ト短調 第3楽章 フィナーレ:非常に生き生きと


7. ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 作品75 第1部 アレグロ・アジタート-アダージョ


8. ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 作品75 第2部 アレグレット・モデラート-アレグロ・モルト




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五嶋みどり/モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲

2017-08-08 18:41:45 | album g
五嶋みどり(ヴァイオリン)
今井信子(ヴィオラ/1)
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ/2、指揮)
北ドイツ放送交響楽団
録音:2000年9月&10月 ハンブルク



1. ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364(320d)
音楽のことをよくわかっていない僕でもこの曲を聴いていて、ヴァイオリンとヴィオラの絶妙な音の呼応が胸に響く
オーケストラが入ってくると厚みが出てくるけど、それぞれの演奏だけを聴いてる方が気持ち良かったりする。

2. ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364(320d)


3. ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364(320d)


4. ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ニ長調K.Anh.56(315f)
モーツァルトが途中で破棄してしまったと言われる未完の断片を
フィリップ・ウィルビーという人が補足して完成させてしまったという面白い作品。


5. ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ニ長調K.Anh.56(315f)


6. ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ニ長調K.Anh.56(315f)



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今、カセットテープに録音するなら

2017-08-04 20:28:59 | 音楽
iTunesやSpotify(スポティファイ)などの配信や
YouTubeなどの動画サイト
MD、CD、レコードなどのメディア
ラジオやテレビ、インスタ、ラインなどSNS
記録された音楽は様々な媒体を通して耳元に届く

ライヴでないとミュージシャンが儲からない時代になってきたようだ。
カセットテープは子供の頃、とても魅力的なメディアだった。それは、レコードのアルバムやシングルから気に入ったものを録音して編集するのも魅力の一つだった。

気に入った曲を1本のテープに詰め込んで車で聴くのも好きだった。

残り時間を気にしたり、音量調整をしたり、時にはフェイドアウトさせながら

リズムや曲調、音色が似たものを連続させたり、同じ曲の違うヴァージョンを集めてみたり。

好きな女の子や友人に編集したテープを渡したり。

あれはあれで一つの文化だったんだなーと思う。


「懐かしのカセットテープ館」というサイトを見つけた。
こちら


今、自分に向けて編集する現在のカセットテープはどんなものになるだろう?
ノーマルポジション、クロムやメタルやグレードもあるけど、46分、60分、90分、120分などから選ぶとしたら・・・
昔から考えると聴いているジャンルも曲数もかなり増えている。
気分によって聴きたい曲はその日の中でも変わったりするので、なかなか編集に至らない気もする。

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Pierre Boulez/ シェーンベルク:『ワルシャワの生き残り』

2017-08-04 18:57:37 | album p
ジャケットはブーレーズ?を描いた絵

● シェーンベルク:『ワルシャワの生き残り』Op.46
歌っているというよりセリフっぽい
ナレーター、男声合唱と管弦楽のための作品なので、そういうことか。

不安定な感情が引き起こされる
強制収容所の惨劇を題材にしているので、これもそういうことか。

● シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 Op.31
オーケストラの迫力を感じる

● シェーンベルク:5つの管弦楽曲 Op.16


BBC交響楽団
ピエール・ブーレーズ(指揮)
録音:1976年、ロンドン

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ロッキング・オン・ジャパン 2017年 09 月号

2017-08-03 20:19:59 | 雑誌


2009年に発売された「CUT 2009年6月号」という
やはり渋谷陽一が発行人となっている雑誌で、渋谷陽一が宇多田ヒカルにインタビューしている。
「宇多田ヒカル、その悲しみを解く 涙を封印した26年、3万字インタビュー」

当時は海外でのアルバム「This Is The One」を発売した後のものだった。活動休止は2010年。

表紙も宇多田ヒカルだが、その表情は目の据わったもので当時のイメージそのもの



今回も思ったのは、渋谷陽一のインタビューで引き出す内容の魅力。
もどかしいほど、ハッキリしてないけど何となくこうかな?と感じているものをインタビューで整理されている。

以前のインタビューで「君」「あなた」という歌詞の表現が
今回のインタビューでも話題になっていて、

周囲と宇多田ヒカル、世間と宇多田ヒカルの中で生み出されていた
才能で魅力的な曲を魅力的な歌声で歌ってきた以前と
活動休止、母親の死、再婚、出産、子育てを通じて
在りのままの宇多田ヒカルの音楽が内面から生み出されてきた

改めて聴きなおすと、深くそう感じる。

以前からヒッキーが好きだけど、今のヒッキーがリアルタイムで良いなと思える。


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