巨人戦スポーツ解説

プロ野球の巨人戦の解説です。

2016年2月25日。4. 首相、再増税延期で新条件 世界経済の「大幅な収縮」

2016-02-25 16:51:37 | Weblog
      2016年2月25日
#為替111.97円。円。112.50円。ユーロ、123.34円。円。124.14円。
#ダウ16484.99ドル。+53.21ドル。ナスダック4542.60。+39.02。
#前場、円。円。後場、16140.34円。+224.55円。
 日本の湖、沼、
ウトナイ湖 うとないこ 北海道 海跡 二級河川・安平川水系。 2/
ウトナイ湖(ウトナイこ)は、北海道苫小牧市の東部にある淡水湖。ウトナイトー、ウトナイ沼などとも呼ばれる。

概要[編集]

湖名の由来は、アイヌ語の「ウッ・ナイ・トゥ」(あばら骨の川の沼)。この湖を水源とする川に両岸からいくつもの小河川が合流するさまを、背骨と肋骨にたとえた命名である。 (山田秀三著 『北海道の地名』より)

南流する美々川が勇払川に合流する地点の1kmほど北にある。周囲は低湿地が広がり、沼が点在しているが、ウトナイ湖はその中で最大のもの。

タヌキモやヒシなどの水生植物群落が見られ、周辺にはマコモやヨシの群落、ハンノキ林が広がる。マガンやハクチョウなどの渡り鳥の中継地ともなっており、250種以上の鳥類が確認されている。1981年、湖周辺の5.10km2の範囲が、日本野鳥の会によって日本初のバードサンクチュアリに指定され、翌年には国指定ウトナイ湖鳥獣保護区(集団渡来地)に指定された(面積510ha、全域が特別保護地区)。1991年には日本で4番目のラムサール条約登録湿地となっている。
流入河川 : 美々川、オタルマップ川、トキサタマップ川
流出河川 : 美々川

スポーツ、
1. 【楽天】オコエ、バット折られながら2点適時打 チームトップ9打点目
スポーツ報知 2月24日(水)14時0分配信

【楽天】オコエ、バット折られながら2点適時打 チームトップ9打点目

2回1死二、三塁、バットを折りながらも左前適時打を放つオコエ

◆練習試合 西武―楽天(24日・サンマリンスタジアム宮崎)

 楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉外野手(18)が24日、西武との練習試合(サンマリン宮崎)に「8番・中堅」で先発出場。1点リードの2回1死二、三塁のチャンスで左前に2点適時打を放った。

【写真】藤浪からもタイムリー

 バットを折られながらも前進守備の遊撃手の頭を越える執念の一打。これで対外試合は3試合連続の打点でチームトップの9打点目。勝負強さを見せつけた。
.
【関連記事】
【楽天】オコエ初先発で打点 高卒新人では日本ハム・中田以来
【楽天】オコエ、プロ初安打、初打点、初盗塁の鮮烈デビュー!
【楽天】日本球界史上最重量、135キロの巨漢助っ人・アマダーが先制ソロ
【楽天】新助っ人ゴームズ“脱ヒゲ”「1人の男として見てほしい」
サンマリンスタジアム宮崎 、 適時打 、 遊撃手 を調べる

2. 日ハム栗山監督、開幕投手の大谷に“合格点” 「文句言う試合ではなかった」
Full-Count 2月24日(水)20時57分配信

日ハム栗山監督、開幕投手の大谷に“合格点” 「文句言う試合ではなかった」

日本ハム・栗山英樹監督【写真:田口有史】

練習試合で3回5K無失点、「責任を感じてやってくれているというのはあった」

 日本ハムの栗山英樹監督が、2年連続の開幕投手に指名した大谷翔平投手の投球に“合格点”を与えた。

各球団今オフの補強、退団、移籍、契約、戦力外一覧

 二刀流右腕は24日、沖縄・名護で練習試合・KIA戦に先発し、3回1安打無失点、2四球5奪三振と好投。初回に先頭打者に二塁打を浴び、2四球を与えるなど苦しんだものの、ここを無失点で切り抜けると、残り2イニングは4三振を奪うなど圧巻の投球を見せた。

 米アリゾナキャンプ中だった10日(日本時間11日)の韓国ロッテ戦で今季初登板初先発。それ以来のマウンドとあって、「間が開いていたので、どうかなと心配していた」と栗山監督。さらに強風も吹き荒れる悪条件の中でのマウンドとなり、「自分の感じになっていくまでちょっと時間がかかったというか、探っていた」と右腕の投球を振り返った。
.
今月6日に開幕投手を通達、「その責任を感じてやってくれている」

 ただ、右腕が立ち上がりに苦しんだことについては、指揮官自身、マイナスに捉えておらず、「それはそれで意味もあるだろうし、最初から無理するところじゃない」と話す。

「投げようとするものが一発目から決まった方がいいというのもあるし、いい面も悪い面もあった。その1つ1つを精度を上げる材料にしてくれれば」とし、「今日に関しては文句を言う試合ではなかった」と、いつもは厳しく評価する大谷に一定の評価を与えた。

 すでに、21歳右腕に開幕戦のロッテ戦(3月25日・QVCマリン)のマウンドを託すことを決断。本人には二刀流の元祖ベーブ・ルースの誕生日である2月6日に通達した。

「その責任を感じてやってくれているというのはあったと思う」と栗山監督。この日の投球から、大役を任せた右腕の強い気持ちを感じ取った様子だ。
.
フルカウント編集部●文 text by Full-Count

【関連記事】
米メディアが選ぶ「メジャー最高の先発9投手」の中に日本人3投手
斎藤佑樹はなぜ“寵愛”を受けるのか 栗山監督が右腕にかける理由とは?
米国で絶賛止まらず 大谷は「地球最高の有望株の1人」「速球は噴火のよう」
20代に混ざってイチローがランクイン 「41歳で!」一塁到達はMLBトップ5入り
156キロ右腕、ダル絶賛右腕、高校NO1左腕…2016年秋のドラ1候補はこの12選手

3. 【巨人】先発・高木勇、3回3安打1失点「課題見つかった」開幕ローテ入りアピール
スポーツ報知 2月24日(水)14時21分配信

【巨人】先発・高木勇、3回3安打1失点「課題見つかった」開幕ローテ入りアピール

2回1死、福田を一塁ゴロに打ち取り、ギャレットとグータッチをする先発・高木勇

◆練習試合 巨人―中日(24日・那覇)

 巨人の高木勇人投手(26)が24日、中日との練習試合(那覇)に先発した。自身今年初の対外試合は3回3安打1失点。直球、変化球ともにキレがあり、開幕ローテ入りをアピールした。

【写真】中日はネイラーが好投

 初回は先頭・遠藤に内野安打で出塁されたが、続く井領をフォークで空振り三振。3番・平田は高めの直球で空振り三振に打ち取った。3回1死一、二塁から遠藤に中前適時打を浴びたが、続く井領を冷静に遊ゴロ併殺に抑えて最少失点。「昨年の秋のキャンプからやってきた課題はできました。ただ変化球がヒットになったり、新たな課題も見つかった。今日出た課題をしっかり克服できるように練習していきます」と話した。

 1年目の昨季は1年間先発ローテを守り、9勝10敗。2年目の今年はさらなる飛躍が期待される。
.
【関連記事】
【巨人】岡本「波乗りジョニー」で不振脱却 ノリノリ一新打で同点
【巨人】桜井、サクサク3回4Kデビュー!尾花コーチ「開幕ローテある」
【巨人】大黒柱の“喝”阿部口火の二塁打 ベテランも負けん!
【巨人】中川、気合の2回完全!前回紅白戦から変身
先発ローテ 、 アピール 、 高木勇人 を調べる

4. 谷の新球にパ007から悲鳴 チェンジアップ見せられ「普通でも打てないのに…」
デイリースポーツ 2月25日(木)5時0分配信


大谷の新球にパ007から悲鳴 チェンジアップ見せられ「普通でも打てないのに…」

 3回、新球チェンジアップを投げる大谷

 「練習試合、日本ハム12-2KIA」(24日、名護)

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が24日、韓国・KIAとの練習試合に先発し、“新球”チェンジアップに手応えをつかんだ。3回を投げ、1安打5奪三振で無失点。チェンジアップはこの日投じた全50球中わずか2球だったが、空振り三振も奪い「最初にしては悪くない」と及第点。怪物右腕がまた一歩、階段を上った。

【写真】日本ハム大谷 同い年の美女モデルと…

 4年目を迎えた二刀流右腕が、さらなる進化を披露した。三回2死から対戦したKIAの2番で左打者の李仁行に対し、カウント0-1からチェンジアップを連投。1球目は見逃しストライク。2球目でバットに空を切らせ「最初にしては悪くないと思います」と冷静に振り返った。

 以前試したことはあったが、昨季は公式戦で投じることのなかった“新球”。「全体的に良くなかった」という投球内容の中、その効果を実感した。「カウントも取れて、空振りも奪えた。しっかり(コースに)決まれば使える」。シーズンでの使用に、手応えを得た。

 目の前で進化ぶりを見せつけられたライバル球団のスコアラー陣は、一様に困惑の表情を浮かべた。開幕戦でぶつかるロッテ・高木スコアラーが「普通でも打てないのに…」と苦笑いを浮かべれば、楽天・関口スコアラーも「面倒くさくなるね」と表情が曇った。

 この日はホームから中堅方向へ強風が吹く中でのマウンド。「向かい風が強くて、(開幕戦の舞台の)QVCマリンに似ている」と開幕の“予行演習”と捉え、「いい練習になりました」と充実感を漂わせた。この日の最速は153キロにとどまったが、大きな収穫を得た今季日本初マウンドとなった。
.
【関連記事】
ソフト李大浩「すごいよ!球がホップしてた」大谷161キロに興奮の“証言”
哀川翔が宮川大輔と大乱闘!衆人の目前で取っ組み合い
日本ハム中田が先輩と怒鳴り合い「殺すぞ」にブチ切れ「殺してみい、こらぁ」
ダルが大谷に助言「メジャーへ行くためには(二刀流が)足を引っ張る」
チェンジアップ 、 スコアラー 、 QVCマリン を調べる

5. 観客どよめいた!ロッテ平沢 イチローばり、地面スレスレ打った
スポニチアネックス 2月25日(木)7時35分配信

観客どよめいた!ロッテ平沢 イチローばり、地面スレスレ打った

<オ・ロ>4回2死二塁、平沢がバランスを崩しながらも見事な適時打を放つ

 ◇練習試合 ロッテ4―4オリックス(2016年2月24日 清武)

 技あり!ロッテのドラフト1位・平沢大河内野手(18=仙台育英)が24日、オリックスとの練習試合に「9番・遊撃」でフル出場し、4回2死二塁で地面すれすれのフォークを右前打した。中学時代に習っていたバドミントンのようなスイングで生みだしたタイムリー。ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が実弾を所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕されてチームが揺れる中、卓越したバットコントロールで開幕1軍を猛アピールした。

【写真】00年5月13日、ロッテ戦でワンバウンドした投球を右前打するイチロー

 ネット裏に陣取っていた関係者やファンがどよめいた。直球のタイミングで打撃動作を開始した平沢は急激にスイングスピードを緩め、重心を左足に残した。落差のあるフォークに体勢を崩されながらもバットを合わせた。ふらふらっと上がった打球は右前にポトリと落ちる。どよめきは歓声に変わり、一塁ベースの18歳に降り注いだ。

 「何とかしようと食らいついたので打てた。体も反応した感じ。結果が出たことはよかった」

 技ありの一打でファンの度肝を抜いたのは4回2死二塁だ。2ボール2ストライクの平行カウント。直球、変化球を半々の割合で待つ打者が多いが、この回からバッテリーが直球の割合を多くしたことで「直球7割、変化球3割で待った」。投じられたのは133キロのフォーク。それでもイチロー(マーリンズ)ばりのバットコントロールで安打にしてみせた。

 並の高卒新人なら簡単に空振り三振に倒れていただろう。なぜ打てたのか。秘密は中学時代にある。当時シニアリーグに所属していた平沢は、練習のない平日は通っていた宮城・高崎中で野球のトレーニングの意味も兼ねてバドミントン部で練習。動体視力や瞬発力を養い、リストも強化した。運動能力の高さもあり、3年時には県大会に出場。中学時代に養った瞬時の判断力と瞬発的な動きが、曲打ちとも言える右前打に生かされた。

 ピンチを救う存在になれる。実弾を所持していたとして銃刀法違反の疑いで逮捕されたナバーロは、長期離脱が避けられない状況。二塁のレギュラーが有力だった右の大砲の不在はチームにとって痛いが、遊撃1番手の鈴木が二塁に回る可能性もあり2番手の平沢にとってはチャンスだ。この日はフル出場し、守備では計5度の守備機会を無難にプレー。3回1死一塁では二遊間のコンビを組んだ中村と遊ゴロ併殺も完成させた。25日の西武戦(サンマリン宮崎)にも先発出場の予定で、伊東監督は「今後もプロの球を多く見るため、1打席でも多く立たせてやりたい」と期待を寄せている。

 28日に仙台育英の卒業式に参加するため、26日から数日間はチームを離れる平沢は「あす(25日)も結果を残せるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。将来のスター候補生は着実にプロの階段を上がっている。 (山田 忠範)

 ▼オリックス・山本栄二プロスカウト 初めて対戦する投手が投げたフォークボールに、しっかりと反応して打った。18歳とは思えない。大したもの。

 ◆平沢 大河(ひらさわ・たいが)1997年(平9)12月24日、宮城県生まれの18歳。仙台育英ではオリックスのドラフト6位・佐藤世那と同期で、昨年の春夏の甲子園に出場。春は2回戦で敗退も、夏は3本塁打を放ち準優勝に導く。15年ドラフト1位でロッテに入団。1メートル76、76キロ。右投げ左打ち。今季年俸1200万円。
.
【関連記事】
オコエ珍安打!ひびバットで2点打 試合前から「おかしいなと…」
起訴、不起訴関係なく…ロッテ ナバーロ処分は地検判断前に決定も
【新人野手の開幕1軍候補12人】楽天からはオコエら3選手
平沢母が“解説”「バドミントンというよりゴルフ打法」
イチロー 、 ヤマイコ・ナバーロ 、 バドミントン を調べる

6. 【巨人】今年こそ、今年こそ大田弾!変身・山田流で外野争い生き残りへ
スポーツ報知 2月25日(木)7時3分配信

【巨人】今年こそ、今年こそ大田弾!変身・山田流で外野争い生き残りへ

7回2死、大田が左中間へ本塁打を放つ

◆練習試合 巨人6―1中日=特別ルール=(24日・那覇)

 巨人・大田に待望の“今季1号”が飛び出した。中日との練習試合(那覇)に途中出場。7回2死で迎えた1打席目、左腕・浜田達の高めの直球を左中間席に運んだ。今年はヤクルト・山田流のタイミングの取り方を猛特訓。柔らかさが増し、変身した打撃で外野争い生き残りを猛アピールした。毎年のように期待されながら昨年まで通算5本塁打。背水の陣となる8年目、強い覚悟で巻き返すことを誓った。

 一撃で仕留めた。大田が豪快なスイングで放物線を描いた。7回2死。1ボールから高めの直球を捉えて、左中間席に運んだ。長距離砲にしか打てない、滞空時間の長い一発。両手には確かな感触が残った。

 「一発で捉えることができたのは良かった。いい感じでバットが振れている」

 昨年までなら、打ち損じていたかもしれない。自信に満ちた表情の理由は、打撃で新たな発見があったからだ。今キャンプ、大田は内田打撃コーチから連日、徹底指導を受け、新しいタイミングの取り方に挑戦している。左足を上げた後、一瞬の「間」を作ってから着地する。ヤクルト・山田を参考にしたものだ。

 「(山田は)体はそこまで大きくないのにあれだけ本塁打を打てる。やっぱりタイミングが大事だと思った。打撃は力じゃない。ただ強く振ればいいというものじゃないなと」

 昨年までの大田は、打席での動きが慌ただしかった。左足を上げてすぐに地面に着地するため、目線がぶれやすく打ち損じが多かった。内田コーチには左足をゆっくり、柔らかく着地する「山田流」を勧められ、連日「間を作れ」と注意を受けて改善。以前より球をしっかり見ることができるようになり、芯で捉える確率が上がった。

 当たれば飛ぶ。秘めた才能を長年、発揮できず苦悩した。回り道はしたが、ようやく開眼のきっかけをつかんだ。重信、立岡は好調。外野争いの中で厳しい立場だが、自分を見失うことはない。

 「2人がヒットをたくさん打つのは刺激になるけどやっぱり負けたくない。自分は2人よりも遠くに飛ばす力はある。バットの芯に当てて強い打球を打つことを心がければ、自然と長打も増えると思っている」

 好調の2人に加え長野、亀井も強力なライバルだ。由伸監督は試合後、大田の一発について聞かれ「彼のいいところが出た。持ち味というか。(外野手を)どういった形にするか常々、考えている」とうれしい悲鳴を上げた。大田は危機感を胸に、競争に臨む覚悟だ。

 「1本出て一喜一憂しているようでは何も変わらない。大事なのは継続して結果を出すこと。自分の中では今年がラストチャンスのつもりでやっている。レギュラー争いに食らいついていけるようにしたい」

 山田のような柔らかいタイミングの取り方を習得し、崖っ縁からはい上がる。(片岡 優帆)
.
【関連記事】
【巨人】高木勇、今年は攻めて落とす!初の対外試合3回1失点
【巨人】田原3人斬り!マシソン代役いける
【巨人】クルーズ、打撃修正即マルチ「走者をかえすことが自分の仕事」
【巨人】重信、キャンプ7戦5盗塁!打率.545!外野争い「負けたくない」 

7. 鳥谷の連続出場がもたらすモヤモヤ感、金本監督に求められる決断のとき
山田隆道
2016年2月25日(木) 10:00

初めて見た笑顔の鳥谷

春季キャンプで大きく変わった主将・鳥谷。練習中にも大きな声を出し、チームメイトを鼓舞し続ける

春季キャンプで大きく変わった主将・鳥谷。練習中にも大きな声を出し、チームメイトを鼓舞し続ける【写真は共同】

 数年前、私が宜野座村の阪神キャンプを最後まで見学したあと、車で30分以上かけて北谷町の中日キャンプに移動すると、もう暗くなりかけているにもかかわらず、まだノックを受けているアライバコンビ(荒木雅博と井端弘和)の姿を見たことがあった。当時のアライバはすでにベテラン選手。そんな彼らでもこんなに遅い時間まで練習しているのかと感心すると同時に、阪神は練習量が少ないのではないかと不安になったものだ。

 しかし、金本知憲新監督率いる今年の阪神キャンプは以前に比べて確実に練習量が増えており、さらに選手間にはこれまでにない緊張感が漂っている。バット片手に動き回る金本監督の迫力が、周囲に良い意味でのプレッシャーを与えているのだろう。

 そんな中、チームリーダー・鳥谷敬が目立っていた。事前の情報で鳥谷の雰囲気が変わったという話は聞いていたが、まさかここまでとは思わなかった。

 練習中、幾度となく鳥谷の大きな声が聞こえてくる。現役時代の金本監督が新井貴浩をいじりまくっていたように、その弟である新井良太にヤジを飛ばしたり、他の後輩選手を鼓舞したりする鳥谷の姿は実に新鮮だった。もともと練習量自体は豊富だったが、こんなに笑顔を浮かべているところを見るのは初めてだ。スポーツニッポン大阪版(2月9日付)が「超変革」ならぬ「鳥変革」だと書いたのもうなずける。
・対照的な金本監督の怖、矢野コーチの明 宜野座で見えた猛虎の“超変革”

ポスト鳥谷筆頭、北條に出番がない

 鳥谷がこれだけ元気だと、確かに今年の活躍には期待してしまう。しかし、その一方で今年35歳になる鳥谷の年齢はやはり気になってしまう。数年後のチームを考えた場合、彼の後釜になる新たなショートはいったい誰になるのだろうか。

 現在の筆頭格は高卒4年目の北條史也だろう。藤浪晋太郎と同年齢である北條は、光星学院高(現・八戸学院光星高)時代に甲子園で大活躍した。他球団の同世代選手を見渡してみても、北海道日本ハム・大谷翔平はもちろん、同じ光星学院のチームメイトだった田村龍弘も千葉ロッテですでに頭角を現している。埼玉西武の森友哉にいたっては、1学年下である。

 一方の北條は昨年初めて1軍昇格を経験したものの、わずか1試合に代打出場しただけで2軍に再降格した。現状では、先述した同世代の選手より出遅れてしまっている。

 もっとも、だからといって彼が期待されていないわけではない。昨季も2軍ではショートのレギュラー格として試合経験を積んでおり、今年のキャンプでも1軍に帯同して鳥谷とともに練習に励んでいる。実際、体もずいぶん大きくなった。

 しかし、1軍のショートには鳥谷という壁が立ちはだかっているため、彼が元気であればあるほど、北條はなかなか試合に出られない。もちろんレギュラー争いは正当な競争の結果なのだから、それも仕方ないことだ。いくら北條が期待されていると言っても、現段階で鳥谷に勝っているわけではない。ここまでの対外試合でも何度かミスがあった。

 さらに、鳥谷の場合は昨季終了時点でプロ野球歴代3位となる1609試合連続出場、同4位となる575試合連続フルイニング出場の記録を継続中だ。そのため、鳥谷が休養などでスタメンを外れることもなければ、大差がついて勝敗がほぼ決したような試合の終盤でもベンチに退くことはない。昨季は鳥谷が不振に陥ることもしばしばあったが、それでもショート・鳥谷の聖域化、フルイニングしばりが崩れることはなかった。この調子では北條のみならず他の内野手の誰もが、1イニングたりとも1軍のショートを経験できない。
チームのためにはフルイニングに終止符を

丸4年にわたり、フルイニング出場を続けている鳥谷(左から3人目)。毎試合最後まで出場を続ける主将がベンチに下がる光景は今季見られるのだろうか?

丸4年にわたり、フルイニング出場を続けている鳥谷(左から3人目)。毎試合最後まで出場を続ける主将がベンチに下がる光景は今季見られるのだろうか?【写真は共同】

 私の個人的見解では、ショートという重要ポジションにおけるフルイニング出場は、チーム全体にとっては一利もないように思う。もっともレギュラー争いは実力主義なのだから、鳥谷が元気なら無理にスタメンを外す必要はないだろうが、大差のついた試合の終盤でも鳥谷のフルイニングにこだわるのは、数年後を見据えて若いショートに経験を積ませる場を奪うことになるだけだ。チームの新陳代謝を悪くするだけだ。

 さまざまな意見があることは百も承知だが、このフルイニング問題を正当化する意見の中では、個人のモチベーション維持に関するものが多い。長年それを継続してきた鳥谷だけに、記録が途切れるとメンタル面に悪影響が出るのではないかという懸念である。

 しかし、それもどうなのだろう。鳥谷は2014年オフにMLB移籍を目指してFA宣言をしているのだから、あの時点で本人がいったん記録に見切りをつけているはずだ。その件を持ち出すと、少なくともフルイニング出場については正当化できる理由がなくなったのではないか。当たり前だが、首脳陣が選手に気を遣うというのは正当な理由ではない。

 ましてや、鳥谷はチームの主将という役割も球団から与えられているのだ。つまり、自分のことだけでなくチームのことも考えて野球をするということである。そういう意味では、若いショートに経験を積ませることもチームのためだろう。



今季こそが記録ストップの好機

 こういった鳥谷のフルイニング問題を考えると、いろいろな意味で金本監督の判断に注目してしまう。現役晩年の彼を覚えている方も多いだろう。肩を故障し、満足にスローイングができなくなったにもかかわらず、連続フルイニング出場を継続していたことで大きな問題を生んだ。個人記録を優先しすぎだとか、首脳陣が選手に気を遣いすぎだとか、あのころ飛び交った数々の批判をもっとも痛感したのは、他ならぬ金本監督自身のはずだ。

 そして、当時の聖域化されたレフト・金本を、守備範囲を広げることで懸命にフォローしていたのがショート・鳥谷だったことにも因縁めいたものを感じる。あの奇妙な状況を揶揄(やゆ)して、当時の鳥谷は「ショフト」と呼ばれていたものだ。

 あの経験があった上で、今季の金本監督と鳥谷の鉄人コンビはフルイニング問題についてどう考えているのか。金本監督がかつて守ったレフトと鳥谷のショートでは、記録が途絶えたときの危険度が大きく違う。レフトなら急に穴が開いたり世代交代があったりしたとしても、新たな選手は見つかりやすいが、内野の要であるショートは難しい。いわゆるリスクマネジメントにおいても、ショートのフルイニングには利を見出せない。

 キャンプ中、例年以上に精力的な鳥谷と、そんな鳥谷越えを目指して必死に汗を流す北條を見るにつけ、もしや今季こそが記録ストップの好機なのではないかと思えてくる。鳥谷が完全に衰えてからではなく、たとえば好調のときにあえて、大差がついた試合終盤でベンチに退くなどして若いショートに試合経験を積ませる。そうすれば、個人記録よりもチームの未来を優先させた自己犠牲的な判断として、昨今の球界流行語である“男気”というストーリーを作ることができる。鳥谷のプライドは好調時のほうが守られる。

 スター選手への過剰な配慮と、それによる新陳代謝の停滞は、近年の阪神を覆っていたモヤモヤの要因のひとつだ。そういうアンタッチャブルな空気を打破することが金本監督の掲げる「超変革」なら、その核は「鳥谷のフルイニングしばり」なのではないか。

【関連リンク】 選手を信じる掛布2軍監督の大きな懐 “変革”が見えつつある若虎の姿勢
阪神の歴史においては貴重なこと? 一度は拝んでみたかった定番の光景
2016年プロ野球順位予想 OBが語る!ファンも参加!!
【iPhone版】スポーツナビ公式アプリ オープン戦速報はアプリが便利!

山田隆道
作家。1976年大阪生まれ。早稲田大学卒業。「虎がにじんだ夕暮れ」「神童チェリー」などの小説を発表するほか、大の野球ファン(特に阪神)が高じて「阪神タイガース


ニュース、

1. 埼玉で強盗殺人未遂 男2人を逮捕・身柄確保 残る1人の行方追う
フジテレビ系(FNN) 2月25日(木)0時26分配信

埼玉県で、強盗殺人未遂事件を起こしたベトナム人の男を含む3人が、長野県で車を乗り捨て、逃走した。ベトナム人の男は、24日夜に逮捕され、その後、もう1人の男の身柄も確保。警察は、残る1人の行方を追っている。
車内ライトに照らし出された、茶髪の男。
強盗と殺人未遂の疑いで逮捕された、ベトナム人のグエン・バン・ズー容疑者(21)。
埼玉県から長野県、その逃走距離は、200km以上に及んだ。
長野・飯田市の高速道路に停車した、白のワゴン車。
グエン容疑者が、同乗していた2人とともに乗り捨てたもの。
車内には、携帯電話や手袋のようなものも見える。
機動隊も投入され、60人態勢で行われた捜索。
乗り捨て現場のすぐ近くには、非常線が張られ、慌ただしく走り回る複数の警察車両からは、時折、捜査員が降り立ち、建物の周辺を確認していた。
近隣住民は「いつもは、鍵かけないんです。今、鍵かけて出てきたんですけど」と話した。
そして夕方、グエン容疑者の身柄が、飯田市に隣接する阿智村で確保された。
さらに、午後10時前には、飯田市内で、2人目の男の身柄を確保。
午後11時半現在も、残る1人の捜索が続けられている。
東南アジア系の外国人風で、年齢は20歳前後、身長は170cm前後だという。
今回の逃走劇のきっかけは、埼玉県内で起きた強盗致傷事件だった。
グエン容疑者は、23日午前3時半ごろ、埼玉・上里町のアパートで、ベトナム人女性から、現金およそ50万円入りのバッグを奪い逃走した。
さらに、取り返そうとしたベトナム人男性の右胸をナイフで刺し、再び逃走した。
そして、24日午前11時すぎ、グエン容疑者らが乗っていた車を警察が発見した。
追跡していたところ、3人が、車を乗り捨てて逃走した。
埼玉と長野、2つの現場は、およそ200kmも離れている。
長野・飯田市の小学校では、児童の屋外での遊びを禁止したほか、校舎の1階部分の全ての扉を施錠したという。
乗り捨て現場付近の学校では、下校が保護者つき添いとなった。
残り1人の身柄が確保されなければ、25日の登校も、保護者につき添ってもらう予定。
子どもを迎えに来た保護者は「あしたの学校の朝とかも、心配ですし。子どもが外で遊べないっていうのもね、かわいそうですしね」と話した。
グエン容疑者は、バッグを盗んだことは認めているものの、追いかけてきた男性は、仲間の誰かが刺したと、容疑を一部否認している。
警察は、住民に引き続き注意を呼びかけている。.


2. ネパール小型機が山中に墜落、23人死亡
朝日新聞デジタル 2月24日(水)19時39分配信

 ネパールで24日、地元航空会社タラ・エアが運航する中部ポカラ発北部ジョムソン行き小型航空機が、山中に墜落した。同社などによると、中国人ら外国人2人とネパール人18人の乗客計20人と操縦士ら乗組員3人が搭乗しており、警察が全員の死亡を確認した。

 ネパール山間部では悪天候や機体不良などによる航空事故が多い。2013年5月に小型機がジョムソン空港で着陸に失敗して複数の邦人観光客が負傷。12年には小型機がジョムソン付近の山岳地帯で墜落し、インド人ら15人が死亡している。(ニューデリー=貫洞欣寛)

【関連記事】
熱気球が接触、1機墜落 2人が重傷 佐賀・神埼
墜落のB29元乗員、住民と再会 「戻って来たかった」
沖縄の米軍機にレーザー光照射 普天間飛行場
空軍機が民家に墜落、4人死亡 インドネシア・ジャワ島
山の斜面にヘリ墜落、2人死亡 群馬・安中

3. 強盗致傷に関与し逃走か、3人目の身柄確保
日本テレビ系(NNN) 2月25日(木)8時25分配信

 24日、長野県飯田市で外国人の男3人が車を乗り捨てて逃走していたが、警察は25日朝までに、3人の身柄を確保し、23日に埼玉県内で起きた強盗致傷事件に関与したなどとして2人を逮捕した。

 この事件は、埼玉県上里町のアパートの部屋で23日、ベトナム人の男が現金50万円の入ったバッグをベトナム人女性から奪って逃走、追いかけたベトナム人男性が複数の男に襲われ刃物で刺されて重傷を負ったもの。

 男らはその後、車で逃走し、警察が行方を追っていたが、24日昼ごろ、飯田市の高速道路で車を発見し、停止を求めたところ、男3人が車を路上に乗り捨て、逃走した。

 その後、3人のうちの1人、ベトナム人のグエン・バン・ズー容疑者(21)が長野県阿智村で身柄を確保され、埼玉県での強盗と殺人未遂の疑いで逮捕された。

 調べに対しグエン容疑者は、「金を借りようとしたが、借りられなかったのでバッグを盗んだ。バッグは盗んだのは間違いないが、刺したのは、仲間の誰かだ」と供述しているという。

 また、警察は24日夜、2人目の男の身柄も確保し、25日朝早く逮捕。最後まで逃走していた1人も、25日朝に身柄を確保した。

【関連記事】
強盗致傷に関与か 2人逮捕、1人は逃走中
強盗致傷に関与か 2人確保 依然1人逃走
熊本殺人未遂 容疑者らが警察に相談も
強盗関与?1人の身柄確保 2人は逃走中
強盗致傷に関与か...3人逃走、2人目を確保
.
4. 首相、再増税延期で新条件 世界経済の「大幅な収縮」
産経新聞 2月25日(木)7時55分配信

 安倍晋三首相は24日の衆院財務金融委員会で、来年4月に予定する消費税率10%への引き上げについて、世界経済の「大幅な収縮」が起きれば中止する政治判断もあり得るとの認識を示した。

 首相はこれまで主に、再増税を延期するケースとしてリーマン・ショックや東日本大震災のような事態が起きた場合を挙げて説明していた。

 共産党の宮本徹氏への答弁。ただ、首相は予定通り再増税を行う考えに「変わりはない」と強調。その上で「10%への引き上げを確実に行うための経済状況を作り出すという決意の下、経済財政運営に万全を期していきたい」と述べた。

 政府は消費税率10%への引き上げを当初は平成27年10月に行う予定だったが、26年11月に首相が1年半延期することを表明した。その際、景気が悪化したときに増税を停止できる「景気条項」は削除した。

 これに対し、首相ブレーンの本田悦朗内閣官房参与らは、消費への影響に配慮し、再度の延期を求めている。

 首相も「(本田氏から)そういう話は何回かうかがっている」と述べた。

 一方、麻生太郎財務相は24日の同委で、消費税10%への引き上げについて「重大な事態が発生しない限り、確実に実施する」と改めて強調した。「重大な事態」の例として、雇用や企業業績、株価を挙げたが、「具体的な基準で申し上げるのは極めて困難だ」と述べた。共産党の宮本岳志氏への答弁。
.
【関連記事】
安倍首相が衝撃の告白!「昭恵夫人にペット用食品をずっと飲ませてた」
「源泉徴収票」から分かること 年収700万円の人を例に見てみると…
たばこ増税は安定財源にならない? 須田慎一郎氏「既に懲罰的税制だ」
6億円当せんで年収2000万円が30年間続くとしたらこんな生活?
「入ってはいけない生保」を見極める8つのチェックポイント

5. 繁華街で車暴走、歩行者1人死亡=2人心肺停止、8人負傷―大阪・梅田の交差点
時事通信 2月25日(木)15時26分配信

繁華街で車暴走、歩行者1人死亡=2人心肺停止、8人負傷―大阪・梅田の交差点

25日午後0時35分ごろ、大阪市北区の阪急梅田駅近くの繁華街で車が暴走し、次々と歩行者をはね、歩道に乗り上げた。歩行者の男性1人が死亡し、女性1人と運転者の男性が心肺停止状態。写真は歩道に突っ込んだ車


 25日午後0時35分ごろ、大阪市北区の阪急梅田駅近くの繁華街で車が暴走し、次々と歩行者をはね、歩道に乗り上げた。
 歩行者の男性1人が死亡し、女性1人と運転者の男性が心肺停止状態。8人が負傷し、病院に搬送された。大阪府警が詳しい事故の経緯を調べている。
 府警曽根崎署によると、車は黒のプリウスで、北区芝田1丁目の交差点に進入し、歩行者をはねて新阪急ホテルの前の歩道に乗り上げた。車は西から東に走行していたとみられる。
 現場はJR大阪駅や商業施設がある大阪市の中心部。 
.
【関連記事】
〔写真特集〕JR大阪駅近くの繁華街歩道に車
【動画】大阪、繁華街で車暴走=阪急梅田駅近くの交差点
〔写真特集〕東京・池袋で歩道に車、歩行者次々はねる
〔写真特集〕タクシー24時~運転手は見た~
〔写真特集〕世界のパトカー

6. 高浜原発4号機、26日に再稼働=新基準4基目―福井
時事通信 2月25日(木)15時23分配信

 関西電力は25日、高浜原発4号機(福井県高浜町)を26日午後5時に起動し、再稼働させると発表した。
 新規制基準に基づく原発の再稼働は九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)、高浜3号機に続き全国で4基目。
 4号機の運転は約4年7カ月ぶり。関電によると、起動から約半日後の27日午前6時ごろ、核分裂反応が連続的に生じる「臨界」に達する。29日午後2時ごろから発電と送電を始め、3月下旬の営業運転を予定している。
 原子炉には4体のウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料が搬入されており、4号機では初めてプルサーマル発電を行う。 
.
【関連記事】
【動画】福島第1原発、事故から5年=がれき散乱し惨状残る4号機1階撮影
40年超初「新基準満たす」=高浜1、2号機で審査書案―規制委
【特集】放射性物質、浴びたらどうする?
〔写真特集〕津波、その瞬間~福島原発に迫る様子~
〔写真特集〕福島原発~水素爆発で大破した3号機原子炉建屋~