未来を信じて

ダンナは私たちの太陽!

ダンナの病気について5

2007-05-18 00:48:45 | 発病~再発
2007年3月20日に入院が決まった。時間的に当日に行くのは不可能だったので(少しくらい遅れても大丈夫だったんだろうけど…)前日の19日に出発。この日は少しだけ東京を観光して東京ドーム近くのビジネスホテルに宿泊。子供ができてからダンナと二人だけでお泊りできるなんて思ってなかった病気がわかってからは辛いことだらけだったけどお泊りできたことはうれしかった

楽しい時間はあっという間に過ぎ、入院当日。手続きを済ませ病室へ向かう。病院内の説明、今までの経過の説明を看護師さんに伝え、胸と頭のレントゲン、心電図をとってもらって今日の予定終了。翌日からも28日の手術に向けての検査がいろいろ待ってます。
私は子供達が待っているため一旦家に帰りました。単身で不安でしょうが頑張ってもらうしかない!
PET検査、麻酔科の説明、MRI、血管造影、高次機能テストなどしてもらいました。

手術の説明を受けるため再び東京へ。手術はナビゲーションシステムを使い蛍光診断(口から薬を飲み腫瘍の部分を光らせる)で腫瘍を見極め、術中MRIを使って豆腐のように柔らかい脳が形を変えても腫瘍の部分を把握できるようにする。術中、麻酔から覚醒させ話せたり問いかけに答えられるか確認しながら摘出するとのこと。初診の時にも聞いていましたがスゴイの一言です。きれいにとれて治ってくれる様な気がしました。
でもかなりシビアな事も言われました。脳のほぼ中心の中心らへんにある「のうりょう」という部分にも腫瘍が侵出しているとのこと。ここは右脳と左脳の情報を行き来させる橋の役目をしていてとても重要な場所。とってしまうと判断力がなくなる、痴呆状態になる、性格変化(暗く陰湿に)になる。私は何と比べても生きていてくれる方がいいと思ったけど、きっとダンナはわけがわからなくなる位なら残しておいて欲しいと思ったに違いない。
これだけの話を聞いて前の病院ではどんな手術だったんだろう?地方の症例の少ない病院なので先生もパニクっていたのかもしれないと思うと無事に手術してもらってホッとしました