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悲しさを詰め過ぎた心は優しさを醸し出す Abrázame...Julio Iglesias 私を抱きしめて

2024-05-06 10:44:52 | 随想録
悲しさを詰め過ぎた心は優しさを醸し出す 
『Abrázame...Julio Iglesias  私を抱きしめて』
 julio iglesias - abrazame
 出会いと別れ  
 会者定離 有為転変
年を積み重ねてくると出会いよりも、別れが多くなってくる。
別れでも、一生会えなくなる別れがある。
最後の言葉を交わさず別れてしまうことがある。
 
自分の命以上に大切な命・もっとも愛する命 
心を亡くした時その心は「悲嘆反応」を起こす。
 
深い悲しみを詰めこんでしまった心はこの世で生き支える心を見失なってしまう。
立ち直ろう、立ち直ろうと心はもがき苦しむ。
その果てしない悲しみを癒すのは時の流れだ。
 
その悲しみを優しさに詰め変えて心は立ち直ろうとする。
心をつみかえようとする。悲しみが心から溢れだしてしまう。
悲しさを詰め過ぎた心は優しさを醸し出す。
 
人生で深い悲しみを経験した心は優しさを醸し出す。
良き思いでにするために『秘すれば花』 も必要だ。
 
どうしてもその心に会いたいときは夢をみることだ。
しかしその深い悲しみはいっまでも無くならない。
 
人はいかなる時代なっても心に「秘めたる花」を持ち続け
不易を追い求めていく
 
                                                   淡登水
 
秋の造形 2  
 
人や物、地位など、その人にとって大切な何かを失う体験をすると「悲嘆反応(grief reaction)」が起こります。
 
悲しみの中でも大きな悲しみを悲嘆(grief)と呼んでいます。心のよりどころを失ない、「これは現実ではない」「夢の中に違いない」と ...
 
世阿弥の芸論書「風姿花伝」からの言葉。「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」 秘めるからこそ花になる。
 
秘めねば花の価値は失せてしまう、という意味だそうです。すべてを見せずに、ほんの少しのことを象徴的に ...
いつまでもいつでも「秘すれば花」を持て
 
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