檜山が決めた！８０勝到達でＭ５！

倉敷・マスカットスタジアムでの廣島戰。
序盤の大量得點で、けふは樂勝だと思つたのだが・・・
廣島６－８阪神。

先發投手は、阪神が福原、廣島がレイボーン。
福原は先日パパになつたところで、
けふが子供が生まれてから初めての試合なので、是非とも勝ちたいところだ。

１囘表、片岡の犧牲フライで１點。
２囘表、なんと福原が自らのタイムリーで１點。
３囘表、今岡のタイムリーで１點、藤本の走者一掃のタイムリーで３點。
この時點で、０－６となり、けふは樂勝だと思はれた。

しかし・・・
３囘裏、３失點。
４囘裏、１失點。
５囘裏、１失點。
福原は結局５囘を投げて５失點。
いつのまにやら、５－６といふ接戰になつてしまつた。

６囘はサジキ。
７囘と８囘の0/3をウィリアムス。
８囘0/3、ノーアウト１壘で藤川の登板。
球威はあつたと思ふのだが、２アウトまで取つたものの、代打の森笠に打たれて１失點。
６－６の同點に追付かれてしまひ、この時點で福原の勝ちはなくなつた。

さて９囘表。
先頭の鳥谷が内野安打で出壘。
續く片岡がライト前ヒットで、ノーアウト１壘２壘。
金本が凡退、代打の濱中も初球を打上げてアウト・・・
２アウトとなり、檜山が打席に入る。
ここで、檜山が左中間を深々と破る、フェンス直撃のタイムリー２壘打を放つてくれた。
これで２點が入り、６－８と勝ち越し！
セカンドベースに立つ檜山の姿に、後光が射してゐるのが見えた。

９囘裏は久保田が抑へてくれた。

勝利投手は、福原の勝ちを消してしまつた藤川。
もちろん藤川は嬉しくないだらう。
福原も５囘で５點取られて勝利投手では、どこぞの誰かのやうで寢覺めが惡からう。
まあ、野球にはこんなこともあるといふことだ。
久保田はこれで２４セーブ。

通算成績は８０勝５２敗５分で貯金２８。
８０勝といふ數字は、やはり優勝のひとつのメルクマールだらう。
おそらく、あと３勝か４勝で優勝が決る筈だ。
優勝へのマジックは５。
ナイトゲームの中日・讀賣戰で中日が負けるとマジックは４となる。
殘り試合は９。

あ、さういへば、マスカット喰ひたいなあ～！