週刊 新大土壌研

新潟大学農学部農学科 土壌学研究室の活動日記です 『週刊』を名乗っていますが、不定期に更新していきます

国際放射線防護委員会(ICRP)と欧州放射線リスク委員会(ECRR)、それぞれの勧告について 野中

2011-06-03 | MN(野中)

 5月28日~29日は北海道で土壌動物学会に参加しました。30日は横浜国立大学でシンポジュウムに参加しました。

 ロシアの土壌動物研究者の話は印象的でチェルノブイリ事故後、今でも土壌動物の多様性は回復していないようです。

 後日詳しく書きたいと思います。横浜国立大学の金子教授がその辺の論文をまとめています。

 31日は料理人のチャリティーシンポに参加しました。東北で1日1000食の食事を提供しているシェフの話には感激しました。地元食材の温かい食事、本当に真心がこもっていました。

 これも、後で書きたいと思います。

 http://www.soulofjapan.org/report.html

  

 放射線の生体影響について、聞かれることがあるので国際放射線防護委員会(ICRP)と、欧州放射線リスク委員会(ECRR)、それぞれの勧告について、どのように理解すればよいか、下記ホームページを紹介します。

 神戸大学の山内先生がわかりやすく解説しています。

 過去の環境問題を見てもわかるように、私が関わってきた、例えば新潟

水俣病事件では国が科学的に明らかでないとの理由で被害者を増やし

ました。

 疫学調査では科学的に証明することが難しいとの理由でECRR勧告を

無視する姿勢は間違いです。ECRR勧告もきちんと国民に知らせるべき

です。

  国はECRR勧告を重視すべきです。私たちも自ら判断することが大切です。

 http://smc-japan.org/?p=1941

 

 http://www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_dl.htm

 

 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No99/yamauchi041215.pdf

 

 


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