Sky from a jewelry studio---

どんな時間を生きていても、誰の上にも広がるそら。

虫のココロ

2004-08-11 03:28:00 | diary
前回書いていたビリヤード場の景品リングは昨日の内に仕上げ、(こちらは著作権?もあるし、写真はなしですが...)予定通り、縁起担ぎに晩のビリヤードの試合に着けてゆきました。
そのかいあってか、なんとか準優勝。試合は9ボールゲームで、私のハンデは相手が一手ミスしただけでも勝てるようなハンデなので、一年もやってりゃ、当然。と言われても仕方がないのですが。
しかし、そういうハンデでも、優勝まで勝ち続ける、というのは、やっぱり難しい。
その日に調子がイイからといって、試合に勝てる、というわけでもなく..(言い訳めいてきたのでやめます)

勝負の世界というのはありえないことが時に起こったりするから、おもしろい。
たまたまついたボールが、そのなりゆきで偶然9ボール(ゲームボール)が落ちて、勝ち!
ということも結構あります。こういうのをフロックとか、ラッキーとか呼ぶんだけど、これは一般には実力外の出来事として認識されます。実際そうなんですけど、最近「でもこれも力のうちかもね~♪」とも思うようになりました。うまくは言えないんだけど、個々の試合ごとに、流れとか、一瞬それがゆるんだりする時があって、そのどちらかのスポットにうまく入り込んだ方が勝つ、といったような感じ。
でも、難しいのは、そのスポットに意識して入ろうとすると失敗することが多いところです。
もちろん上手い人の方が失敗の確率も少ないのだけれど、逆に失敗の怖さもよりいっぱい知っている訳で、なかなか無心にはなれない。とにかく、ちら、とでも「よこしま」な思いが脳裏をよぎるとあんまりいい結果にはつながらないなあ。と思う。
でもこの技(?!)を身につけられたとしたら、結構勝負強くなれそうな。どっかの滝にでも打たれに行って来ようかな。

まあ、次の試合まで一ヶ月(月一で初心者用試合に参加しているのです)あるし、そろそろ頼まれモノの結婚指輪のデザインを煮詰めて、作る準備をするつもりです。
上の写真のリングは、生徒さんが作っているのを見て、隣で一緒につくったのですが、
生徒さんのものとはまたちょっと違うモノになりました。又彼女の作品も出来次第写真アップしようと思うのですが、ひとによって削り出されるアールやボリューム感の違いは、みていて本当におもしろいです。
出来上がり具合はさておいて、つやつや光るものを見るだけで幸せな気分になれる。
私ってホントに「夏の虫」です。

晴れ:T/28℃:H/80% キャスト後のリングを一ヶ石留め、仕上げる。(写真)