仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

箕面の紅葉_ その1_往路 ( D80 & 18-50mm )

2008-12-02 18:49:33 | 仙丈放浪記


自宅から最も近い紅葉の名所、箕面の瀧へ行つて來た。

阪急箕面驛までは、1度乘り換へをするものの、自宅の最寄驛からわづかに7驛。
自宅を出て30分足らずで着いてしまふ。
こんな身近に紅葉の名所があることを喜ぶべきなのだらうが、これまでに1度行つたきり。

驛から瀧に向つて歩きだすと、すぐに溪流沿ひの道になる。
右手に溪流を見ながら歩く。
暫くは左手に土産物屋が竝び、「もみぢのてんぷら」をあげるにほひがただよふ。
てんぷらは好物だが、ここの油はあまりよい油を使つてゐないのか、胸やけがしてくる。

紅葉はどうも不調のやうだ。
時期が遲過ぎたのか、それとも早過ぎたのか。
鮮やかな色合ひのものになかなか出會はない。

多少なりとも綺麗かなと思へる紅葉に出會ふと、あたるを幸ひとばかりに、パチパチと寫眞を撮りまくつた。
そんななかで、いくぶんマシかな(私にとつて)と思へるものをいくつかアップする。



日を透かす感じにすると綺麗になるのだけれど、どうしても赤がベタッとした感じになる。



これは料亭かなにかの前庭を撮つたもの。
黄色く色づいた葉と作り物の瀧が綺麗だつた。



かうして見ると、なんかパッとしないなあ・・・



もつと黄色が鮮やかだつたのだが、少しおとなしい畫になつてしまつた。



日が差してゐない紅葉は難しい。
どうしてもベタッとした感じになつてしまふ。
カメラの所爲?腕の所爲?



黄色はたいたいこんな感じ。
もう少し露出をあげると、今度は色が飛んでしまふ。


寫眞を撮りながらゆるゆると歩いていくと、やがて前方に瀧が見えてくる。
平日といふこともあつて、人はさほど多くない。



橋の欄干にカメラの底をつけて撮つた。
絞りを22にし、ISOを100にして、出來るだけシャッター速度が遲くなるやうにした。
なんとか、少しは瀧の流れが綺麗に撮れたかな?



こちらは、同樣にシャッター速度を遲くし、石垣に半分登つて、氣合ひで手ブレしないやうにカメラを構へて撮つたもの。
苦勞したわりにはたいしたことない。。。



これは欄干に助けて貰つたもの。
やはり瀧はタテ構圖がいいなあ。
でも、もう少し瀧壺を入れておけば良かつた・・・



<使用カメラ> : Nikon D80
<使用レンズ> : 「Sigma 18-50mm F2.8 EX DC MACRO」




コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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初めまして (ウリウリ)
2008-12-03 22:56:59
初めてコメントします。現在 東京で単身ですが、実家 徒歩 桜井駅 なので 箕面にはよく行きました。この時期が こんなに綺麗とは知りませんでした。 紅葉の天ぷら 食べましたか?
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ウリウリさん (仙丈)
2008-12-04 00:04:41
初めまして。
單身赴任はたいへんですね。
これから寒くなりますので、おからだにはお氣を付けて。
櫻井といふと、石橋からひと驛目でしたつけ?
箕面に近くて、環境が良ささうですね。

ちなみに「もみぢの天婦羅」は食べませんでした。
油のにほひだけで胸やけ氣味でしたので・・・

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