2019年、内田百閒が生誕130年を迎えるのを記念して、吉備路文学館
と岡山県郷土文化財団が所蔵する直筆原稿や書軸、初版本など貴重な
資料や遺品を一堂に会し、「生誕130年記念 内田百閒 ―古里岡山を
訪ねて―」を開催します。
今回の特別展では、稀代の文筆家を生んだ古里岡山やゆかりの人びと、
百閒が特に好んだ乗り物に焦点をあて、その生涯にせまります。
全会期(2019年2月10日(日)~6月2日(日))16週間のうち、8週間ずつを
前期・後期、さらに2週間ごとの8期に区切り、尋常小学校から第六高等学
校までの作文や図画などを入れ替えて、育ちゆく少年の姿を追います。また、
夏目漱石をはじめ、百閒を育んだ人びとのゆかりの品々も、期間を区切って
特別に展示します。今回初公開となるものも多く、この機会に何度でも足を
お運びいただき、内田百閒の新たな魅力を発見していただければ幸いです。
記念講演会 《百閒文学について》
講 師
綾目 広治 氏 (ノートルダム清心女子大学文学部長)
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