2015年8月5日ヤクルト戦。
#、為替124.27円。124.45円。124.31円。ユーロ、136.38円。135.14円。135.12円。
#、ダウ17550.69ドル。-47.51ドル。ナスダック5105.54。-9.83。
#、前場、20682.66円。+162.30円。後場、20629.89円。+109.53円。
作詞家
水木かおる8/5済
かおる(みずき かおる、本名:奥村聖二、1926年〈大正15年〉7月14日 - 1998年〈平成10年〉7月4日)は、東京府豊多摩郡(現東京都中野区)出身の作詞家[1]。旧制二松學舍専門学校卒業[1]。
経歴[編集]
1959年(昭和34年)、戦後しばらく歌の制作を中止していたポリドールが流行歌制作を再開した際、専属作詞家となり、西田佐知子「アカシアの雨がやむとき」で作詞家デビューする。その後も、「霧笛が俺を呼んでいる」、「エリカの花散るとき」、「赤い風船」、「くちなしの花」、「みちづれ」、「二輪草」などを作詞する。特に1978年発表の「みちづれ」(牧村三枝子)、晩年に制作した「二輪草」(川中美幸)は、共に売り上げ100万枚以上を記録する大ヒットとなった。
1998年(平成10年)7月4日、心筋梗塞で死去した。享年71。
主な作品[編集]
赤木圭一郎 「霧笛が俺を呼んでいる」
大川栄策 「わかれ港町」
加藤登紀子 「赤い風船」
川中美幸 「北山しぐれ」「二輪草」「君影草〜すずらん〜」
小林幸子 「夫婦しぐれ」
里見浩太朗 「再会物語」
西田佐知子 「アカシアの雨がやむとき」「エリカの花散るとき」「東京ブルース」「博多ブルース」「裏町酒場」
はやせひとみ 「花燃え」
原大輔 「晩秋」
牧村三枝子 「みちづれ」「夫婦きどり」「あなたの妻と呼ばれたい」「男ごころ」「樹氷の宿」「冬支度」「夾竹桃」「おんなみれん」「友禅流し」「宝生寺」
岬英二 「すまなかったね」
八代亜紀 「港町純情」
山下ひろみ 「あいつの待ってる港町」
米倉ますみ 「佐渡情話」
渡哲也 「くちなしの花」「わかれ花」「あじさいの雨」「あいつ」「みちづれ」「水割り」「ひとり」「おもいで蛍」「酒は男の子守唄」
渡哲也&多岐川裕美 「めぐり逢い しのび逢い」
校歌[編集]
二松學舍大学附属沼南高等学校[1]
1.ヤクルト対巨人戦。【神宮】18:00
6対5で巨人勝利。貯金5個!。
先発
【ヤクルト】小川泰弘右腕、6回松岡健一右腕、7回ロマン右腕、
8回オンドルセク右腕、9回秋吉亮右腕、
【巨人】小山雄輝右腕、5.6回宮國椋丞右腕、7回山口哲也左腕、8回マシソン右腕、
9回澤村拓一右腕、
【巨人】
1番 中 立岡 宗一郎2番 二 片岡 治大3番 左 カステヤーノス投澤村拓一
4番 右 長野 久義5番 一 阿部 慎之助6番 三 村田 修一
7番 遊 吉川 大幾8番 捕 加藤 健投宮國椋丞代打堂上剛裕、投山口哲也、マシソン
左松本哲也9番 投 小山 雄輝、捕小林誠司
【ヤクルト】
1番 中 比屋根 渉代打田中浩康2番 三 川端 慎吾3番 二 山田 哲人
4番 一 畠山 和洋5番 右 雄平6番 遊 大引 啓次
7番 左 デニング投ロマン,オンドルセク,秋吉亮代打竹内普一8番 捕 中村 悠平
9番 投 小川 泰弘 代打森岡良介、 投松岡健一左三輪正義、代打今浪隆博、
1回表、1番、.1.0.1.1.8ヒット2番、バント2塁3番、1.0.2.0.3塁2.1.2.2.空振り三振4番、1.0.1.1.1.2.2.2.3.2.四球5番阿部、0.1.1.1.2.1.盗塁2.3塁2.2.空振り三振ボール?。
カステヤーノスは使えない??。
1回裏、1番、1.0.2.0.2.1.6ゴロ2番、1.0.1.1.1.2.8ヒットストレート3番、0.1.6ゴロ併殺。
2回表、6番村田、4フライ7番、1.0.1.1.2.1.9ヒット8番、0.1.1.1.1.2.6フライ9番、
8ヒット1番、0.1.死球満塁2番片岡、1.0.1.1.1.2.、2.2.空振り三振。ボール??
2回裏、4番、0.1.0.2.1.2.、7フライ5番、0.1.0.2.8フライ6番、1.0.1.1.5ゴロ。21球。
3回表、3番カステ?、1.0.8フライボール球?4番、0.1.9フライ0.2.2.1.3.1..四球6番、
0.1.0.2.6ゴロフォーク、ボール??。
3回裏、7番、1.0.1.1.6ライナー8番、6ゴロ9番、0.1.0.2.1.2.左ホームラン外角のストレート?1号1点1番、0.1.5ゴロ。 0対1。
4回表、7番、1.0.1.1.2.1.2.2.、3.2.、、、、8フライ7球ボール?8番、0.1.000.2.空振り三振9番、1.0.1.1.1.2.空振り三振。
4回裏、要注意2番、1.0.1.1.1.2.2.2.、3.2.空振り三振3番、1.0.1.1.1.2.2.2.、、3.2.7フライ4番、0.1.0.2.、1.2.2.2.右二塁打5番、0.1.1.1.2.1.2.2.フライ。援護点!!。
5回表、1番、0.1.0.2.1.2.2.2.、3.2.、、、四球価値ある策は?2番片岡、0.1.盗塁失敗?左二塁打3番、1.0.2.0.2.1.2.2.3.2.四球盗塁成功1.3塁4番長野、1.0..左ホームラン12号3点貴重5番、0.1.1.1.4ゴロ6番、1.0.2.0.右ホームラン7号1点7番、0.1.1.1.2.1.2.2.7ヒット8番、1ゴロ。 4対1。
5回裏、最重要6番、1.0.1.1.右二塁打7番、1.0.2.0.3.0.四球??8番、1.0.バント2.3塁9番打森岡、1.0.1.1.5ゴロ内野安打1点1番、1.0.2.0.ワイルドピッチ1点2.1.2.2. フライ3塁2番、8ヒットカーブ?1点【宮國】3番、1.0.1.1.右二塁打4番、1.0.2.0.2.1.
6フライ。7番に四球が最悪?? 4対4。
6回表、【松岡】9番小林、0.1.0.2.1.2.6ゴロ内野安打1番、0.1.1.1.1.2.2.2.3.2.、、4ゴロ2塁2番片岡、6フライ3番、1.0.1.1.1.2.2.2.空振り三振。ストレート?。
6回裏、5番、0.1.右ホームラン5号1点6番、0.1.1.1.1.2.8ヒット7番、0.1.0.2.1.2.2.2.3.2.7フライ併殺8番、1.0.1.1.1.2.見逃し三振。 4対5。
7回表、【ロマン】4番、2.0.2.1.2.2.9フライ5番、1.0.1.1.1.2.2.2.、7ヒット6番村田、1.0.左ホームラン外角低めのスライダー好打8号2点貴重7番、1.0.9ヒット価値ある8番代堂上、0.1.4ゴロ併殺?。 6対5。
7回裏、【山口】9番、0.1.1.1.1.2.空振り三振1番、0.2.3.2.、4ゴロ2番、1.0.4ゴロ
ナイス13球。流れ良し、追加点!。
8回表、【オンドルセク】9番小林、0.1.0.2.空振り三振1番、0.1.1.1.9ヒット価値ある2番片岡、1.0.1.1.盗塁失敗?愚作2.1.2.2.3.2.、、、1ゴロ。
8回裏、【マシソン】3番、1.0.1.1.6ゴロストレート154キロ4番、0.1.0.2.、、1.2.見逃し三振内角高めのスライダー5番、6フライ。真ん中のストレート156キロ。ナイス!10球。
9回表、【秋】3番、1.0.1.1.1.2.空振り三振ボール?4番、0.1.0.2.空振り三振5番、1.0.2.0.2.1.2.2.空振り三振.三者三振??。
9回裏、【澤村】要注意6番、3.0.四球7番打竹内、0.1.0.2.9ヒット1.2.塁8番、バント2.3塁9番三輪だ今浪、1.0.4ゴロ1番打田中、0.1.0.2.1.2.空振り三振フォーク、ボール。危ない?
長野3ランと村田7号ソロ+8号逆転2ラン!!。6得点を7回山口8回マシソンが完璧!しかし9回澤村が先頭打者にストレートの四球6番先頭打者に四球???7番にも9ヒットバントで一死2.3塁9番4ゴロ1番三振でかろうじて逃げ切った。
戦評
8月5日(水)ヤクルト vs. 巨人 15回戦
巨人は1点ビハインドで迎えた5回表、長野の3ランと村田のソロで逆転する。その後リードを許すも、1点を追う7回に村田が今度は2ランを放って再逆転に成功した。投げては守護神・澤村が今季25セーブ目。敗れたヤクルトは、投手陣が相手の一発攻勢に沈んだ。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ 巨人 ] 宮國(3勝0敗0S)
敗戦投手、[ ヤクルト ] ロマン(2勝2敗0S)
セーブ、[ 巨人 ] 澤村(5勝3敗25S)
本塁打、[ 巨人 ] 長野 12号(5回表3ラン) 、村田 7号(5回表ソロ) 、
村田 8号(7回表2ラン)
[ ヤクルト ] 小川 1号(3回裏ソロ) 、雄平 5号(6回裏ソロ)
巨人バッテリー
小山 、宮國 、山口 、マシソン 、澤村 - 加藤 、小林。
ヤクルトバッテリー
小川 、松岡 、ロマン、、オンドルセク 、秋吉 - 中村。
2.広島阪神戦。【マツダスタジアム】
8対2で阪神勝利。18:00
先発
【広島】中村恭平左腕、
【阪神】能見篤史左腕、
【阪神】
1 遊 鳥谷 敬 .267 2 二 大和 .190 3 右 福留 孝介 .267
4 一 ゴメス .274 5 左 マートン .275 6 三 新井 良太 .184
7 中 江越 大賀 .171 8 捕 鶴岡 一成 .229 9 投 能見 篤史 .171
【広島】
1 二 菊池 涼介 .267 2 中 丸 佳浩 .251 3 右 ロサリオ .277
4 一 新井 貴浩 .292 5 左 グスマン .296 6 三 梵 英心 .270
7 遊 田中 広輔 .288 8 捕 會澤 翼 .270 9 投 中村 恭平 .---
戦評
8月5日(水)広島 vs. 阪神 13回戦
阪神は2回表、マートンのソロで先制する。その後は、2点リードで迎えた4回に江越と鶴岡の連続適時打などで3点を加えると、7回には鳥谷の適時打などで3点を挙げた。先発・能見は今季8勝目。敗れた広島は、先発・中村恭が4回途中5失点と試合をつくれなかった。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ 阪神 ] 能見(8勝9敗0S)
敗戦投手、[ 広島 ] 中村恭(0勝1敗0S)
セーブ
本塁打、[ 阪神 ] マートン 6号(2回表ソロ)
[ 広島 ] 會澤 6号(8回裏2ラン)
阪神バッテリー
能見 、歳内 - 鶴岡。
広島バッテリー
中村恭 、飯田 、永川 、一岡 - 會澤。
3.中日対DeNA戦。【ナゴヤドーム】
6対4で中日勝利。18:00
先発
【中日】吉見一起右腕、
【DeNA】三浦大輔右腕、
【DeNA】
1 中 乙坂 智 .333 2 遊 倉本 寿彦 .190 3 右 梶谷 隆幸 .294
4 左 筒香 嘉智 .321 5 一 ロペス .284 6 二 宮 敏郎 .306
7 三 バルディリス .269 8 捕 城 俊人 .208 9 投 三浦 大輔 .222
【中日】
1 遊 遠藤 一星 .309 2 中 大島 洋平 .273 3 三 ルナ .301
4 右 平田 良介 .301 5 左 和田 一浩 .302
7 二 エルナンデス .260 8 捕 桂 依央利 .228 9 投 吉見 一起 .143
戦評
8月5日(水)中日 vs. DeNA 15回戦
中日は3点を追う8回裏、藤井の適時打と代打・赤坂の2点適時二塁打で同点とする。その後2死二三塁の好機から、大島の2点適時打で勝ち越しに成功した。投げては5番手・西川が今季初勝利。敗れたDeNAは、先発・三浦が好投を見せるも、救援陣がリードを守れなかった。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ 中日 ] 西川(1勝0敗0S)
敗戦投手、[ DeNA ] 平田(0勝2敗0S)
セーブ、[ 中日 ] 田島(3勝5敗2S)
本塁打、[ DeNA ]
[ 中日 ]
DeNAバッテリー
三浦 、平田 、大原 、長田 - 高城 、黒羽根。
中日バッテリー
吉見 、岡田 、祖父江 、高橋聡 、西川 、田島 - 桂 、杉山 。
.ソフトバンク対日本ハム戦。【ヤフオク】
延長11回4対3でソフトバンクサヨナラ勝利。18:00マジック38点灯!。
先発
【シフトバンク】スタンリッジ右腕、
【日本ハム】有原航平右腕、
【日本ハム】
1 遊 中島 卓也 .283 2 二 田中 賢介 .282 3 中 陽 岱鋼 .247
4 一 中田 翔 .254 5 指 近藤 健介 .327 6 三 レアード .211
7 右 杉谷 拳士 .333 8 捕 大野 奨太 .196 9 左 西川 遥輝 .274
【ソフトバンク】
1 一 明石 健志 .245 2 二 田 知季 .243 3 中 柳田 悠岐 .359
4 左 内川 聖一 .297 5 指 李 大浩 .311 6 三 松田 宣浩 .299
7 右 中村 晃 .302 8 遊 今宮 健太 .218 9 捕 谷 裕亮 .161
戦評
8月5日(水)ソフトバンク vs. 日本ハム 14回戦
ソフトバンクがサヨナラ勝ちで優勝マジック38を点灯させた。ソフトバンクは1点リードで迎えた5回裏、今宮のソロで加点する。その後同点を許すも、延長11回に本多の適時打で試合を決めた。敗れた日本ハムは、打線が粘りを見せるも、最後は4番手・増井がつかまった。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ ソフトバンク ] 五十嵐(2勝0敗0S)
敗戦投手、[ 日本ハム ] 増井(0勝1敗26S)
セーブ
本塁打、[ 日本ハム ]
[ ソフトバンク ] 李大浩 21号(4回裏ソロ) 、今宮 4号(5回裏ソロ)
日本ハムバッテリー
有原 、宮西 、白村 、増井 - 大野 、市川。
ソフトバンクバッテリー
スタンリッジ 、森 、サファテ 、森福 、五十嵐 - 高谷 、細川。
5ロッテ対オリックス戦。【QVCマリン】
1対0でロッテサヨナラ勝利。18:15
先発
【ロッテ】イ・デウン右腕、
【オリックス】東明大貴右腕、
【オリックス】
1 三 ヘルマン .270 2 右 小田 裕也 .--- 3 指 糸井 嘉男 .239
4 一 中島 裕之 .270 5 左 宮 祐樹 .278 6 遊 安達 了一 .247
7 二 岩 恭平 .317 8 中 駿太 .201 9 捕 山崎 勝己 .180
【ロッテ】
1 三 中村 奨吾 .227 2 左 角中 勝也 .301 3 右 清田 育宏 .321
4 指 デスパイネ .254 5 二 クルーズ .274 6 一 福浦 和也 .241
7 遊 鈴木 大地 .263 8 中 伊志嶺 翔大 .289 9 捕 田村 龍弘 .203
戦評
8月5日(水)ロッテ vs. オリックス 15回戦
ロッテがサヨナラ勝ち。ロッテは両軍無得点のまま迎えた9回裏、先頭打者の鈴木が三塁打で出塁する。続く伊志嶺の打席で、捕逸の間に鈴木が本塁を踏んで試合を決めた。投げては、4番手・西野が今季初勝利。敗れたオリックスは、打線が10残塁と振るわなかった。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ ロッテ ] 西野(1勝2敗23S)
敗戦投手、[ オリックス ] 佐藤達(1勝6敗4S)
セーブ
本塁打、[ オリックス ]
[ ロッテ ]
オリックスバッテリー
東明 、佐藤達 - 山崎勝 、伊藤。
ロッテバッテリー
イ・デウン 、益田 、大谷 、西野 - 田村。
6.楽天西武戦【コボスタ宮城】
6対1で西武勝利。18:00
先発
【楽天】辛島 航左腕、
【西武】菊池雄星左腕、
【西武】
1 中 秋山 翔吾 .376 2 一 渡辺 直人 .225 3 二 浅村 栄斗 .287
4 三 中村 剛也 .280 5 左 栗山 巧 .270 6 指 メヒア .207
7 右 熊代 聖人 .143 8 捕 岡田 雅利 .250 9 遊 外崎 修汰 .207
【楽天】
1 中 聖澤 諒 .257 2 三 藤田 一也 .291 3 右 松井 稼頭央 .267
4 指 ペーニャ .271 5 一 サンチェス .229 6 左 枡田 慎太郎 .286
7 二 後藤 光尊 .255 8 捕 嶋 基宏 .220 9 遊 山 浩司 .189
戦評
8月5日(水)楽天 vs. 西武 15回戦
西武が連敗を13で止めた。西武は初回、中村の適時打で幸先良く先制する。その後3点リードで迎えた9回表には、秋山のソロなどで3点を加えて試合を決定づけた。投げては、先発・菊池が7回途中無失点の好投で今季6勝目。敗れた楽天は、投打ともに振るわなかった。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ 西武 ] 菊池(6勝6敗0S)
敗戦投手、[ 楽天 ] 辛島(3勝5敗0S)
セーブ
本塁打、[ 西武 ] 秋山 10号(9回表ソロ)
[ 楽天 ]
西武バッテリー
菊池 、増田 、高橋朋 、牧田 - 岡田。
楽天バッテリー
辛島 、福山 、武藤 、梅津 - 嶋 、小関。
スポーツ
1. 高校野球を「残酷ショー」から解放するために――なぜ「教育の一環」であることは軽視され続けるのか?
松谷創一郎 | ライター、リサーチャー、 2015年8月4日 16時0分
2014年・第96回全国高等学校野球選手権大会・決勝戦直前の甲子園(写真:岡沢克郎/アフロ)
高校野球100年
8月6日、今年も全国高等学校野球選手権大会、いわゆる夏の甲子園が開幕します。早稲田実業の1年生・清宮幸太郎や、地方大会を27イニング防御率0.00で投げ切った東海大相模の小笠原慎之介など、注目選手が多いのも特徴です。3日には組み合わせ抽選会もおこなわれ、いよいよ地方大会を勝ち抜いた49校が日本一をかけて闘います。そんな今年は、高校野球にとっては節目の年でもあります。1915年に前身である全国中等学校優勝野球大会が始まって、ちょうど100年なのです。
しかし、そうした夏の甲子園はこれまで多く批判されてきました。そのもっとも大きな問題点は、投手の酷使です。真夏の炎天下で選手は連日の試合を余儀なくされます。なかでも投手の連投は、国内外から強く問題視されています。
現状の15日間の日程で決勝まで進んだチームは、3回戦から決勝までの4試合を5~6日間で闘うことになります。2013年(95回大会)から準々決勝と準決勝の間に1日休養日が設けられましたが、それでも最大2日間の連投を余儀なくされます。当然のことながら、プロや社会人、大学、リトルリーグではこうしたことはおこなわれません。高校野球だけが異常なのです。
「残酷ショー」と呼ぶほかないこうした公然虐待の状況は、どうしたら改善できるのでしょうか。
空洞化する学生野球憲章
そもそも高校野球は、大手メディアが密接に関与している分、批判されにくい側面があります(※1)。夏の甲子園は、朝日新聞社と日本高等学校野球連盟(高野連)が主催し、毎日新聞も後援します。さらに全試合がNHKで中継され、夜には朝日放送(テレビ朝日系列)の『熱闘甲子園』がその日のダイジェストを放送します。単なる高校の部活動とは異なり、とても大きなスポーツコンテンツとなっています。
しかし、高校野球はあくまでも「教育の一環」です。それは高野連が準ずる「日本学生野球憲章」にも明確に謳われています。
第1第2条(学生野球の基本原理)
学生野球における基本原理は次のとおりとする。
[1]学生野球は、教育の一環であり、平和で民主的な人類社会の形成者として必要な資質を備えた人間の育成を目的とする。
[2]学生野球は、友情、連帯そしてフェアプレーの精神を理念とする。
[3]学生野球は、学生野球、野球部または部員を政治的あるいは商業的に利用しない。
[4]学生野球は、一切の暴力を排除し、いかなる形の差別をも認めない。
[5]学生野球は、アンチ・ドーピングの教育、啓発、対策への取り組みを推進する。
[6]学生野球は、部員の健康を維持・増進させる施策を奨励・支援し、スポーツ障害予防への取り組みを推進する。
[7]学生野球は、国、地方自治体または営利団体から独立した組織による管理・運営を理念とする。
出典:日本学生野球憲章
ここで注視すべきは[6]の部分です。「スポーツ障害予防への取り組みを推進する」とありますが、現行の甲子園の日程は、それをまるで無視したものになっています。
もちろん2年前に設けられた休養日はそれを意識した施策ですが、決勝に進む高校が5~6日間で4試合の強行日程である以上、それが焼け石に水であることは言うまでもありません。また、今年の春からは地方大会においてはタイブレーク制も導入されました。これは延長10回または13回から無死1・2塁から任意のバッターで攻撃を始めることができる制度です。WBCなど国際大会でも見られるこの制度は、国内でも社会人野球やソフトボール、高校野球では明治神宮大会と国体でも導入されています。ただし、今回の夏の甲子園では採用されませんでした。
タイブレーク制は、導入前の昨年7月の高野連による調査では、現場での賛否が真っ二つに分かれました。支持するのは49.7%と、約半分だったのです(※2)。しかし、いくらタイブレーク制を導入しても120球投げたピッチャーが翌日連投する日程が存続する以上、それは大きな改革とは言えません。
アメリカでの取り組み
こうした状況はこれまでに幾度となく批判されてきました。その先頭に立つのは、高校時代にPL学園の投手として活躍した桑田真澄さん(元読売ジャイアンツ)です。桑田さんは、学生野球憲章と実態の不一致を踏まえて投球制限の大幅改革を提言します。
(あえて提言するなら)小手先の改善策よりも改革が必要。僕は球数制限しかないと思ってます。できれば小学生のころから変えていく。どんな調子悪くても“いけるか?”と言われれば“いけます”と答えるのが選手。ルールを設けて皆で守っていくというのが大事。
やらせることばっかりが指導者と思いがちですけど、実は止めることが大事な要素なんですね。日本学生野球憲章が大事だと思う。神棚に上げているんじゃなくて実践していく。
(球数制限を導入すれば)球数を投げさせる戦法って言われてましたけど、学生野球憲章に“フェアプレー精神の理念”というのがあるんですね。卑怯なプレーをしてはいけないということ。“部員の健康維持・増進”そして故障しないための“障害予防”です。これらを掲げているわけですから。
出典:『Sports Watch - ライブドアニュース』2014年8月27日「甲子園投手の『投げすぎ問題』に、桑田氏は『球数制限しかない』」
乗り越えなければならないハードルもたくさんありますが、桑田さんが指摘する球数制限や投球回数制限はもっとも目指すべきところでしょう。
『ピッチスマート』『ピッチスマート』"Guidelines for Youth and Adolescent Pitchers"より
このような主張には賛同者も少なくありません。テキサス・レンジャーズ(MLB)のダルビッシュ有投手などがそうです。また、春の選抜大会の主催者である毎日新聞社も、昨年社説で「選手の将来を考えよう」と提言している(2014年8月5日)。
実際、アメリカではプロとアマが連携しながら、投手の健康を守る取り組みが活発化しています。昨年秋には、MLB(メジャーリーグ機構)とアメリカ野球連盟が未成年者の投手を対象に、ガイドライン「ピッチスマート」を発表しました。それによると、日本の高校生にあたる選手は、15~16歳は95球、17~18歳までは105球が1日の上限だとされています。また、1日76球以上投げた場合は4日以上の休養が必要だとされ、1年間に投げる投球回数も100イニングまでと提言されています。これに照らし合わせると、現状の日本の高校野球が大きく逸脱していることは言うまでもありません。
高校野球投手の怪我の割合
それでは甲子園に出場する高校野球の投手は、どれほど故障しているのでしょうか。それは実際に目安となるデータがあります。高野連は、毎回甲子園に出場する投手を事前に診察しており、それが事業報告書で公表されています。そこでは、肘のX線検査と、医師による肘・肩の検査のふたつがおこなわれています。
以下、それぞれのデータを見ていきますが、年や大会によって検査を受けた人数は異なります。春の大会は年平均103.8人、夏の大会は同145.8人です。また、これらの検査で重複者がどれほどいるのかは明示されていません。
高野連・事業報告書から筆者作成高野連・事業報告書から筆者作成
まず、X線による肘の剥離骨折と遊離体の検査です。剥離骨折は「野球肘」と呼ばれるもので、腱や靭帯と軟骨が離れてしまう状態を指します。一方遊離体とは、いわゆる「ネズミ」と呼ばれるもので、軟骨の小片が遊離し肘関節で動くというものです。
予選のない春の選抜大会よりも、予選のある夏の大会が多いことは一目瞭然です。割合としては、春が14.2%、夏が17.2%ほどで、もっと高かったのは2012年夏の23.5%でした。この検査には控え投手も含まれるので、エースだけに限ればもっと高い数字になると考えられます。
高野連・事業報告書から筆者作成高野連・事業報告書から筆者作成高野連・事業報告書から筆者作成高野連・事業報告書から筆者作成
次に見ていくのは、医師による肩と肘の炎症の検査です。年によってかなりバラつきがあるので、おそらくこれは問診のみだと考えられます。まず肩のほうは、春の大会の平均は8.1%、夏は10.1%となっており、重い炎症の選手はいませんでした。一方肘の炎症は、春が11.9%、夏が13.5%でした。
これらの結果から見えてくることは、高校野球の投手はかなりの割合で肩か肘に故障を抱えているということです。しかし、こうした検査結果を踏まえても、高野連が投球禁止とした選手は過去8年にひとりもいませんでした。そこで注視すべきは、肘に重い炎症があると診断された選手が、2007、2011年の夏の大会でそれぞれひとりずついたという事実です。当該の選手は、肘に重度の炎症を抱えながら夏の甲子園で投げたことになります。こうしたところが、高校野球の「残酷ショー」としての側面なのです。
夏の甲子園に出るまでには、厳しい日程の地方大会でも連投を余儀なくされます。甲子園までのインターバルもさほどありません。もちろんそれは勝ち抜いた高校の優れた投手に限られますが、逆に言えば、優れているがゆえに怪我をする可能性も高まるのです。
こうした状況でやはり思い出されるのは、愛媛・済美高校からドラフト1位で楽天イーグルスに入団した安樂智大投手です。2年生になったばかりの2013年の春の選抜大会で、決勝までの5試合で772球を投げた結果、安樂は肘の故障に見舞われることになります。高校2年のときに記録した最速157キロのストレートは、プロ入り後は146キロまでしか出なくなっています。故障を考えてか、イーグルスが非常に慎重に育成していることがなによりの救いです。
改革可能な日程
それでは、高校野球はどうすればまともな野球として改善できるのでしょうか。その可能性はふたつあります。ひとつが分散開催、もうひとつが日程調整です。
分散開催とは、甲子園球場での一括開催にこだわらず、地域ブロックの1回戦や2回戦を経て、その後甲子園で余裕を持った日程で3回戦以上をおこなうというものです。これならば現状の予算を維持することもできます。しかし、そのときのハードルとなるのは、甲子園という“伝統”です。敗戦した球児たちがグラウンドの土を持って帰るように、甲子園は高校球児の聖地となっています。合理性だけでは決して動かすことのできない文化(伝統)が、大きなハードルとしてそびえているのです。
それよりも現実的なのは日程調整でしょう。現行の15日間の日程では、決勝に進む高校は最後の5~6日間で4試合をおこないます。問題はここにあります。スマートピッチのガイドラインに従えば、投手は最低中4日の間隔が必要となります。それを踏まえて日程を組むと以下のようになります。
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そうすると、全体の日程はほぼ倍の29日間にまで拡がります。2回戦後からは3~4日の休養日が4回入ります(これによって阪神タイガースの主催試合も可能となります)。
このとき浮上する問題は、大きくわけてふたつあります。ひとつが高校生を拘束する期間の長さで、もうひとつが予算です。
まず前者について「拘束期間の長さによって学業に支障をきたす」という反論がなされるならば、それは間違いなく欺瞞です。甲子園の大会も「教育の一環」ですから、高校生にとっては学業のひとつです。それを健全な状態に持って行くことこそが肝要です。
現実的により大きな問題なのは、後者の予算についてでしょう。高野連は、全国大会に出場する1校20人(選手18人、責任教師・監督各1人)に対し、1日ひとりあたり3000円(1校あたり6万円)の滞在費を支給しています。日程拡大によって増えるのはやはりここになります。
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大会3日前の抽選日から敗退日まで支給される滞在費は、現行日程では3024万円(雨天順延なしの場合)にのぼります。倍以上の29日まで拡大した改革日程案では、これが大きく膨らむと思われるかもしれませんが、実際はちょうど600万円増加の3624万円にとどまります。日程が開く期間は滞在チームも減っているので、実は支給額があまり増えないのです。
また、春の大会でも同じ中4日の休養日でシミュレーションをすると、日程は現行の12日間から25日間に、支給額は1740万円から2268万円と528万円増加します。つまり、両大会あわせて1128万円の増加となります。スタッフの人件費なども考えると、多めに見積もって1年間に1500万円くらいの予算増だと考えていいでしょうか。
回収可能な1500万円
それでは増加した1500万円の予算をどのようにして調達すれば良いのでしょうか? さまざまな状況を勘案すると、それほど難しいことではないことが見えてきます。
高野連は税制優遇を受ける公益法人ですが、その財務諸表によると2013年度の経常収益は約7億7000万円なのに対し、経常費用は約6億9200万円で、約7800万円の黒字になっています。その前年度は約6000万円の赤字なので、必ずしも収支が安定しているわけではありませんが、債券だけで12億円にもなる内部留保もあるので財政基盤はとても安定していると言えます(※3)。
また、高校野球には朝日新聞(夏の主催)や毎日新聞(春の主催)、NHK、朝日放送、スポーツ新聞など多くの受益者が存在します。それもあり、高野連は朝日放送と毎日放送、ミズノスポーツ振興財団などから計790万円の補助金を受けています。しかしNHKから放映権料を得ている形跡はなく、経常収益の約88%は入場料収入に頼っています(2013年度)。
以上を踏まえてこの1500万円を確保するためには、大きく分けて3つの方法があると考えられます。
ひとつは入場料金の値上げです。高校野球は入場料金がとても安く、バックネット裏が2000円、内野席は1500円、アルプス席が600円、外野席は無料です。しかもこれは一日券で、試合ごとの入れ替えはありません。この料金を上げることがまずは考えられます。2013年度の入場料収益は6億7796万円でしたが、単純計算でこれを2.2%上げれば回収することができます。
次にあげられるのは、グッズ販売の強化です。2013年度に「配布品」として計上されているのは1262万円ほどにしかすぎません。たとえば広島東洋カープは、独自の企業努力によってグッズ販売額を10年で2億から20億円にまで増加させました。こうした工夫はまだまだできるでしょう。
最後にあげられるのは、放映権料をちゃんととるということです。NHKが全試合を放映するのは地方のことも考えた公共放送だからですが、いくらなんでも無料というのは不可解です。1500万円とはドラマ1本の製作費と同程度なので、なんとでもなると考えられます。
もちろん高野連は公益法人なので、あくまでもその目的は公益事業にあります。よって高い営利目的の事業は許されません。しかし、「教育の一環」であることを順守するためならば、この程度の収入増は十分に許されるでしょう。少なくとも1500万円とは、2013年度高野連の「交際費」と「会議・会合費」を足した1386万円よりも少し多い程度の額なので、なんとかしてもらいたいものです。
八田新会長は改革断行できるか?
昨年8月末に発表した「『残酷ショー』としての高校野球」という記事は、大きな波紋を呼びました。100年目の高校野球で問われていることとは、それを現状の「残酷ショー」のままにしておくのか、それとも正常な野球の状態に改善するのかという選択です。そのときにポイントとなってくるのは高野連が掲げる「教育の一環」というテーゼです。これに従うならば、やはり日程の変更を含め大きな改革が必要です。
しかし、もし改革しないのであれば、それは「教育の一環」であることを放棄し、まさに「残酷ショー」として存続することを意味します。高校野球ファンのなかには、「残酷ショーだからこそ、高校野球は面白い!」という極論も散見されます。これは決して開き直りなどではなく、ある種の筋が通った意見でしょう。野球をよく知る者ならあんな異常な状況を素直に楽しむことはできませんが、中学生が殺しあう映画『バトル・ロワイアル』のように娯楽として消費するのであれば、それは理にかなっています。もちろん、高校野球は映画のようなフィクションではありませんが――。
今大会終了後の9月、高野連の新会長に、経済学者で前同志社大学学長の八田英二さんが就任する予定です。八田新会長は、就任にあたって「私は大学の教員。人間を育てるのは教育者の使命だと考える。高校野球も『教育』という面では変わりはないので、私の得意とするところ。最大限にできるのではないかと思う」と話しています(※4)。それが有言実行となることを期待しながら、来年101年目を迎える高校野球がどのように改善されていくのか、今後も厳しい目で見守りたいと思います。
※1……高校野球に関与していない大手マスコミのひとつである読売新聞は、2007年8月1~3日にかけて「高野連ってなに?」という連載をしました。そこでは、当時問題となった特待生や財務における内部留保の多さなどが指摘されています。
※2……朝日新聞デジタル2014年9月30日「タイブレーク制、5割支持 高野連が全加盟校アンケート」
※3……高野連は過去8年分の財務諸表を公式ホームページで公表している。
※4……朝日新聞デジタル2015年6月13日「高野連会長に八田氏内定 『私は教員、高校野球も教育』」
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松谷創一郎
ライター、リサーチャー
1974年生まれ、広島市出身。商業誌から社会学論文、企業PR誌まで幅広く執筆。国内外各種企業のマーケティングリサーチも手がける。得意分野は、カルチャー全般、流行や社会現象分析、社会調査、映画やマンガ、テレビなどコンテンツビジネス業界について。著書に『ギャルと不思議ちゃん論:女の子たちの三十年戦争』、共著に『どこか〈問題化〉される若者たち』、『文化社会学の視座:のめりこむメディア文化とそこにある日常の文化』等。BgWEy
2. 西武13連敗で球団ワースト記録、田辺監督「まくりたかった」
サンケイスポーツ 8月4日(火)22時19分配信
西武13連敗で球団ワースト記録、田辺監督「まくりたかった」
5回、ベンチの西武・田辺監督(右)。中村=コボスタ宮城(撮影・土谷創造)(写真:サンケイスポーツ)
(パ・リーグ、楽天5-4西武、14回戦、西武9勝5敗、4日、コボスタ宮城)西武が球団ワースト記録となる13連敗を記録した。
先発の岸が5回4失点(自責1)。一回、外崎の失策を足掛かりに2点を先制され、五回にはみずからバント処理を二塁に悪送球するなど、失点は失策が絡んだ。
0-4の七回に脇谷が中前適時打。浅村が満塁の走者一掃となる3点二塁打で同点に追いついたものの、八回に4番手の増田が外崎の失策から一死一、三塁で枡田に右前適時打を浴びた。
田辺監督は「何とか同点に追いついて、まくりたかったけど。連敗中のチームというのはミスが出る。防ぎきれなかった。(外崎の2失策は)みんな一生懸命やっているんで攻められない。攻撃でもいい働きをしているし。何とか次に生かしてくれれば」と話した。
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3. キヨシ監督、怒り心頭!エレラの失態に「頭の中かち割りたい」
スポニチアネックス 8月5日(水)7時1分配信
キヨシ監督、怒り心頭!エレラの失態に「頭の中かち割りたい」
<中・D>DeNA先発の久保
◇セ・リーグ DeNA5―4中日(2015年8月4日 ナゴヤD)
辛くも逃げ切ったが、DeNAの中畑監督は怒り心頭だった。
8回から救援したエレラが先頭打者の平田に打席で構える前に投球したとして2度の反則投球、赤坂にはセットポジションで一時静止を怠りボークを犯して押し出しの独り相撲。「よく勝ったな。エレラはセットが完了していると思ったんだろうけどこれだけ誤差がある。頭の中をかち割ってみたい。本人は怒っているけど、怒っているのはこっち」と語気を強めた。
6回2失点で今季8勝目を挙げた久保についても、「久保の力からすれば半分も出していない」と厳しかった。
▼DeNA・久保(6回9安打2失点で3試合ぶりの今季8勝目)今まで気持ちに任せた部分があった。低めに投球することをしつこくやろうと思います。
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4. マー君 8勝目 3失点もヤ軍13安打13点で援護 被本塁打は昨年を上回る
スポニチアネックス 8月5日(水)11時37分配信
マー君 8勝目 3失点もヤ軍13安打13点で援護 被本塁打は昨年を上回る
レッドソックス戦に先発したヤンキース・田中
◇ア・リーグ ヤンキース13―3レッドソックス(2015年8月4日 ニューヨーク)
【写真】・田中はバント処理で三塁手とぶつかり内野安打に
ヤンキースの田中将大投手(26)は4日、ニューヨークでのレッドソックス戦に先発。6回0/3を投げ、5安打3三振3失点で今季8勝目(4敗)を挙げた。
4月12日以来のレッドソックス戦登板で、大リーグ初登板初先発となったオーウェンスと投げ合った田中。前回制球を乱した決め球のスプリットも良くなり、4回まで1安打投球だったが、1点リードの5回1死後にナポリに左翼線二塁打を許すと、続くデアザがセーフティバント。三塁前に転がったが、処理しようとした田中とヘドリーがぶつかり内野安打に。8番スワイハートが左前適時打を放ち同点、9番ホルトの左犠飛で逆転された。
しかし、ヤンキースは6回に2番ヤングの左前打から4連打などで3点を奪い逆転。田中は7回にサンドバルに右越え本塁打を浴び、ここで降板したが、ヤンキースは7回に打者13人で不本塁打などで9点を追加。計13安打13点で、田中に白星が付いた。
田中は今季の被本塁打は16。昨季は20試合登板で15本だったが、今季は15試合目の登板で上回ってしまった。
5. 巨人・鈴木、わずか2ミリ…走塁のこだわり
サンケイスポーツ 8月5日(水)15時21分配信
巨人・鈴木、わずか2ミリ…走塁のこだわり
土のグラウンドでも変わらぬ俊足を披露する鈴木。そこにはスパイクへのこだわりがあった(写真:サンケイスポーツ)
【球界ここだけの話】
巨人が誇る走塁のスペシャリストは、足先まで神経をとがらせている。7月20-28日まで、甲子園→マツダスタジアム→松山坊っちゃんスタジアムを7試合連続で転戦した『巨人版・死のロード』。鈴木尚広外野手(37)は、真っ先にグラウンドの状態を確かめていた。
「人工芝と比べて、土の球場は走路が柔らかくなったりしていて、難しい。マツダスタジアムもそうだけど、特に甲子園は季節や天気でも土の硬さが変わってくる。一番、難しい球場です」
今夏はプロ19年目でオールスターに初出場。代走で登場するだけでスタンドから大きな拍手をもらうようになったベテランが、道具へのこだわりを教えてくれた。最も気を使うスパイクの基準としているのが高校野球の聖地、甲子園だという。
「しっかりと刃が土を噛んでいないと、力をロスしてしまう。甲子園は柔らかい土の下に硬くなっている層がある。そこまで刃が入るようにしてもらいました」
失敗から学んだ。4月18日の阪神戦(甲子園)。代走で出場も2年ぶりにけん制死となった。そこで、今シーズンからアドバイザリー契約を結んだアディダス社と話し合い、これまで使っていたものよりも、刃の長さを2ミリ長くした、9ミリのスパイクを製作してもらった。
たかが2ミリと侮るなかれ。自慢のギアを装着し、今季はこれまで7度の盗塁にトライして7盗塁。つまり100パーセントの成功率だ。トレーニング、走法、相手投手の研究、そして道具選びまで、失敗を糧に最高のプレーを追求する鈴木の姿に真のプロフェッショナルを見た。(巨人担当・桜木理)
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6. 村田、右へ左へ2打席連発!巨人、通算1万試合を逆転勝ちで飾る
スポニチアネックス 8月5日(水)21時36分配信
村田、右へ左へ2打席連発!巨人、通算1万試合を逆転勝ちで飾る
<ヤ・巨7回1死一塁、左越えに逆転2ランを放った村田(左)を迎える巨人・原監督
◇セ・リーグ 巨人6―5ヤクルト(2015年8月5日 神宮)
巨人がプロ野球4球団目となる通算1万試合目のメモリアルゲームを逆転勝ちで飾り、首位を守った。6番・三塁で出場した村田が逆転2ランなど2打席連続本塁打で3打点と活躍した。
【写真】7回、左越えに逆転2ランを放つ巨人・村田
巨人は初回1死三塁のチャンスにカステヤーノスが空振り三振。続く長野は四球を選んで2死一、三塁としたが、阿部が空振り三振に倒れて無得点。2回には2死満塁から片岡が空振り三振で先制機を逃すと、3回に先発の小山がヤクルトの先発・小川にプロ1号のソロ本塁打を浴びて先制を許してしまう。
0―1で迎えた5回1死一、三塁から長野が左越えに12号3ランを放って逆転。2死後に村田が右中間への7号ソロで続き、リードを3点に広げたが、その裏、小山がヤクルト打線につかまり3失点で同点。6回には2番手の宮國が雄平に右越え5号ソロを浴びて勝ち越されてしまった。
それでも7回1死から阿部が左前打で出塁すると、続く村田が左越えに2打席連続となる8号2ランを放ち逆転。7回から山口、マシソン、沢村とつなぐ「勝利の方程式」で逃げ切った。
ヤクルトは小川が5回7安打5四死球で4失点と踏ん張れず、3番手のロマンが村田に痛恨の被弾。首位攻防戦で痛い2連敗を喫し、広島に勝った阪神に抜かれ3位に後退した。
7. ソフトB、11回本多サヨナラ打でM38!福岡移転後最速の点灯
スポニチアネックス 8月5日(水)22時16分配信
ソフトB、11回本多サヨナラ打でM38!福岡移転後最速の点灯
<ソ・日>11回1死二塁、サヨナラ打を放つ代打・本多
◇パ・リーグ ソフトバンク4―3日本ハム(2015年8月5日 ヤフオクD)
ソフトバンクが5日、日本ハムに4―3で延長11回サヨナラ勝ちし7連勝。リーグ連覇へのマジックナンバー38が点灯した。
打線は先制点を許した直後の2回に1死一、三塁から8番今宮の三ゴロで同点に追いついた。4回に李大浩(イ・デホ)が11試合ぶりとなる21号ソロで勝ち越しに成功。5回には今宮が4号ソロを放ち追加点を奪った。
7回に同点に追いつかれたが11回、先頭の中村が四球で出塁。今宮がきっちり犠打で送り1死二塁に。代打・本多がサヨナラ打を放ち勝負を決めた。
ソフトバンクの最速マジックは南海時代の65年7月6日(チーム58試合時)に点灯したM62。福岡に移ってからはダイエー時代の03年8月17日(同104試合時)のM30。5日(同93試合時)のM38で今季が福岡移転後最速のマジック点灯となった。
ニュース
#、為替124.27円。124.45円。124.31円。ユーロ、136.38円。135.14円。135.12円。
#、ダウ17550.69ドル。-47.51ドル。ナスダック5105.54。-9.83。
#、前場、20682.66円。+162.30円。後場、20629.89円。+109.53円。
作詞家
水木かおる8/5済
かおる(みずき かおる、本名:奥村聖二、1926年〈大正15年〉7月14日 - 1998年〈平成10年〉7月4日)は、東京府豊多摩郡(現東京都中野区)出身の作詞家[1]。旧制二松學舍専門学校卒業[1]。
経歴[編集]
1959年(昭和34年)、戦後しばらく歌の制作を中止していたポリドールが流行歌制作を再開した際、専属作詞家となり、西田佐知子「アカシアの雨がやむとき」で作詞家デビューする。その後も、「霧笛が俺を呼んでいる」、「エリカの花散るとき」、「赤い風船」、「くちなしの花」、「みちづれ」、「二輪草」などを作詞する。特に1978年発表の「みちづれ」(牧村三枝子)、晩年に制作した「二輪草」(川中美幸)は、共に売り上げ100万枚以上を記録する大ヒットとなった。
1998年(平成10年)7月4日、心筋梗塞で死去した。享年71。
主な作品[編集]
赤木圭一郎 「霧笛が俺を呼んでいる」
大川栄策 「わかれ港町」
加藤登紀子 「赤い風船」
川中美幸 「北山しぐれ」「二輪草」「君影草〜すずらん〜」
小林幸子 「夫婦しぐれ」
里見浩太朗 「再会物語」
西田佐知子 「アカシアの雨がやむとき」「エリカの花散るとき」「東京ブルース」「博多ブルース」「裏町酒場」
はやせひとみ 「花燃え」
原大輔 「晩秋」
牧村三枝子 「みちづれ」「夫婦きどり」「あなたの妻と呼ばれたい」「男ごころ」「樹氷の宿」「冬支度」「夾竹桃」「おんなみれん」「友禅流し」「宝生寺」
岬英二 「すまなかったね」
八代亜紀 「港町純情」
山下ひろみ 「あいつの待ってる港町」
米倉ますみ 「佐渡情話」
渡哲也 「くちなしの花」「わかれ花」「あじさいの雨」「あいつ」「みちづれ」「水割り」「ひとり」「おもいで蛍」「酒は男の子守唄」
渡哲也&多岐川裕美 「めぐり逢い しのび逢い」
校歌[編集]
二松學舍大学附属沼南高等学校[1]
1.ヤクルト対巨人戦。【神宮】18:00
6対5で巨人勝利。貯金5個!。
先発
【ヤクルト】小川泰弘右腕、6回松岡健一右腕、7回ロマン右腕、
8回オンドルセク右腕、9回秋吉亮右腕、
【巨人】小山雄輝右腕、5.6回宮國椋丞右腕、7回山口哲也左腕、8回マシソン右腕、
9回澤村拓一右腕、
【巨人】
1番 中 立岡 宗一郎2番 二 片岡 治大3番 左 カステヤーノス投澤村拓一
4番 右 長野 久義5番 一 阿部 慎之助6番 三 村田 修一
7番 遊 吉川 大幾8番 捕 加藤 健投宮國椋丞代打堂上剛裕、投山口哲也、マシソン
左松本哲也9番 投 小山 雄輝、捕小林誠司
【ヤクルト】
1番 中 比屋根 渉代打田中浩康2番 三 川端 慎吾3番 二 山田 哲人
4番 一 畠山 和洋5番 右 雄平6番 遊 大引 啓次
7番 左 デニング投ロマン,オンドルセク,秋吉亮代打竹内普一8番 捕 中村 悠平
9番 投 小川 泰弘 代打森岡良介、 投松岡健一左三輪正義、代打今浪隆博、
1回表、1番、.1.0.1.1.8ヒット2番、バント2塁3番、1.0.2.0.3塁2.1.2.2.空振り三振4番、1.0.1.1.1.2.2.2.3.2.四球5番阿部、0.1.1.1.2.1.盗塁2.3塁2.2.空振り三振ボール?。
カステヤーノスは使えない??。
1回裏、1番、1.0.2.0.2.1.6ゴロ2番、1.0.1.1.1.2.8ヒットストレート3番、0.1.6ゴロ併殺。
2回表、6番村田、4フライ7番、1.0.1.1.2.1.9ヒット8番、0.1.1.1.1.2.6フライ9番、
8ヒット1番、0.1.死球満塁2番片岡、1.0.1.1.1.2.、2.2.空振り三振。ボール??
2回裏、4番、0.1.0.2.1.2.、7フライ5番、0.1.0.2.8フライ6番、1.0.1.1.5ゴロ。21球。
3回表、3番カステ?、1.0.8フライボール球?4番、0.1.9フライ0.2.2.1.3.1..四球6番、
0.1.0.2.6ゴロフォーク、ボール??。
3回裏、7番、1.0.1.1.6ライナー8番、6ゴロ9番、0.1.0.2.1.2.左ホームラン外角のストレート?1号1点1番、0.1.5ゴロ。 0対1。
4回表、7番、1.0.1.1.2.1.2.2.、3.2.、、、、8フライ7球ボール?8番、0.1.000.2.空振り三振9番、1.0.1.1.1.2.空振り三振。
4回裏、要注意2番、1.0.1.1.1.2.2.2.、3.2.空振り三振3番、1.0.1.1.1.2.2.2.、、3.2.7フライ4番、0.1.0.2.、1.2.2.2.右二塁打5番、0.1.1.1.2.1.2.2.フライ。援護点!!。
5回表、1番、0.1.0.2.1.2.2.2.、3.2.、、、四球価値ある策は?2番片岡、0.1.盗塁失敗?左二塁打3番、1.0.2.0.2.1.2.2.3.2.四球盗塁成功1.3塁4番長野、1.0..左ホームラン12号3点貴重5番、0.1.1.1.4ゴロ6番、1.0.2.0.右ホームラン7号1点7番、0.1.1.1.2.1.2.2.7ヒット8番、1ゴロ。 4対1。
5回裏、最重要6番、1.0.1.1.右二塁打7番、1.0.2.0.3.0.四球??8番、1.0.バント2.3塁9番打森岡、1.0.1.1.5ゴロ内野安打1点1番、1.0.2.0.ワイルドピッチ1点2.1.2.2. フライ3塁2番、8ヒットカーブ?1点【宮國】3番、1.0.1.1.右二塁打4番、1.0.2.0.2.1.
6フライ。7番に四球が最悪?? 4対4。
6回表、【松岡】9番小林、0.1.0.2.1.2.6ゴロ内野安打1番、0.1.1.1.1.2.2.2.3.2.、、4ゴロ2塁2番片岡、6フライ3番、1.0.1.1.1.2.2.2.空振り三振。ストレート?。
6回裏、5番、0.1.右ホームラン5号1点6番、0.1.1.1.1.2.8ヒット7番、0.1.0.2.1.2.2.2.3.2.7フライ併殺8番、1.0.1.1.1.2.見逃し三振。 4対5。
7回表、【ロマン】4番、2.0.2.1.2.2.9フライ5番、1.0.1.1.1.2.2.2.、7ヒット6番村田、1.0.左ホームラン外角低めのスライダー好打8号2点貴重7番、1.0.9ヒット価値ある8番代堂上、0.1.4ゴロ併殺?。 6対5。
7回裏、【山口】9番、0.1.1.1.1.2.空振り三振1番、0.2.3.2.、4ゴロ2番、1.0.4ゴロ
ナイス13球。流れ良し、追加点!。
8回表、【オンドルセク】9番小林、0.1.0.2.空振り三振1番、0.1.1.1.9ヒット価値ある2番片岡、1.0.1.1.盗塁失敗?愚作2.1.2.2.3.2.、、、1ゴロ。
8回裏、【マシソン】3番、1.0.1.1.6ゴロストレート154キロ4番、0.1.0.2.、、1.2.見逃し三振内角高めのスライダー5番、6フライ。真ん中のストレート156キロ。ナイス!10球。
9回表、【秋】3番、1.0.1.1.1.2.空振り三振ボール?4番、0.1.0.2.空振り三振5番、1.0.2.0.2.1.2.2.空振り三振.三者三振??。
9回裏、【澤村】要注意6番、3.0.四球7番打竹内、0.1.0.2.9ヒット1.2.塁8番、バント2.3塁9番三輪だ今浪、1.0.4ゴロ1番打田中、0.1.0.2.1.2.空振り三振フォーク、ボール。危ない?
長野3ランと村田7号ソロ+8号逆転2ラン!!。6得点を7回山口8回マシソンが完璧!しかし9回澤村が先頭打者にストレートの四球6番先頭打者に四球???7番にも9ヒットバントで一死2.3塁9番4ゴロ1番三振でかろうじて逃げ切った。
戦評
8月5日(水)ヤクルト vs. 巨人 15回戦
巨人は1点ビハインドで迎えた5回表、長野の3ランと村田のソロで逆転する。その後リードを許すも、1点を追う7回に村田が今度は2ランを放って再逆転に成功した。投げては守護神・澤村が今季25セーブ目。敗れたヤクルトは、投手陣が相手の一発攻勢に沈んだ。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ 巨人 ] 宮國(3勝0敗0S)
敗戦投手、[ ヤクルト ] ロマン(2勝2敗0S)
セーブ、[ 巨人 ] 澤村(5勝3敗25S)
本塁打、[ 巨人 ] 長野 12号(5回表3ラン) 、村田 7号(5回表ソロ) 、
村田 8号(7回表2ラン)
[ ヤクルト ] 小川 1号(3回裏ソロ) 、雄平 5号(6回裏ソロ)
巨人バッテリー
小山 、宮國 、山口 、マシソン 、澤村 - 加藤 、小林。
ヤクルトバッテリー
小川 、松岡 、ロマン、、オンドルセク 、秋吉 - 中村。
2.広島阪神戦。【マツダスタジアム】
8対2で阪神勝利。18:00
先発
【広島】中村恭平左腕、
【阪神】能見篤史左腕、
【阪神】
1 遊 鳥谷 敬 .267 2 二 大和 .190 3 右 福留 孝介 .267
4 一 ゴメス .274 5 左 マートン .275 6 三 新井 良太 .184
7 中 江越 大賀 .171 8 捕 鶴岡 一成 .229 9 投 能見 篤史 .171
【広島】
1 二 菊池 涼介 .267 2 中 丸 佳浩 .251 3 右 ロサリオ .277
4 一 新井 貴浩 .292 5 左 グスマン .296 6 三 梵 英心 .270
7 遊 田中 広輔 .288 8 捕 會澤 翼 .270 9 投 中村 恭平 .---
戦評
8月5日(水)広島 vs. 阪神 13回戦
阪神は2回表、マートンのソロで先制する。その後は、2点リードで迎えた4回に江越と鶴岡の連続適時打などで3点を加えると、7回には鳥谷の適時打などで3点を挙げた。先発・能見は今季8勝目。敗れた広島は、先発・中村恭が4回途中5失点と試合をつくれなかった。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ 阪神 ] 能見(8勝9敗0S)
敗戦投手、[ 広島 ] 中村恭(0勝1敗0S)
セーブ
本塁打、[ 阪神 ] マートン 6号(2回表ソロ)
[ 広島 ] 會澤 6号(8回裏2ラン)
阪神バッテリー
能見 、歳内 - 鶴岡。
広島バッテリー
中村恭 、飯田 、永川 、一岡 - 會澤。
3.中日対DeNA戦。【ナゴヤドーム】
6対4で中日勝利。18:00
先発
【中日】吉見一起右腕、
【DeNA】三浦大輔右腕、
【DeNA】
1 中 乙坂 智 .333 2 遊 倉本 寿彦 .190 3 右 梶谷 隆幸 .294
4 左 筒香 嘉智 .321 5 一 ロペス .284 6 二 宮 敏郎 .306
7 三 バルディリス .269 8 捕 城 俊人 .208 9 投 三浦 大輔 .222
【中日】
1 遊 遠藤 一星 .309 2 中 大島 洋平 .273 3 三 ルナ .301
4 右 平田 良介 .301 5 左 和田 一浩 .302
7 二 エルナンデス .260 8 捕 桂 依央利 .228 9 投 吉見 一起 .143
戦評
8月5日(水)中日 vs. DeNA 15回戦
中日は3点を追う8回裏、藤井の適時打と代打・赤坂の2点適時二塁打で同点とする。その後2死二三塁の好機から、大島の2点適時打で勝ち越しに成功した。投げては5番手・西川が今季初勝利。敗れたDeNAは、先発・三浦が好投を見せるも、救援陣がリードを守れなかった。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ 中日 ] 西川(1勝0敗0S)
敗戦投手、[ DeNA ] 平田(0勝2敗0S)
セーブ、[ 中日 ] 田島(3勝5敗2S)
本塁打、[ DeNA ]
[ 中日 ]
DeNAバッテリー
三浦 、平田 、大原 、長田 - 高城 、黒羽根。
中日バッテリー
吉見 、岡田 、祖父江 、高橋聡 、西川 、田島 - 桂 、杉山 。
.ソフトバンク対日本ハム戦。【ヤフオク】
延長11回4対3でソフトバンクサヨナラ勝利。18:00マジック38点灯!。
先発
【シフトバンク】スタンリッジ右腕、
【日本ハム】有原航平右腕、
【日本ハム】
1 遊 中島 卓也 .283 2 二 田中 賢介 .282 3 中 陽 岱鋼 .247
4 一 中田 翔 .254 5 指 近藤 健介 .327 6 三 レアード .211
7 右 杉谷 拳士 .333 8 捕 大野 奨太 .196 9 左 西川 遥輝 .274
【ソフトバンク】
1 一 明石 健志 .245 2 二 田 知季 .243 3 中 柳田 悠岐 .359
4 左 内川 聖一 .297 5 指 李 大浩 .311 6 三 松田 宣浩 .299
7 右 中村 晃 .302 8 遊 今宮 健太 .218 9 捕 谷 裕亮 .161
戦評
8月5日(水)ソフトバンク vs. 日本ハム 14回戦
ソフトバンクがサヨナラ勝ちで優勝マジック38を点灯させた。ソフトバンクは1点リードで迎えた5回裏、今宮のソロで加点する。その後同点を許すも、延長11回に本多の適時打で試合を決めた。敗れた日本ハムは、打線が粘りを見せるも、最後は4番手・増井がつかまった。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ ソフトバンク ] 五十嵐(2勝0敗0S)
敗戦投手、[ 日本ハム ] 増井(0勝1敗26S)
セーブ
本塁打、[ 日本ハム ]
[ ソフトバンク ] 李大浩 21号(4回裏ソロ) 、今宮 4号(5回裏ソロ)
日本ハムバッテリー
有原 、宮西 、白村 、増井 - 大野 、市川。
ソフトバンクバッテリー
スタンリッジ 、森 、サファテ 、森福 、五十嵐 - 高谷 、細川。
5ロッテ対オリックス戦。【QVCマリン】
1対0でロッテサヨナラ勝利。18:15
先発
【ロッテ】イ・デウン右腕、
【オリックス】東明大貴右腕、
【オリックス】
1 三 ヘルマン .270 2 右 小田 裕也 .--- 3 指 糸井 嘉男 .239
4 一 中島 裕之 .270 5 左 宮 祐樹 .278 6 遊 安達 了一 .247
7 二 岩 恭平 .317 8 中 駿太 .201 9 捕 山崎 勝己 .180
【ロッテ】
1 三 中村 奨吾 .227 2 左 角中 勝也 .301 3 右 清田 育宏 .321
4 指 デスパイネ .254 5 二 クルーズ .274 6 一 福浦 和也 .241
7 遊 鈴木 大地 .263 8 中 伊志嶺 翔大 .289 9 捕 田村 龍弘 .203
戦評
8月5日(水)ロッテ vs. オリックス 15回戦
ロッテがサヨナラ勝ち。ロッテは両軍無得点のまま迎えた9回裏、先頭打者の鈴木が三塁打で出塁する。続く伊志嶺の打席で、捕逸の間に鈴木が本塁を踏んで試合を決めた。投げては、4番手・西野が今季初勝利。敗れたオリックスは、打線が10残塁と振るわなかった。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ ロッテ ] 西野(1勝2敗23S)
敗戦投手、[ オリックス ] 佐藤達(1勝6敗4S)
セーブ
本塁打、[ オリックス ]
[ ロッテ ]
オリックスバッテリー
東明 、佐藤達 - 山崎勝 、伊藤。
ロッテバッテリー
イ・デウン 、益田 、大谷 、西野 - 田村。
6.楽天西武戦【コボスタ宮城】
6対1で西武勝利。18:00
先発
【楽天】辛島 航左腕、
【西武】菊池雄星左腕、
【西武】
1 中 秋山 翔吾 .376 2 一 渡辺 直人 .225 3 二 浅村 栄斗 .287
4 三 中村 剛也 .280 5 左 栗山 巧 .270 6 指 メヒア .207
7 右 熊代 聖人 .143 8 捕 岡田 雅利 .250 9 遊 外崎 修汰 .207
【楽天】
1 中 聖澤 諒 .257 2 三 藤田 一也 .291 3 右 松井 稼頭央 .267
4 指 ペーニャ .271 5 一 サンチェス .229 6 左 枡田 慎太郎 .286
7 二 後藤 光尊 .255 8 捕 嶋 基宏 .220 9 遊 山 浩司 .189
戦評
8月5日(水)楽天 vs. 西武 15回戦
西武が連敗を13で止めた。西武は初回、中村の適時打で幸先良く先制する。その後3点リードで迎えた9回表には、秋山のソロなどで3点を加えて試合を決定づけた。投げては、先発・菊池が7回途中無失点の好投で今季6勝目。敗れた楽天は、投打ともに振るわなかった。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ 西武 ] 菊池(6勝6敗0S)
敗戦投手、[ 楽天 ] 辛島(3勝5敗0S)
セーブ
本塁打、[ 西武 ] 秋山 10号(9回表ソロ)
[ 楽天 ]
西武バッテリー
菊池 、増田 、高橋朋 、牧田 - 岡田。
楽天バッテリー
辛島 、福山 、武藤 、梅津 - 嶋 、小関。
スポーツ
1. 高校野球を「残酷ショー」から解放するために――なぜ「教育の一環」であることは軽視され続けるのか?
松谷創一郎 | ライター、リサーチャー、 2015年8月4日 16時0分
2014年・第96回全国高等学校野球選手権大会・決勝戦直前の甲子園(写真:岡沢克郎/アフロ)
高校野球100年
8月6日、今年も全国高等学校野球選手権大会、いわゆる夏の甲子園が開幕します。早稲田実業の1年生・清宮幸太郎や、地方大会を27イニング防御率0.00で投げ切った東海大相模の小笠原慎之介など、注目選手が多いのも特徴です。3日には組み合わせ抽選会もおこなわれ、いよいよ地方大会を勝ち抜いた49校が日本一をかけて闘います。そんな今年は、高校野球にとっては節目の年でもあります。1915年に前身である全国中等学校優勝野球大会が始まって、ちょうど100年なのです。
しかし、そうした夏の甲子園はこれまで多く批判されてきました。そのもっとも大きな問題点は、投手の酷使です。真夏の炎天下で選手は連日の試合を余儀なくされます。なかでも投手の連投は、国内外から強く問題視されています。
現状の15日間の日程で決勝まで進んだチームは、3回戦から決勝までの4試合を5~6日間で闘うことになります。2013年(95回大会)から準々決勝と準決勝の間に1日休養日が設けられましたが、それでも最大2日間の連投を余儀なくされます。当然のことながら、プロや社会人、大学、リトルリーグではこうしたことはおこなわれません。高校野球だけが異常なのです。
「残酷ショー」と呼ぶほかないこうした公然虐待の状況は、どうしたら改善できるのでしょうか。
空洞化する学生野球憲章
そもそも高校野球は、大手メディアが密接に関与している分、批判されにくい側面があります(※1)。夏の甲子園は、朝日新聞社と日本高等学校野球連盟(高野連)が主催し、毎日新聞も後援します。さらに全試合がNHKで中継され、夜には朝日放送(テレビ朝日系列)の『熱闘甲子園』がその日のダイジェストを放送します。単なる高校の部活動とは異なり、とても大きなスポーツコンテンツとなっています。
しかし、高校野球はあくまでも「教育の一環」です。それは高野連が準ずる「日本学生野球憲章」にも明確に謳われています。
第1第2条(学生野球の基本原理)
学生野球における基本原理は次のとおりとする。
[1]学生野球は、教育の一環であり、平和で民主的な人類社会の形成者として必要な資質を備えた人間の育成を目的とする。
[2]学生野球は、友情、連帯そしてフェアプレーの精神を理念とする。
[3]学生野球は、学生野球、野球部または部員を政治的あるいは商業的に利用しない。
[4]学生野球は、一切の暴力を排除し、いかなる形の差別をも認めない。
[5]学生野球は、アンチ・ドーピングの教育、啓発、対策への取り組みを推進する。
[6]学生野球は、部員の健康を維持・増進させる施策を奨励・支援し、スポーツ障害予防への取り組みを推進する。
[7]学生野球は、国、地方自治体または営利団体から独立した組織による管理・運営を理念とする。
出典:日本学生野球憲章
ここで注視すべきは[6]の部分です。「スポーツ障害予防への取り組みを推進する」とありますが、現行の甲子園の日程は、それをまるで無視したものになっています。
もちろん2年前に設けられた休養日はそれを意識した施策ですが、決勝に進む高校が5~6日間で4試合の強行日程である以上、それが焼け石に水であることは言うまでもありません。また、今年の春からは地方大会においてはタイブレーク制も導入されました。これは延長10回または13回から無死1・2塁から任意のバッターで攻撃を始めることができる制度です。WBCなど国際大会でも見られるこの制度は、国内でも社会人野球やソフトボール、高校野球では明治神宮大会と国体でも導入されています。ただし、今回の夏の甲子園では採用されませんでした。
タイブレーク制は、導入前の昨年7月の高野連による調査では、現場での賛否が真っ二つに分かれました。支持するのは49.7%と、約半分だったのです(※2)。しかし、いくらタイブレーク制を導入しても120球投げたピッチャーが翌日連投する日程が存続する以上、それは大きな改革とは言えません。
アメリカでの取り組み
こうした状況はこれまでに幾度となく批判されてきました。その先頭に立つのは、高校時代にPL学園の投手として活躍した桑田真澄さん(元読売ジャイアンツ)です。桑田さんは、学生野球憲章と実態の不一致を踏まえて投球制限の大幅改革を提言します。
(あえて提言するなら)小手先の改善策よりも改革が必要。僕は球数制限しかないと思ってます。できれば小学生のころから変えていく。どんな調子悪くても“いけるか?”と言われれば“いけます”と答えるのが選手。ルールを設けて皆で守っていくというのが大事。
やらせることばっかりが指導者と思いがちですけど、実は止めることが大事な要素なんですね。日本学生野球憲章が大事だと思う。神棚に上げているんじゃなくて実践していく。
(球数制限を導入すれば)球数を投げさせる戦法って言われてましたけど、学生野球憲章に“フェアプレー精神の理念”というのがあるんですね。卑怯なプレーをしてはいけないということ。“部員の健康維持・増進”そして故障しないための“障害予防”です。これらを掲げているわけですから。
出典:『Sports Watch - ライブドアニュース』2014年8月27日「甲子園投手の『投げすぎ問題』に、桑田氏は『球数制限しかない』」
乗り越えなければならないハードルもたくさんありますが、桑田さんが指摘する球数制限や投球回数制限はもっとも目指すべきところでしょう。
『ピッチスマート』『ピッチスマート』"Guidelines for Youth and Adolescent Pitchers"より
このような主張には賛同者も少なくありません。テキサス・レンジャーズ(MLB)のダルビッシュ有投手などがそうです。また、春の選抜大会の主催者である毎日新聞社も、昨年社説で「選手の将来を考えよう」と提言している(2014年8月5日)。
実際、アメリカではプロとアマが連携しながら、投手の健康を守る取り組みが活発化しています。昨年秋には、MLB(メジャーリーグ機構)とアメリカ野球連盟が未成年者の投手を対象に、ガイドライン「ピッチスマート」を発表しました。それによると、日本の高校生にあたる選手は、15~16歳は95球、17~18歳までは105球が1日の上限だとされています。また、1日76球以上投げた場合は4日以上の休養が必要だとされ、1年間に投げる投球回数も100イニングまでと提言されています。これに照らし合わせると、現状の日本の高校野球が大きく逸脱していることは言うまでもありません。
高校野球投手の怪我の割合
それでは甲子園に出場する高校野球の投手は、どれほど故障しているのでしょうか。それは実際に目安となるデータがあります。高野連は、毎回甲子園に出場する投手を事前に診察しており、それが事業報告書で公表されています。そこでは、肘のX線検査と、医師による肘・肩の検査のふたつがおこなわれています。
以下、それぞれのデータを見ていきますが、年や大会によって検査を受けた人数は異なります。春の大会は年平均103.8人、夏の大会は同145.8人です。また、これらの検査で重複者がどれほどいるのかは明示されていません。
高野連・事業報告書から筆者作成高野連・事業報告書から筆者作成
まず、X線による肘の剥離骨折と遊離体の検査です。剥離骨折は「野球肘」と呼ばれるもので、腱や靭帯と軟骨が離れてしまう状態を指します。一方遊離体とは、いわゆる「ネズミ」と呼ばれるもので、軟骨の小片が遊離し肘関節で動くというものです。
予選のない春の選抜大会よりも、予選のある夏の大会が多いことは一目瞭然です。割合としては、春が14.2%、夏が17.2%ほどで、もっと高かったのは2012年夏の23.5%でした。この検査には控え投手も含まれるので、エースだけに限ればもっと高い数字になると考えられます。
高野連・事業報告書から筆者作成高野連・事業報告書から筆者作成高野連・事業報告書から筆者作成高野連・事業報告書から筆者作成
次に見ていくのは、医師による肩と肘の炎症の検査です。年によってかなりバラつきがあるので、おそらくこれは問診のみだと考えられます。まず肩のほうは、春の大会の平均は8.1%、夏は10.1%となっており、重い炎症の選手はいませんでした。一方肘の炎症は、春が11.9%、夏が13.5%でした。
これらの結果から見えてくることは、高校野球の投手はかなりの割合で肩か肘に故障を抱えているということです。しかし、こうした検査結果を踏まえても、高野連が投球禁止とした選手は過去8年にひとりもいませんでした。そこで注視すべきは、肘に重い炎症があると診断された選手が、2007、2011年の夏の大会でそれぞれひとりずついたという事実です。当該の選手は、肘に重度の炎症を抱えながら夏の甲子園で投げたことになります。こうしたところが、高校野球の「残酷ショー」としての側面なのです。
夏の甲子園に出るまでには、厳しい日程の地方大会でも連投を余儀なくされます。甲子園までのインターバルもさほどありません。もちろんそれは勝ち抜いた高校の優れた投手に限られますが、逆に言えば、優れているがゆえに怪我をする可能性も高まるのです。
こうした状況でやはり思い出されるのは、愛媛・済美高校からドラフト1位で楽天イーグルスに入団した安樂智大投手です。2年生になったばかりの2013年の春の選抜大会で、決勝までの5試合で772球を投げた結果、安樂は肘の故障に見舞われることになります。高校2年のときに記録した最速157キロのストレートは、プロ入り後は146キロまでしか出なくなっています。故障を考えてか、イーグルスが非常に慎重に育成していることがなによりの救いです。
改革可能な日程
それでは、高校野球はどうすればまともな野球として改善できるのでしょうか。その可能性はふたつあります。ひとつが分散開催、もうひとつが日程調整です。
分散開催とは、甲子園球場での一括開催にこだわらず、地域ブロックの1回戦や2回戦を経て、その後甲子園で余裕を持った日程で3回戦以上をおこなうというものです。これならば現状の予算を維持することもできます。しかし、そのときのハードルとなるのは、甲子園という“伝統”です。敗戦した球児たちがグラウンドの土を持って帰るように、甲子園は高校球児の聖地となっています。合理性だけでは決して動かすことのできない文化(伝統)が、大きなハードルとしてそびえているのです。
それよりも現実的なのは日程調整でしょう。現行の15日間の日程では、決勝に進む高校は最後の5~6日間で4試合をおこないます。問題はここにあります。スマートピッチのガイドラインに従えば、投手は最低中4日の間隔が必要となります。それを踏まえて日程を組むと以下のようになります。
画像
そうすると、全体の日程はほぼ倍の29日間にまで拡がります。2回戦後からは3~4日の休養日が4回入ります(これによって阪神タイガースの主催試合も可能となります)。
このとき浮上する問題は、大きくわけてふたつあります。ひとつが高校生を拘束する期間の長さで、もうひとつが予算です。
まず前者について「拘束期間の長さによって学業に支障をきたす」という反論がなされるならば、それは間違いなく欺瞞です。甲子園の大会も「教育の一環」ですから、高校生にとっては学業のひとつです。それを健全な状態に持って行くことこそが肝要です。
現実的により大きな問題なのは、後者の予算についてでしょう。高野連は、全国大会に出場する1校20人(選手18人、責任教師・監督各1人)に対し、1日ひとりあたり3000円(1校あたり6万円)の滞在費を支給しています。日程拡大によって増えるのはやはりここになります。
画像
大会3日前の抽選日から敗退日まで支給される滞在費は、現行日程では3024万円(雨天順延なしの場合)にのぼります。倍以上の29日まで拡大した改革日程案では、これが大きく膨らむと思われるかもしれませんが、実際はちょうど600万円増加の3624万円にとどまります。日程が開く期間は滞在チームも減っているので、実は支給額があまり増えないのです。
また、春の大会でも同じ中4日の休養日でシミュレーションをすると、日程は現行の12日間から25日間に、支給額は1740万円から2268万円と528万円増加します。つまり、両大会あわせて1128万円の増加となります。スタッフの人件費なども考えると、多めに見積もって1年間に1500万円くらいの予算増だと考えていいでしょうか。
回収可能な1500万円
それでは増加した1500万円の予算をどのようにして調達すれば良いのでしょうか? さまざまな状況を勘案すると、それほど難しいことではないことが見えてきます。
高野連は税制優遇を受ける公益法人ですが、その財務諸表によると2013年度の経常収益は約7億7000万円なのに対し、経常費用は約6億9200万円で、約7800万円の黒字になっています。その前年度は約6000万円の赤字なので、必ずしも収支が安定しているわけではありませんが、債券だけで12億円にもなる内部留保もあるので財政基盤はとても安定していると言えます(※3)。
また、高校野球には朝日新聞(夏の主催)や毎日新聞(春の主催)、NHK、朝日放送、スポーツ新聞など多くの受益者が存在します。それもあり、高野連は朝日放送と毎日放送、ミズノスポーツ振興財団などから計790万円の補助金を受けています。しかしNHKから放映権料を得ている形跡はなく、経常収益の約88%は入場料収入に頼っています(2013年度)。
以上を踏まえてこの1500万円を確保するためには、大きく分けて3つの方法があると考えられます。
ひとつは入場料金の値上げです。高校野球は入場料金がとても安く、バックネット裏が2000円、内野席は1500円、アルプス席が600円、外野席は無料です。しかもこれは一日券で、試合ごとの入れ替えはありません。この料金を上げることがまずは考えられます。2013年度の入場料収益は6億7796万円でしたが、単純計算でこれを2.2%上げれば回収することができます。
次にあげられるのは、グッズ販売の強化です。2013年度に「配布品」として計上されているのは1262万円ほどにしかすぎません。たとえば広島東洋カープは、独自の企業努力によってグッズ販売額を10年で2億から20億円にまで増加させました。こうした工夫はまだまだできるでしょう。
最後にあげられるのは、放映権料をちゃんととるということです。NHKが全試合を放映するのは地方のことも考えた公共放送だからですが、いくらなんでも無料というのは不可解です。1500万円とはドラマ1本の製作費と同程度なので、なんとでもなると考えられます。
もちろん高野連は公益法人なので、あくまでもその目的は公益事業にあります。よって高い営利目的の事業は許されません。しかし、「教育の一環」であることを順守するためならば、この程度の収入増は十分に許されるでしょう。少なくとも1500万円とは、2013年度高野連の「交際費」と「会議・会合費」を足した1386万円よりも少し多い程度の額なので、なんとかしてもらいたいものです。
八田新会長は改革断行できるか?
昨年8月末に発表した「『残酷ショー』としての高校野球」という記事は、大きな波紋を呼びました。100年目の高校野球で問われていることとは、それを現状の「残酷ショー」のままにしておくのか、それとも正常な野球の状態に改善するのかという選択です。そのときにポイントとなってくるのは高野連が掲げる「教育の一環」というテーゼです。これに従うならば、やはり日程の変更を含め大きな改革が必要です。
しかし、もし改革しないのであれば、それは「教育の一環」であることを放棄し、まさに「残酷ショー」として存続することを意味します。高校野球ファンのなかには、「残酷ショーだからこそ、高校野球は面白い!」という極論も散見されます。これは決して開き直りなどではなく、ある種の筋が通った意見でしょう。野球をよく知る者ならあんな異常な状況を素直に楽しむことはできませんが、中学生が殺しあう映画『バトル・ロワイアル』のように娯楽として消費するのであれば、それは理にかなっています。もちろん、高校野球は映画のようなフィクションではありませんが――。
今大会終了後の9月、高野連の新会長に、経済学者で前同志社大学学長の八田英二さんが就任する予定です。八田新会長は、就任にあたって「私は大学の教員。人間を育てるのは教育者の使命だと考える。高校野球も『教育』という面では変わりはないので、私の得意とするところ。最大限にできるのではないかと思う」と話しています(※4)。それが有言実行となることを期待しながら、来年101年目を迎える高校野球がどのように改善されていくのか、今後も厳しい目で見守りたいと思います。
※1……高校野球に関与していない大手マスコミのひとつである読売新聞は、2007年8月1~3日にかけて「高野連ってなに?」という連載をしました。そこでは、当時問題となった特待生や財務における内部留保の多さなどが指摘されています。
※2……朝日新聞デジタル2014年9月30日「タイブレーク制、5割支持 高野連が全加盟校アンケート」
※3……高野連は過去8年分の財務諸表を公式ホームページで公表している。
※4……朝日新聞デジタル2015年6月13日「高野連会長に八田氏内定 『私は教員、高校野球も教育』」
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松谷創一郎
ライター、リサーチャー
1974年生まれ、広島市出身。商業誌から社会学論文、企業PR誌まで幅広く執筆。国内外各種企業のマーケティングリサーチも手がける。得意分野は、カルチャー全般、流行や社会現象分析、社会調査、映画やマンガ、テレビなどコンテンツビジネス業界について。著書に『ギャルと不思議ちゃん論:女の子たちの三十年戦争』、共著に『どこか〈問題化〉される若者たち』、『文化社会学の視座:のめりこむメディア文化とそこにある日常の文化』等。BgWEy
2. 西武13連敗で球団ワースト記録、田辺監督「まくりたかった」
サンケイスポーツ 8月4日(火)22時19分配信
西武13連敗で球団ワースト記録、田辺監督「まくりたかった」
5回、ベンチの西武・田辺監督(右)。中村=コボスタ宮城(撮影・土谷創造)(写真:サンケイスポーツ)
(パ・リーグ、楽天5-4西武、14回戦、西武9勝5敗、4日、コボスタ宮城)西武が球団ワースト記録となる13連敗を記録した。
先発の岸が5回4失点(自責1)。一回、外崎の失策を足掛かりに2点を先制され、五回にはみずからバント処理を二塁に悪送球するなど、失点は失策が絡んだ。
0-4の七回に脇谷が中前適時打。浅村が満塁の走者一掃となる3点二塁打で同点に追いついたものの、八回に4番手の増田が外崎の失策から一死一、三塁で枡田に右前適時打を浴びた。
田辺監督は「何とか同点に追いついて、まくりたかったけど。連敗中のチームというのはミスが出る。防ぎきれなかった。(外崎の2失策は)みんな一生懸命やっているんで攻められない。攻撃でもいい働きをしているし。何とか次に生かしてくれれば」と話した。
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3. キヨシ監督、怒り心頭!エレラの失態に「頭の中かち割りたい」
スポニチアネックス 8月5日(水)7時1分配信
キヨシ監督、怒り心頭!エレラの失態に「頭の中かち割りたい」
<中・D>DeNA先発の久保
◇セ・リーグ DeNA5―4中日(2015年8月4日 ナゴヤD)
辛くも逃げ切ったが、DeNAの中畑監督は怒り心頭だった。
8回から救援したエレラが先頭打者の平田に打席で構える前に投球したとして2度の反則投球、赤坂にはセットポジションで一時静止を怠りボークを犯して押し出しの独り相撲。「よく勝ったな。エレラはセットが完了していると思ったんだろうけどこれだけ誤差がある。頭の中をかち割ってみたい。本人は怒っているけど、怒っているのはこっち」と語気を強めた。
6回2失点で今季8勝目を挙げた久保についても、「久保の力からすれば半分も出していない」と厳しかった。
▼DeNA・久保(6回9安打2失点で3試合ぶりの今季8勝目)今まで気持ちに任せた部分があった。低めに投球することをしつこくやろうと思います。
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4. マー君 8勝目 3失点もヤ軍13安打13点で援護 被本塁打は昨年を上回る
スポニチアネックス 8月5日(水)11時37分配信
マー君 8勝目 3失点もヤ軍13安打13点で援護 被本塁打は昨年を上回る
レッドソックス戦に先発したヤンキース・田中
◇ア・リーグ ヤンキース13―3レッドソックス(2015年8月4日 ニューヨーク)
【写真】・田中はバント処理で三塁手とぶつかり内野安打に
ヤンキースの田中将大投手(26)は4日、ニューヨークでのレッドソックス戦に先発。6回0/3を投げ、5安打3三振3失点で今季8勝目(4敗)を挙げた。
4月12日以来のレッドソックス戦登板で、大リーグ初登板初先発となったオーウェンスと投げ合った田中。前回制球を乱した決め球のスプリットも良くなり、4回まで1安打投球だったが、1点リードの5回1死後にナポリに左翼線二塁打を許すと、続くデアザがセーフティバント。三塁前に転がったが、処理しようとした田中とヘドリーがぶつかり内野安打に。8番スワイハートが左前適時打を放ち同点、9番ホルトの左犠飛で逆転された。
しかし、ヤンキースは6回に2番ヤングの左前打から4連打などで3点を奪い逆転。田中は7回にサンドバルに右越え本塁打を浴び、ここで降板したが、ヤンキースは7回に打者13人で不本塁打などで9点を追加。計13安打13点で、田中に白星が付いた。
田中は今季の被本塁打は16。昨季は20試合登板で15本だったが、今季は15試合目の登板で上回ってしまった。
5. 巨人・鈴木、わずか2ミリ…走塁のこだわり
サンケイスポーツ 8月5日(水)15時21分配信
巨人・鈴木、わずか2ミリ…走塁のこだわり
土のグラウンドでも変わらぬ俊足を披露する鈴木。そこにはスパイクへのこだわりがあった(写真:サンケイスポーツ)
【球界ここだけの話】
巨人が誇る走塁のスペシャリストは、足先まで神経をとがらせている。7月20-28日まで、甲子園→マツダスタジアム→松山坊っちゃんスタジアムを7試合連続で転戦した『巨人版・死のロード』。鈴木尚広外野手(37)は、真っ先にグラウンドの状態を確かめていた。
「人工芝と比べて、土の球場は走路が柔らかくなったりしていて、難しい。マツダスタジアムもそうだけど、特に甲子園は季節や天気でも土の硬さが変わってくる。一番、難しい球場です」
今夏はプロ19年目でオールスターに初出場。代走で登場するだけでスタンドから大きな拍手をもらうようになったベテランが、道具へのこだわりを教えてくれた。最も気を使うスパイクの基準としているのが高校野球の聖地、甲子園だという。
「しっかりと刃が土を噛んでいないと、力をロスしてしまう。甲子園は柔らかい土の下に硬くなっている層がある。そこまで刃が入るようにしてもらいました」
失敗から学んだ。4月18日の阪神戦(甲子園)。代走で出場も2年ぶりにけん制死となった。そこで、今シーズンからアドバイザリー契約を結んだアディダス社と話し合い、これまで使っていたものよりも、刃の長さを2ミリ長くした、9ミリのスパイクを製作してもらった。
たかが2ミリと侮るなかれ。自慢のギアを装着し、今季はこれまで7度の盗塁にトライして7盗塁。つまり100パーセントの成功率だ。トレーニング、走法、相手投手の研究、そして道具選びまで、失敗を糧に最高のプレーを追求する鈴木の姿に真のプロフェッショナルを見た。(巨人担当・桜木理)
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6. 村田、右へ左へ2打席連発!巨人、通算1万試合を逆転勝ちで飾る
スポニチアネックス 8月5日(水)21時36分配信
村田、右へ左へ2打席連発!巨人、通算1万試合を逆転勝ちで飾る
<ヤ・巨7回1死一塁、左越えに逆転2ランを放った村田(左)を迎える巨人・原監督
◇セ・リーグ 巨人6―5ヤクルト(2015年8月5日 神宮)
巨人がプロ野球4球団目となる通算1万試合目のメモリアルゲームを逆転勝ちで飾り、首位を守った。6番・三塁で出場した村田が逆転2ランなど2打席連続本塁打で3打点と活躍した。
【写真】7回、左越えに逆転2ランを放つ巨人・村田
巨人は初回1死三塁のチャンスにカステヤーノスが空振り三振。続く長野は四球を選んで2死一、三塁としたが、阿部が空振り三振に倒れて無得点。2回には2死満塁から片岡が空振り三振で先制機を逃すと、3回に先発の小山がヤクルトの先発・小川にプロ1号のソロ本塁打を浴びて先制を許してしまう。
0―1で迎えた5回1死一、三塁から長野が左越えに12号3ランを放って逆転。2死後に村田が右中間への7号ソロで続き、リードを3点に広げたが、その裏、小山がヤクルト打線につかまり3失点で同点。6回には2番手の宮國が雄平に右越え5号ソロを浴びて勝ち越されてしまった。
それでも7回1死から阿部が左前打で出塁すると、続く村田が左越えに2打席連続となる8号2ランを放ち逆転。7回から山口、マシソン、沢村とつなぐ「勝利の方程式」で逃げ切った。
ヤクルトは小川が5回7安打5四死球で4失点と踏ん張れず、3番手のロマンが村田に痛恨の被弾。首位攻防戦で痛い2連敗を喫し、広島に勝った阪神に抜かれ3位に後退した。
7. ソフトB、11回本多サヨナラ打でM38!福岡移転後最速の点灯
スポニチアネックス 8月5日(水)22時16分配信
ソフトB、11回本多サヨナラ打でM38!福岡移転後最速の点灯
<ソ・日>11回1死二塁、サヨナラ打を放つ代打・本多
◇パ・リーグ ソフトバンク4―3日本ハム(2015年8月5日 ヤフオクD)
ソフトバンクが5日、日本ハムに4―3で延長11回サヨナラ勝ちし7連勝。リーグ連覇へのマジックナンバー38が点灯した。
打線は先制点を許した直後の2回に1死一、三塁から8番今宮の三ゴロで同点に追いついた。4回に李大浩(イ・デホ)が11試合ぶりとなる21号ソロで勝ち越しに成功。5回には今宮が4号ソロを放ち追加点を奪った。
7回に同点に追いつかれたが11回、先頭の中村が四球で出塁。今宮がきっちり犠打で送り1死二塁に。代打・本多がサヨナラ打を放ち勝負を決めた。
ソフトバンクの最速マジックは南海時代の65年7月6日(チーム58試合時)に点灯したM62。福岡に移ってからはダイエー時代の03年8月17日(同104試合時)のM30。5日(同93試合時)のM38で今季が福岡移転後最速のマジック点灯となった。
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