仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【2012公式戦】 ● 阪神 1-5 讀賣 (甲子園) 

2012-04-08 17:27:16 | 阪神タイガース
19歳の宮國に抑え込まれて、6回までわづか1安打。
7回に柴田の2ベースと新井のタイムリーで1点取ったものの、5点取られた後だけに焼け石に水。
宮國はカーブ、スライダー、フォークを低めに集めた丁寧なピッチング。
かわいい顔して、落ち着き払ったマウンドさばき。
敵ながら天晴れと云っておこう。
いやな投手が出てきたものだ。

しかし、それにしても阪神打線は打てない。
6安打したとはいえ、打線がつながらない。
昨日にしても、勝ったとは言いながら、3安打しか打っていない。
3番・鳥谷は、きょうは9回にヒットを打ったが、本来の状態ではない。
しつこいけれど、打線の奮起を強く望むものである。

そうした中で、柴田が2安打。
外野のポジション争いは熾烈だ。

ところで、城島。
2回表、阿部の強い打球を胸でとめて処理した時に、どこかを痛めたらしく、引っ込んでしまった。
やっと膝が治って野球が出来るようになり、本人も喜んでいただけに、心配だ。
たいしたことなければよいのだが・・・

・・・・…・…・・…・…・・…・…・・…・…・・…・…・・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…
先発投手は、阪神が岩田、讀賣は宮國。

立ちあがり、岩田は2者連続三振。
これは調子が良さそうだと思いきや、3連打されて早くも失点。
これで讀賣の無得点イニングが途切れてしまった。
偉大な記録を打ち立ててほしかったのに、勿体ない事をした。

2回表には谷と長野に連続タイムリーを喫してしまい、0-3。
4回表、またもや谷にタイムリーを打たれて、0-4。

一方の阪神打線はといえば、プロ初登板の19歳・宮國の変化球に翻弄されて手も足も出ない。
3回裏、新井良太が四球を選んで出塁するも小宮山が併殺打。
4回裏、柴田がチーム初ヒットを打ったが続く鳥谷が併殺打。
初物に弱いといわれる阪神打線の本領発揮である。
しかし、宮國、スライダーとカーブがいい。
平野なんて、足にあたるスライダーを空振り三振していたし、きっとかなりキレがいいのだろう。

5回表、岩田から小嶋に投手交代。
いきなり長野に四球を与え、阿部にヒットを打たれて、ノーアウト3塁1塁のピンチ。
暴投を挟み、2アウト3塁2塁から亀井に死球をぶつけて、2アウト満塁。
危険球退場となった小嶋に代わり、渡辺亮が急遽マウンドに上がったが、押し出しの四球で0-5。
これで勝敗は決まってしまったが、せめて阪神の得点シーンを見たいものだ。

7回裏。
柴田がカーブを引っ張って1塁線を破る2ベース。
鳥谷が四球を選び、ノーアウト2塁1塁の場面で新井がライト前にタイムリー。
やっと宮國に一矢報いた。
しかし、ブラゼルが併殺、マートンも内野フライに倒れて追加点ならず。
まあ、得点シーンを見ることが出来たので良しとしようか。

9回裏。
1アウトから、鳥谷にやっとヒットが出て、新井もヒットで続いたが、ブラゼル、マートンが凡退しゲームセット。
打線がつながらないなあ・・・


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