Sky from a jewelry studio---

どんな時間を生きていても、誰の上にも広がるそら。

美のリズム

2004-08-19 03:37:06 | jewelry
あれほど自分ではそんなに興味がないと思いこんでいたオリンピック観戦に結構はまりこんで、寝不足の毎日です。もともと毎日同じ生活を繰り返すことが大の苦手で、現在では毎日決まった時間にレッスンがあるので、その反動ではないかというほど、プライベートの生活リズムはぐちゃぐちゃだったのですが、(思えばここ5年ほどはずうっとぐちゃぐちゃだったような気も...)最近輪をかけてひどくなってきました。生徒さんに話したら驚愕されましたが、ちなみに昨日→今日は....

朝から夕方までレッスン→明るい雷にみとれつつ夕ご飯を食べてパタリ就寝(午後10時頃)→深夜1時頃おきてごそごそ。そうこうするうちにオリンピック野球がはじまる。観戦しつつ、急に作り置き用デミグラスソースが作りたくなり、調理。そしたらまた自分の何かに火がついて、今度は余ったカレーを用いてドライカレーと、簡単なカレーパンを作る。気が付けば朝の6時近く。
こうなったらもうやけくそで(?)お風呂にお湯をため、入浴。気が付けば完璧な朝を迎えていました・・・。

まあ、こんな感じです。これが日によっては14時間睡眠とか、夜中に起きて朝までビリヤード→レッスンへ突入とか、いろいろなバリエーションがあるわけですが、大体いつも、気が向いたときに何かをし始めて、そしたら興味がいろいろわいてきて、最終的には自分は何をやっているのか分からない状況に陥っている。というのが共通するパターンですねえ。まとまりがない。
でもいいや。ソースもおいしく出来たし、ついでにキッチンもきれいにしたし。でも今日の夕ご飯はうなぎの蒲焼きでした。謎。

好きなことを好きな時間にやっているというように、人から思われがちな自分だけど、やっぱり、周期というか、リズムはあるていどあった方がもしくは作り出した方が、より美に近づきやすい、と思うようになりました。
簡単な例をあげれば、リズムの乱れた生活をしていると、乱れた体つき、風体、オーラに包まれる。その逆もしかり。
勉強や何かを会得しようと思えば、短期集中より、ペースを決めてこつこつと、とか、そういう根本的なことに始まり、
作り出す何か(便宜的にジュエリーだとします)のフォルム自体がもつリズムにまで、そういうことが言えるような気がしてきます。
一日中、教室でFMを聞いている私にとって、音楽はとても大切なものなのだけれど、こないだ、ふと思いました。
「音楽は美しいもの(私にとって)だけど、聞くだけでなんだか楽しげな感じや、寂しさ、せつなさ、喜びやつらさや痛みを感じられるのはなぜだろう??」って。和音とか、リズムとか、声の調子プラスαでしょうか。
それはジュエリーに置き換えたらそのフォルムの黄金比率や石や地金の光の色や、リズムやバランスに関係してくるのかもしれないなあ。
見ている、つけているだけで楽しげなジュエリーとか、もしそのリズムを少しかえたら切なげになったり喜びにあふれたものになったりするようなジュエリー・・・・
いつか、そういうもの、作ってみたいです。

しかし、それ以前に、この生活リズムをもう少しまとまりのあるモノに変えて(もしくは方向性のあるもの)、お肌の美しさを取り戻しさなければ。もう寝ます...

むしむしと、けだるい一日:(現在)T/27℃:H/84% レッスンしつつ、マリッジリング(男性分)のデザイン考える。夜、ビリヤード。(写真はキャスト後、2、3日前に仕上げして完成した3個目のリング(silver925:ピンクトルマリン)です)