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仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

読書録 2024年3月下旬

2024-03-31 21:38:00 | 読書録(備忘)
『明治文学小説大全』 (全50篇)3月21日明治28年(1895年)『書記官』 川上眉山初読。短篇。略体字、現代仮名遣。川上眉山という人を初めて知った。とある湖の近くにある温泉宿で、書記官つまり官僚の奥村辰弥は実業家の三好善平と出会い、善平の末娘、光代に懸想するのだった。なんともたわいもない話。同年の日清戦争を日清事件としているのが興味深い。3月22日明治29年(1896年)『照葉狂言』 泉鏡 . . . 本文を読む
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