
けふの散歩の途中で出會つた、奇妙な味はひのもの。
まづはこれ。
これは花なのだらうか?
確かに花のやうに見えるが、これで咲いてゐるのか?
それとも萎んでしまつたあとなのか?
それともこれから花開くのか?

これは、蟲に喰はれたから、このやうな色になつたのだらうか?
それとも病氣にかかつてゐる?
なにはともあれ、病的な美しさを感じてしまふ。
頽廢的な美しさとでも云はうか。

百合の花である。
そんなことは誰でもわかる?
でも、百合の花の花びらが、こんなに作り物のやうにてらてらとしてゐることは誰もが知つてゐるわけではないだらう。
少なくとも私は初めて氣が附いた。

芙蓉の花の蕾。
このカタチ、どこかで見たやうな氣がして寫眞を撮つた。
どこで見たのだらう・・・
佛教で、このやうなカタチの道具がなかつたか。
確か、漢字は忘れたが、「トッコ」だか「ドッコ」だか云つたと思ふ。
何に使ふのかは知らないが。

白い。
妙に白い。
氣になるので、ひつくり返して表を見てみたら、普通の葉つぱだつた。
<使用レンズ>:すべて「AF MICRO NIKKOR 60mm F2.8D」
まづはこれ。
これは花なのだらうか?
確かに花のやうに見えるが、これで咲いてゐるのか?
それとも萎んでしまつたあとなのか?
それともこれから花開くのか?

これは、蟲に喰はれたから、このやうな色になつたのだらうか?
それとも病氣にかかつてゐる?
なにはともあれ、病的な美しさを感じてしまふ。
頽廢的な美しさとでも云はうか。

百合の花である。
そんなことは誰でもわかる?
でも、百合の花の花びらが、こんなに作り物のやうにてらてらとしてゐることは誰もが知つてゐるわけではないだらう。
少なくとも私は初めて氣が附いた。

芙蓉の花の蕾。
このカタチ、どこかで見たやうな氣がして寫眞を撮つた。
どこで見たのだらう・・・
佛教で、このやうなカタチの道具がなかつたか。
確か、漢字は忘れたが、「トッコ」だか「ドッコ」だか云つたと思ふ。
何に使ふのかは知らないが。

白い。
妙に白い。
氣になるので、ひつくり返して表を見てみたら、普通の葉つぱだつた。
<使用レンズ>:すべて「AF MICRO NIKKOR 60mm F2.8D」
芙蓉のつぼみ、確かに何かに似ているとは思ったんですが、人に言われて気がつくものですね。
そういえば仏像がこんなの持ってた、と思い出して(ドッコという名前を参考に)ちょっと調べたら、金剛杵(こんごうしょ)の一種で九鈷杵(きゅうこしょ)が似ていますね。
私も受け売りですが、金剛杵は「バジュラ」とも呼ばれ、密教の法具だそうです。
ドッコは真ん中の心棒のみの形をした物のようです。
ここから余談ですが、昔「菊池としを」氏の漫画で「蓮華伝説アスラ」というのがあって、その中にバジュラって出てきました。
おぼろげな記憶の中で、その形がこんな様だったと思い出しました。
いつもありがとうございます。
私も遲まきながら調べてみました。
(国語)とっこ とく―0 1【▽独▼鈷/▽独▼股】 (三省堂「大辞林 第二版」より)
〔「どっこ」とも〕
(1)密教で用いる仏具の一。種々の金属・象牙などを主材料とし、中央に握り部分があり、両端がとがっている杵形(きねがた)の仏具。とこ。独鈷杵(とつこしよ)。
密教系の佛像がこんなのを持つてゐましたね。
たいてい、怖い顏してゐたやうな氣がします。
芙蓉の蕾が何かに似てゐると思つたのが私だけではなくて、嬉しいです(笑)
ちなみに、私は高橋克彦さんの小説に出てくる空海が独鈷らしきものを持つてゐる插繪を思ひ出しました。
というより真正面から見る癖がついてしまっています。
(自分の撮る花の写真はほぼ真正面ばかり)
一枚目はチョウセンアサガオ。
もうちょっと開くはずです、たぶん…
白が普通ですがあの色は慣れない…
二枚目の葉は秋がすぎれば全部あんな色になりますよ。
夏だと頽廃のにおいを感じさせますが…
紅葉の時期は一枚一枚見てないという気もします。
1枚目はチョウセンアサガオといふのですね。
朝顏といふ感じではないですが・・・
チョウセンアサガオといふからには朝鮮から來たのでせうね。
さういへば朝鮮人參もニンジンのやうには見えないですね(笑)