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仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

『疫病神』   黒川博行

2004-12-31 15:50:31 | 讀書録(ミステリ)
疫病神

新潮社

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書籍名 疫病神   カテゴリー ベストセラー     
著者名 黒川博行   発行年(西暦) 2004  
出版者 新潮文庫   値段 600-800円
 
感想 ☆☆☆☆


このところ、立て續けに黒川博行を讀んでゐる。

この作品も惡い奴らがたくさん出てきて面白い。
主人公の相棒となるやくざの桑原がたいそう魅力的だ。
やはり、やくざは大阪弁が似合ふなあ。

筋立ては私には理解できないほど混み入つてゐる。
なんせ、途中で企業や暴力團の相關圖が出てくるくらゐだ。
讀んでゐて、こいつはどちらのスジだつたつけ、とわからなくなるもしばしば。
さういふ意味でも、この本は繰り返し讀めるかもしれない。


2004年10月4日讀了


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