鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

大騒ぎ

2011-06-18 19:27:42 | 
猫の砂、新しいのを買ってみたの。
オカラから出来たと言う「エコ」をうたったもの。
値段も今使っているものより1,000円くらい安かったので
買ってきて御機嫌で使ってみた。
今の砂に新しいのを混ぜて、「はいどうぞー」と
カムイを呼んでみたら。


砂を食べ始めた


新しい猫砂は
「少しなら食べていいけど、沢山食べちゃったらお医者さんつれてってね」
と書いてあるが、今までの猫砂は
当然「砂」なのでそんな文言はない。

考えるより先に家を出る。
速攻初めて行ってお世話になったペットショップに行き
今使ってる猫砂を購入。
砂食べちゃってさーと言ったら
香料が入ってる猫砂は、その匂いによっては食べてしまう猫もいる、
と説明してくれた。この店員さんはほんと物知りだなあ。
感心してる場合じゃなかった。

猫砂は1箱しか在庫がなくて、次はいつ入るか判らないとのこと。
なんでもこの"Ever Clean"という砂自体を仕入れているお店が
少ないらしいので在庫調整が出来ないんだって。
とりあえず残っていた1箱買って
毎月2箱を定期購入する手続きを済ませて
走って帰ってくる(地下鉄駅からね)。

全部お取り換え。
砂ぼこりにまみれながらワーワー言ってお取り換え。
安物買いの銭失いとはまさにこのことだ。
あー疲れた。
今日何回町に出てんのよ、あたい。



たまらんぞDVD!

2011-06-18 16:13:53 | アラシゴト
いやー。
もうね、細切れに見ないと正気を保てないね。
Attack it!の翔さんの「ねっとり変顔」といい
モデルズや末ズのきゃっきゃ具合といい
そして何より大野さんの。
ええ「青大将」の(そんなあだ名ありません)。
ダンスと歌にしびれまくるのよー!

買って良かったね、みんな!ね!ね!
ちょー楽しいしょ!


病院終了

2011-06-18 12:11:15 | 
カム坊を病院に連れて行って来ました(*^^)v
ワクチンもついでに打って
つめ切りもしてもらって
血液検査の為に採取もしてもらって
念のため虫下しの薬を頂いて帰ってきました。
虫下しは今や皮膚から投薬する時代だそうです・・・。

血液検査の結果は後日だけど
ワクチンも打って先生に診て貰ったので
とりあえず一安心かな。
目は異常なし!だそうです♪
口臭については、口内炎が出来ているので
そのせいじゃないかということ。
しかし年の割に、そして野良のわりに
歯石がほとんどついていない!と褒められ(?)ちゃったよ。

凄く怖い思いをしたカム坊は
それでも肉球に汗いっぱいかいて頑張っとりました。
この子はほんとに頑張り屋さんです。
看護婦さんが笑いながら
「すっごいちっちゃい声で”シャー”って言った」
と感想を聞かせてくれました(笑)。

家に帰って来てあたいがご飯食べてる間
カム坊はべったりさんになっていた。
怖かったねえ。えらかったねえ。
暫くくっついてたら落着いたみたいです。

お布団畳んだところで寝始めたので
あたいも近くへ行って座って、頭をカム坊の近くに倒してみた。
うとうとして、目が覚めたらカム坊はあたいの額に
自分の頭をぴっとりくっつけて寝ていた。

あんた、人を幸せにする天才やね。





誰が悪いのか

2011-06-18 08:39:39 | 
フラッフィーの話を書いてて思い出したもう1つのネタ。

近所には猫が沢山いた、当時の家(豪州)。もう大昔の話。
その中で、これまた長毛種なのだが白い猫がいた。
「スノーウィ」と呼ばれていたその家猫は
耳が聞こえない子だった。
住んでいた家のバックヤードまでの道は、
他人がおいそれと入れるようにはなっていなかった。
「あえて人が」入らなければ、
散歩途中に間違って入ってしまったなど、あり得ないことだった。
(ま、バックヤードってそういうもんかもしれんが)
ゆえに猫の飼い主は自由に家の中と外を出入りできるようにしていた。

近所には大きなジャーマンシェパードが2匹いた。
その家の飼い主は猫が嫌いだった。
特に目につくところにスノーウィはいなかったが
彼女の子供猫もいたから、犬の飼い主には「猫がたくさん!」と
若干ヒステリーにもなっていたのだろう。

ある日、その飼い主はジャーマンシェパードを
我が家のバックヤードに「あえて」放した。
犬は複数になると狩りの習性も顕著に出ると聞くけれど。
その二匹も庭でうつらうつらしているスノーウィを見つけて
飛びかかったのではないかと聞いている。
猫も耳が聞こえないので、反応も遅かったのだろうと聞いていた。
ただ、追いかけられる猫と追いかける犬達を見た他の近所の方が
「大変だ!」と思って飼い主に報告したらしい。

スノーウィの飼い主が慌てて帰って猫を探し出した時には
彼女の亡骸は白い毛が真っ赤に染まっていたとのことだった。
その悲しみたるや、私には苦しすぎて想像できない。
何故あえてそんなことしたのか。
現場にシェパードがいなくても、プルーフがなくても、
彼女はその犬の飼い主に抗議に行った。
犬の飼い主は事実を否定することなく、こう言ったそうだ。

「猫なんて飼うからよ」

彼女の中では、その行為は「正義」であって
猫を殺したことが悪いことなんて思わなかった。
いや、悪いことだと思っても「猫を飼うことをやめさせる」ためには
仕方ないことだという選択であったのかもしれない。

猫の飼い主も家の中だけで飼えば良かったのかも。
お互いの主張を聞けば、どっちも正しいのかとも思う。
ただ、なにも殺すこたないだろって思ったけどね。

忘れることが出来ない強烈な思い出。

猫が思いを馳せる時

2011-06-18 08:27:40 | 
むかーしむかしの話。
当時住んでた家の近所に「フラッフィー」という名の猫がいた。
今思えば、カムに似てる。
黒っぽい長毛種(正確にはサビ猫で毛が長い)で
結構な年だった。
住んでた家のバックヤードにいつも来ていて
ぽーっとしてるの。

フラッフィーはあたいがその家に住む前に
お隣さんに住んでいたらしかった。(ご近所で有名な猫だったらしい)
飼い主のお爺さんが死んだので、娘さんが引きとって
少しだけ離れた場所に引っ越したのだが。
フラッフィーは毎日うちのバックヤードにきていた。
何する訳でもなく、ぽーっと座っていた。
別に娘さんが嫌な訳でもなさそうで、
気がすんだらちゃんと家には帰っていたようだ。

フラッフィーは。
そのバックヤードでいつも、何を思ってたんだろう。
お爺さん、どこいったんだろうって思ったのかな。
あたいが洗濯物を干している時に声をかけると
逃げるわけでもなく頭をなでらせてくれた。
「つまらないものですが」とノミもいっぱいくれた(涙)。
Flea bitesで熱が出たのは、あれが初めてだった。

猫は薄情とか人につかないとか言われる。
フラもきっと、場所についていただけかもしれない。
でもあたいにはその時
彼は誰かを思って座っていたように見えた。

猫は、思いを馳せる生き物だと思う。