また見たよ…汚部屋の夢。
超巨大一軒家、延々和室が縦に続いていて横に廊下があり、一番奥が床の間の様な仏壇と側面の壁に顔を祖父母より前の先祖の遺影が飾られてる古い日本家屋。
各部屋の真ん中は足の踏み場があるけれど、壁際には物が溢れている。
本棚にも誰も見ないような日焼けで茶けた本がぎっしり詰まっていて、しかもたまに本じゃない小物ケース(数珠とか古びたネックレス入れ)が本みたいにあたかも挟まってて、蓋が空いて細かい中身が零れ出ている。
和室から廊下に行く途中には着物かけがあるのだけど、傍らの床にはたくさんの衣類も落ちているし、着物かけから着物片方の肩がずり落ちている。廊下に出るには着物を踏んづけないといけない。
でも、その環境で夢の中の私は当たり前のように生きていて、兄弟からチクチクと嫌味を言われる。
という地味な悪夢。
目覚めたときに思った。
「もうこれは先祖や家という名の呪縛、もとい、怨念だな」と。
あの家は多分今まで生きてきた人にとっては遺すべき資産であり遺すべき繋がりであるのだろうけれど、受け取る側がその価値観に染まりきれていなければ単なる呪縛だ。
あの家の誰が見られてもいない赤茶けた本の面倒を見て、数珠や宝石をメンテナンスし、着物や衣類をきれいに片付け、ななめになった先祖の写真を真っ直ぐさせるのだろう。夢の中の私は酷くうんざりしていた。どうせお前らやらないんだろ?って。
あれ、何なんだろうな。
まだ普通にあることだと思うけど、「こういう価値観は当然に持っているだろ?もっていない奴は◯◯◯(←差別用語)やな」みたいな無言の圧に生き方を制限されるやつ。
ああせい、こうせい。
非常識だ。
なっとらん。
若かりし頃社会人になって地方出身のおじさんが「あいつらは◯◯◯だねぇ」と言っていたの生で聞いたことある。
偉そうに自分は普通で、自分の価値観から照らしてそうでない人達を批評家的に言ったのだろうが、まだうら若き私にはそんな言葉を他人に聞かせるその人自身が◯◯◯だよ、と思っていた。
夢の内容に思いを馳せるうちに、離婚して子供らと縁を切った叔親戚のことを思い出した。
あの買い手のつかない田舎の複数の土地、どうやら私の甥姪に相続させるつもりらしいが、そこまでの価値観を持っていない甥姪はどう思うのだろうか。
体の自由が効かなくなる老人になる前に私自身は処分しなければ。
もう汚部屋嫌だよぅ🥲🥲🥲
記憶から全て抹消してしまいたい。
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