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仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

京都ひとり旅(メモ)・・・初日(続き)

2009-11-10 09:09:35 | 仙丈放浪記
<初日>続き


【京都ネーゼ】

予約した6時ジャストに京都ネーゼ入店。
すでにカウンターには年配のご夫婦がいた。
フライングぢやないの?

とりあへずスプマンテ2杯。
「料理はハーフにしませうか?」
と森シェフ。
この店はこれがとつてもありがたい。
お蔭で、ひとりでもたくさんの種類を食べられるのだ。

ちなみに、食べた料理は殆ど覚えていない。
「キンカン入りカルボナーラ」
「淡海地鶏(内臓)のスモーク」
この2品は、絶対に食べようと行く前から思つていたので、さすがに覚えている。
食べた料理を思い出すために、写真を撮るつもりでカメラをカウンターの上に用意していたのに・・・
料理のおいしさに負けて、撮るのを忘れてしまつた。

飲み物までハーフにしてくれた。
赤5杯(だつたと思ふ)、白2杯(だつたと思ふ)

後半は、「ローマの休日」を見ていた。
森シェフに、「涙流してませんでした?」とからかはれた。
どうも涙もろくなつていかん。
すると森シェフ、追い討ちをかけるやうに「カサブランカ」を・・・
これはいかん!
ほんたうに泣いてしまふ。

といふわけで、9時に退散。
3時間もの間、立て続けに飲んで食べてしたのに、お勘定は万札1枚でおつりがくる。
アンビリーバボー!
計算違いをされたんぢやないか、と思ふほどだ。
いいなあ、京都の人は、こんな素晴らしいお店があつて・・・



【日本酒バー あさくら】

「京都ネーゼ」を出た私は、木屋町三条を上がり、御池通りに出る手前の路地を東に入った。
路地の奥のビルの2階に「日本酒バー あさくら」があつた。

カウンターだけの小さな店。
カウンターは詰め込めば10席とれるかどうか。
椅子はぎちぎちに並べられているので、満席になつたら、身動きがとれなささう。

先客は、常連らしい若い女性。
マスターも若い。
「利き酒セット」(1,250円)を注文した。
これは、3種の酒をガラスの猪口で飲み比べるといふもの。
1杯あたりが少ないので、味見にはちやうどいい。
滋賀の「大治郎」、岐阜の「小左衛門」、奈良・御所の「篠峯」。
私には「大治郎」が美味しくいただけた。

マスターが常連さんとの会話に戻って、さびしくなつたので、早々に引き上げた。
勘定は、2千400円。
あれ?
チャージがあるにしても、注文した金額の倍といふのは、ちと高いのでは?


「あさくら」を出て、ホテルへ。
酔い醒ましに、ぶらぶらと歩いた。
御池から鴨川べりを歩いて、「鴨川等間隔の法則」を鑑賞。
三条から先斗町を下つて、いくつかの店の場所を確認し、四条へ。
四条でタクシーを拾はうと思つていたのだが、気分が「歩きたいモード」に入つてしまつた。
木屋町を下がつて河原町に出て、高辻を西に向かつてひたすら歩くとホテル。
近くのコンビニで水とおつまみを買つて、「ただいま」。
ぎりぎりで午前様回避。

部屋でメールチェックなどしているうちに午前1時。
先日面接を受けた企業から、不合格の連絡が届いていた。
ま、想定の範囲内だけど、寂しい。

1時半就寝。




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