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仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

11月13日(火)

2007-11-13 22:34:11 | 日々雜感
昨夜から、横山光輝の「項羽と劉邦」を讀み始めた。
コミックス版とはいへ、文字が小さいので、私には辛いものがある。
セリフはまだよいのだが、「地の文」がかなり讀みづらい。
そろそろ老眼鏡が必要になつてきたのだらうか。

前日にまともな睡眠をとつてゐない所爲か、2時過ぎには眠つたやうだ。
7時半に目が醒めたら、食べようとしてゐたジャイアントコーンがあたりに散亂してゐた。
いきなり「落ちた」のだらう。

外はどんよりとした空。
きのふよりはましだが、それでも寒さを感じる。
暖かくしてマンガを讀まう。
二日醉やら睡眠不足からは脱したやうだが、活動意欲は相變はらず皆無。
ずぶずぶと沈みこんでゆくやうな感覺はないので、けふは大丈夫かもしれない。(09:10)

夜。
DVDに録畫しておいた、「燃えよ劍」の第23話から第26話(最終話)までを一氣に觀た。
沖田總司が病に倒れ、土方は宇都宮城を新撰組生き殘りの隊士たちとともに落し、さらに北へと向つた。
蝦夷地にお雪が來て、さらには壬生の傳三が來た。
傳三は鳥羽・伏見の戰ひの時と同樣に「誠」の旗を守つて、そして死んだ。
土方歳三は函館政府軍が降伏する6日前に、ひとりで官軍の本部に切込みをかけて蜂の巣にされて死んだ。
何者かと誰何され、應へて曰く、「新撰組副長、土方歳三」。
何とカッコイイ死にざまであらうか。
「武士らしく死ぬ」こと、それが土方歳三の願ひだつたのだらう。
世の中がどう變はらうとも、信義を貫き通したい。
栗塚旭さんのセリフから、土方歳三の思ひが私のこころに浸み透つた。
まづ「如何に死すべきか」ありき。
それがあつて初めて「如何に生くべきか」がわかる。(22:33)


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