PAPP GÖRGY

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パップ・ギョーリキー

春眠暁を覚えず―睡眠覚醒障害 その1

2005-02-11 05:33:16 | とりとめのない疑問
最近更新が滞っており、申し訳ございません。
試験期間も終わり、ただいまバイトも削りに削って再試に向けて勉強をしております。
と言いたいところなのですが、素直にそうとも言い切れない状況。
というのは、毎日図書館に通うものの、大半を寝て過ごしております。
こんばんは、モです。
睡眠時間が短くても元気に一日過ごせた中学・高校時代をもう一度とばかりに奮起して頑張ってこれた大学生活も後半に入ると、「昔取った杵柄現象」とでも言いますか、「昔はできたのに…」ということが増えてまいりました。
これも偏に、私の生活の不摂生や努力不足の賜物ではありますが。
ちなみに、参考までにここ数日の図書館での午睡の貪りっぷりを恥ずかしげも無く掲載させていただきますと、
2月 9日5時半から6時半まで図書館で勉強の予定。が、着席し、荷物を置き、コートを脱ぐ間も惜しいと言わんばかりにそのまま睡眠。はっと気付くと6時半。
2月10日3時に図書館に到着。10時半まで滞在。が、大半を睡眠に費やし、勉強の進捗状況は教科書のページ数にしてたったの2ページ。

説明しますと、教科書を読み始め、頭の中で考えて…ん?全然関係ないことをつぶやいている…?気付くと眠っていました。
さらに同じ部分を読み、頭の中でリコールしながら、また気付くと関係ないことを…というのを繰り返しておりました。
しかし、なぜでしょう、座って眠るとたくさん空気を飲み込みますね。
目覚める度にお腹いっぱいで、音を立てないように、何度も吃逆しておりました。
それはともかく、最近眠くて仕方ないのであります。
最近、夜の睡眠が不十分なのか?もしや、睡眠時無呼吸?などと心配になります。
そこで、今夜のテーマは睡眠覚醒障害。

症例:モ 26歳 男性
【主訴】不眠
【現病歴】中学高校の頃はあまり眠らなくても翌日に睡眠不足を感じなかったが、昨年頃より、短時間睡眠の翌日は昼に耐え難い眠気を感じ、授業中や勉強中に長時間、あるいは繰り返し、眠るようになった。先月は試験期間であったが、勉強しなければならない状況でも眠くて仕方がなく、勉強しないまま試験に臨んだ日もあった。昨日、1時間勉強する予定で図書館へ向かったが、1時間眠っていた。一昨日の睡眠時間は9時間程度であった。今朝は4時間半の睡眠で起きるつもりが、目覚めたときには入眠後7時間経っていた。バイトがあったので急いで起きたが、瞼が重かった。午後は図書館で、教科書を1行ほど読んでは居眠りする、ということを7時間にわたって繰り返した。右の肩甲骨内側に肩こりのような不快感が持続した。先月から胃の調子が悪く、胃薬(Marzulene-S (R))を思い出したときに服用、その他に薬剤の服用はない。胃の調子が悪くなってからはコーヒーや紅茶を飲まなくなったが、緑茶はほぼ毎晩飲んでいた。年末に祖父が他界、親戚付き合いで年末は多量にビールを飲んだ。1月末にも法事で昼に瓶ビール2本、夜にグラス1杯のビールを飲んだ。試験期間中、午前に試験が終わって缶ビールを飲んだ日があった。2月14日、試験の打ち上げなどで夜6時頃から朝5時まで大量に飲酒。翌日はバイトのため、9時に起きた。試験期間中は徹夜して試験を受けた後に眠る日が多かった。
【既往歴】特記すべきこと無し

ところで、教科書を開いて吃驚しました。えぇ、この範囲の試験はもう終わってますが。。。、
睡眠時間の長短にかかわらず翌朝の覚醒時に睡眠に対する不足感が強く、患者自身が身体的、精神的、社会生活上の支障があると判断している状態が不眠である。

皆さん、朝起きるの辛くないんですか???
私は生まれてからこれまで、毎朝起きるのが辛いのですが。
私、生来不眠症なのでしょうか???
ちなみに、「日本人成人の約4人に1人」が不眠症、とあります。
4人に3人は、朝起きるのが苦でないのですね。
知らなかった…
夜間の睡眠時間の長短にかかわらず、社会生活を営むうえで不都合な時間帯に耐え難い眠気が生じたり、居眠りをするのも過眠症である。

そして最近、過眠症なのですね。

それでは、睡眠覚醒障害について見ていきましょう。
睡眠覚醒障害は、不眠、過眠症、睡眠時随伴症、睡眠覚醒スケジュール障害、に分けられます。
これらにてついて細かく見てきましょう。

不眠は、以下のように分類できます。
 1.入眠障害 … 寝付くのに長い時間を要する
 2.中途覚醒と再入眠困難 … 何度も目覚め、目覚めた後に再び入眠することが困難である
 3.早朝覚醒 … 患者が希望する起床時刻よりも著しく早く目覚めてしまう
 4.熟眠困難 … 翌朝の起床時に熟眠感がない
私は、熟眠困難なのでしょうか?

さて、不眠の原因には
1.痛み、痒み、咳、呼吸困難、悪心、頻尿など身体的要因
2.騒音、まぶしい光、不適切な室温や寝具、不適切な睡眠衛生などの環境や生活習慣、学習によってもたらされるもの、すなわち生理的要因
3.急性・慢性のストレスや喪失体験、心的外傷体験などの心理的要因、4.うつ病や不安神経症をはじめとする精神疾患
4.鎮咳剤、インターフェロン、ステロイドのほか、アルコールやカフェインなどの常用による、ないしは離脱時に現れる、薬剤によるもの
とまとめられます。
これらの原因がないにもかかわらず、慢性的に不眠が持続し、覚醒時には疲労感、不安、抑うつ、注意集中困難を自覚するものを原発性不眠症といい、これは2.生理的要因に分類されますが、いわゆる「不眠症」に相当するもので、不眠を訴えて受診するもののうちの約2割を占めます。
原発性不眠症では、不眠を恐れ、寝床につくと一生懸命眠ろうと努力し、その結果、かえって覚醒度を高めてしまいます。一方で、眠ろうと意識していないときに、例えば、テレビをみているときや読書中にはまどろんでしまいます。また、旅先や検査室など、通常では眠りを妨げるような慣れない環境の下では普段よりよく眠れることが多くなります。

さて、眠くなったので寝ます。おやすみなさい。続きはまた今度。
(え、そんなオチ、あり…?)