徒然なるままに

特にどのジャンルと決めずに書いていきます。

北海道紀行その五

2019-09-15 17:00:00 | 旅行
とうとう最終日。
とてもいい感じのホテルを出たのが8時くらい。どうしようか悩んでました。一つは、馬産地である北海道で馬を見に行く。か、経営破綻した夕張に行ってみる。か、と考えた結果、車のエンジンをかけてナビが「今日は石炭の日です。」と、言ってきたので夕張に行ってみることに。まぁ、縁ですな。

途中で見覚えのある地名を見かけ、寄り道を。



三笠と言う所にある鉄道記念館だったかな?前日コメント欄にasaさんから鉄はどうですか?と聞かれたこともあって少し調べてました。笑

看板は見えません。笑
中をミニSLを走らせたり、足漕ぎのトロッコの線路があったり設備は充実してますが、いかんせん場所が悪くてお客さんがいません。僕がいる間も僕以外は1組のみ。それも記念館には入りませんでした。笑


記念館に入って、まずは昔の切符売り場の機械。自動券売機無かった頃ですね。


改札の鋏。昔、憧れたな。


切符に日付を入れる機械。ここを通すと日付が入るそうです。


乗務員が持つ行路表かな。


駅の発車時刻表。1日7本。最終20時。到着はもう少し遅くなるとは言え駅の営業時間は短そうですよね。貨物はあるんでしょうけど。



昔の写真。賑わってたかは分かりませんが構内は広そうですよね。


標茶駅だったかな?当時は車も普及してなかったからか、鉄道利用者多かったんですね。



北海道らしい大型の除雪車。


ラッセル車とも言うらしいです。黒いと物々しいですね。

昔の客車。

テッド。笑

運転席に置いて見ました。

前を望むテッド

この車両の運転席でした。

SLにもご乗車。

SLの運転席は暗くて乗車を諦めました。


トンネルの先まで線路は続いてました。昔の線路を使ってらみたいです。
そんな感じの鉄道記念館ですが、平日という事を差し引いても厳しそうです。いつまで続けられるのか。



そこから1時間ほど移動して着いたのは夕張の石炭博物館。もうボロボロって感じで入り口とか荒れ果ててました。

時期的に草が生えやすい季節だからかもしれませんが、正直厳しそうです。


しかし、中はリニューアルされてるのか、綺麗でした。中では、障害のある方たちが掃除をしてくれてました。昔は石炭は黒いダイヤと呼ばれてたんですよね。


自虐過ぎてて思わず撮りました。財政破綻したとなると、確かにサービスは下がるし、負担は増えちゃいますよね。

一時期は十万人を越える人口がいたんですよね。いまの釧路市の半分くらい。練馬区の6番の1くらい。土地面積を考えるとかなりの人がいたんだな。と思いました。


資料を一通り見終わると地下(実際は一階)に降りて昔から今までの炭鉱の展示があります。


石を掘る人。

安全を守る人。
この奥が実際の昔の炭鉱体験ができる場所があったのですが、何かが原因で閉鎖中でした。

出口から見た景色。まだここは整備されてる方です。

場所が変わって夕張駅。廃線になってしまったので、奥の方にホームが見えますが、立ち入りは出来ませんでした。

夕張行くまでは、もっと夕張って広い土地のイメージがありました。メロンが有名なくらいなので。しかし、実際には山あいの小さな集落と言う感じの街で、確かに石炭が燃料の主だった時は良かったかもしれませんが、閉山してしまった今は本当に厳しいだろうなって思いました。観光にシフトしようとしたみたいですが、行きづらく行っても目玉になるようなものが少ない中では実際問題人は呼べないだろうなって思いました。市役所とかは立派でしたが、それの維持だってバカにならないでしょうし、昔の団地みたいなのもあちこちにありましたが使われてる感じではなかったです。財政破綻してしまう理由が分かった気がしました。しかし、住んでる人からすれば切実な問題であって、こういった街が今後もっと増えていくのではないか?と、思うと少し考えさせられました。かといって何かが出来るわけではないんですが。


ぱんじゅうと言うあんぱん?みたいなやつ。美味しかったです。



少し車を走らせて、南大夕張と言う廃線になった駅にあるラッセル車を見に行きました。


黒バージョンですね。


保存会があるらしく、適度に活動してるみたいです。


客車も付いてましたが、定員が夏と冬で違うのは何故ですかね?厚着をするから?笑



続いて道の駅を二つ回りました。一つ目はあびらD51ステーションというところ。名前の通りD51が置いてあります。

 外には特急車両も置いてありました。


国鉄色に塗られた特急。右に見える線路は土日とかに、クラにあるD51が動くらしいです。

国鉄テッド!

JR北海道の特急。見切れてしまいました。

最後に立ち寄ったウトナイ湖にいた白鳥。この旅唯一の野生生物でした。笑

テッドも覗き顔。

人に慣れてるのか、意外と近くまで来ました。餌はあげないよ。


新千歳空港に戻り、駐車場に車を止めてレンタカー会社に電話をして、お土産を買った後、ピーチは、オンラインチェックインが出来ないのでチェックイン時間を待ってからだったので時間が無くなりました。とりあえず行く前に職場の人に勧められていた、ビールと


スープカレーをいただきました。お勧めいただいた通り美味しくいただきました。北海道で暮らしてた時はスープカレー出たてで食べたことなかったので初でした。

成田に着いて、久し振りにバスでターミナルまで移動して、普通列車グリーンで東京経由で帰りました。

久し振りの北海道満喫しました。
さて、山レポ二つ。がんばるぞぉー