自宅から最も近い紅葉の名所、箕面の瀧へ行つて來た。
阪急箕面驛までは、1度乘り換へをするものの、自宅の最寄驛からわづかに7驛。
自宅を出て30分足らずで着いてしまふ。
こんな身近に紅葉の名所があることを喜ぶべきなのだらうが、これまでに1度行つたきり。
驛から瀧に向つて歩きだすと、すぐに溪流沿ひの道になる。
右手に溪流を見ながら歩く。
暫くは左手に土産物屋が竝び、「もみぢのてんぷら」をあげるにほひがただよふ。
てんぷらは好物だが、ここの油はあまりよい油を使つてゐないのか、胸やけがしてくる。
紅葉はどうも不調のやうだ。
時期が遲過ぎたのか、それとも早過ぎたのか。
鮮やかな色合ひのものになかなか出會はない。
多少なりとも綺麗かなと思へる紅葉に出會ふと、あたるを幸ひとばかりに、パチパチと寫眞を撮りまくつた。
そんななかで、いくぶんマシかな(私にとつて)と思へるものをいくつかアップする。
日を透かす感じにすると綺麗になるのだけれど、どうしても赤がベタッとした感じになる。
これは料亭かなにかの前庭を撮つたもの。
黄色く色づいた葉と作り物の瀧が綺麗だつた。
かうして見ると、なんかパッとしないなあ・・・
もつと黄色が鮮やかだつたのだが、少しおとなしい畫になつてしまつた。
日が差してゐない紅葉は難しい。
どうしてもベタッとした感じになつてしまふ。
カメラの所爲?腕の所爲?
黄色はたいたいこんな感じ。
もう少し露出をあげると、今度は色が飛んでしまふ。
寫眞を撮りながらゆるゆると歩いていくと、やがて前方に瀧が見えてくる。
平日といふこともあつて、人はさほど多くない。
橋の欄干にカメラの底をつけて撮つた。
絞りを22にし、ISOを100にして、出來るだけシャッター速度が遲くなるやうにした。
なんとか、少しは瀧の流れが綺麗に撮れたかな?
こちらは、同樣にシャッター速度を遲くし、石垣に半分登つて、氣合ひで手ブレしないやうにカメラを構へて撮つたもの。
苦勞したわりにはたいしたことない。。。
これは欄干に助けて貰つたもの。
やはり瀧はタテ構圖がいいなあ。
でも、もう少し瀧壺を入れておけば良かつた・・・
<使用カメラ> : Nikon D80
<使用レンズ> : 「Sigma 18-50mm F2.8 EX DC MACRO」
單身赴任はたいへんですね。
これから寒くなりますので、おからだにはお氣を付けて。
櫻井といふと、石橋からひと驛目でしたつけ?
箕面に近くて、環境が良ささうですね。
ちなみに「もみぢの天婦羅」は食べませんでした。
油のにほひだけで胸やけ氣味でしたので・・・