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存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

佐野元春& THE COYOTE BAND / HAYABUSA JET Ι

2025-03-11 22:19:21 | 佐野元春

2025,3,12発売 21枚目のアルバムをフラゲ
デビュー45周年

往年のファンにも 勿論。若い世代にプレゼンテーションしている。
佐野元春を以前から知っている人の中には、いわゆるセルフカヴァーと捉える人もいるとは思うけれど、
佐野元春は「再定義」アルバムと表現している。
タイトルも歌詞も曲調も 今、この社会に響く曲として表現。

アルバムのタイトルは、去年、ビルボードのライヴのメンバー紹介の最期に Dr.kYonが 「隼ジェット!」と佐野元春を紹介していたように、以前から、「シン・佐野元春」と自ら呼んでみたり、「改名する」と冗談っぽく話したり、アルバムに「HAYABUSA JET」の呼称を使ったりしてきた。
デヴィッド・ボウイやジョン・レノンが別人格の存在でアルバムを出したりしていたように、佐野元春も新たな存在としてアルバムを出している。
毎回、佐野元春のやることには驚かされるし、リスクはあるかもしれないけれど、困難な挑戦も前進していく。本当に素晴らしい。

去年のTHE COYOTE BANDとのライヴの中では何曲かは演奏されている。配信された曲もあるが、今回アルバムで初めて聴く曲も。

ハートランド、ホーボーキング・バンド、コヨーテ・バンド
佐野元春のバンドの中で最も長くアルバム数も多くなったコヨーテ・バンドと共にライヴやアルバムを重ねて来た人たちにも、初めて聴く人たちにも佐野元春を堪能して欲しい♪

ステレオで爆音で1度じっくりと聴いた。
歌詞の冊子を読みながら聴いた。


M1.Youngbloods (New Recording)
原曲は正月三が日によく聴いている。
再定義で新たな息を吹き込む

M2.つまらない大人にはなりたくない (New Recording)
オリジナルは「ガラスのジェネレーション」

ライヴでも長らく演奏してこなかった曲だったはず。
こうして、この曲をライヴで聴ける期待感が溢れる。

「ガラスのジェネレーション」を聴くと、当時の自分から人生を経て現在の自分が聴いている感じがするけど、再定義だと漲るエネルギーがまた違う感じになっている

M3.だいじょうぶ、と彼女は言った (New Recording)
原曲が好きだけど、これは新曲に聞える
とても瑞々しい

M4.ジュジュ (New Recording)
原曲を始めて聴いた時の衝撃
コロナ禍でライヴで不在を歌った佐野元春

心地よく広がるサウンドと
君が居ない
思い

M5.街の少年 (New Recording)
オリジナルは「ダウンタウン・ボーイ」
原曲よりもテンポが速い
ウィスパー気味なヴォーカル

マービンゲイを聴く きっかけになった曲

何と心地よい響き
現代に響く音

M6.虹を追いかけて (New Recording)
ホーボーキング・バンドでセルフ・カヴァーもした曲
オリジナル・アルバム「カフェ・ボヘミア」でも何度も何度も聴いて来た曲

シンセで始まる
語りかける佐野元春

見せかけの輝きはいつか錆びて行く できることだけを続けていくだけさ

M7.欲望 (New Recording)
原曲のギターのイントロがどうなるのか?
そう思っていた。

こういう感じになるとは!

歌い上げるというより、スポークンワーズに寄っているのかもしれない。
演奏、凄いよ。

M8.自立主義者たち (New Recording)
オリジナルは「インディヴィジュアリスト」

この曲は色んなアレンジがされてきた。どれも魅力的。
クールな感じだけど
魂は熱く

M9.君をさがしている (New Recording)
コヨーテ・バンドで、どう再定義されるんだろうって思っていた曲の一つ。

ある意味さらっとしてるところが良い感じ

M10.約束の橋 (New Recording)
原曲と違和感がなく始まる

間奏も良い感じ♪

ベースがジンジン来るねえ



インタビュー記事を読んでいると、5月に7インチ・シングルレコードの5枚組BOXセットが発売されるという。
その5枚は、このアルバムの10曲であるという。
最近、レコードでリクエスト曲をラジオでかけるというのが流行り出しているようだ。
音的にもヒップホップを意識した低音も響かせているという
レコード買おうかなあ
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