皆様 おはようございます。
4月22日(金) 東京の天候は
NHKBSプレミアムの新日本風土記という番組で「山陰(鳥取県)」が取り上げられ
放送されています。
この番組のカニの競りをしている模様の中心に、当店に時々来店される方が映し出されていました。
鳥取県東部の鳥取市、岩美町付近でとれたカニ(マツバガニ)などの一部は、北陸に陸送され、
「越前ガニ」としてうられているのだそうです。
さて、本日は昨日、来店された女性の事例をご紹介します。
概要
・ホームヘルパーの仕事をされている60代後半の女性。
・約1時間ほどかけて電車で来店されました。
・改善要望は、
①お尻~太腿裏~膝~ふくらはぎ周辺が痛い。
②右肩~肘の痛み
③手指が重く、シビレ感があり、曲げ伸ばしがしづらい。
④頭&体が重く、辛い。
等でした。
体を診させて頂くと
<背中>
・ベッドにうつ伏せになると、背中が亀の甲羅の様に盛り上がり、背中の筋肉の
強い拘縮がうかがわせていました。 (脊柱起立筋、広背筋、菱形筋のコリ)
<お尻~足>
・お尻の筋肉は、小殿筋、大殿筋などが強い筋肉コリとなっており、押すと強い痛みを
感じておられました。
・太腿は、大腿四頭筋、大腿筋膜張筋、内転筋、大腿二頭筋(ハムストリングス)が
強い筋肉コリとなり、押すと強い痛みを訴えられます。
・すねの前脛骨筋、ふくらはぎのヒラメ筋、腓腹筋、後脛骨筋、腓骨筋などが強い筋肉
コリで、押すと激痛のため体をよじって逃げるような仕草になります。
<肩~腕>
・上部胸椎が左側に傾き、個々の骨もズレており神経を圧迫しているため
腕全体に「シビレ感」などが起こっていました。
・腕の様々な筋肉が仕事で酷使されるため筋肉コリとなり
「押すと激痛」「可動制限」などが起こっていました。
・また、肘~手指先に伸びる、屈筋及び伸筋も筋肉コリのため指が曲がったままとなり、
指の曲げ伸ばしがしづらくなっていました。
不調原因は、「強度の筋肉コリ」&「背骨上部の骨の崩れによる神経圧迫」でした。
改善施術
・お尻、骨盤内側の筋肉を緩めます。
・背中の筋肉を緩めます。
・骨盤を整え、腰椎(腰の骨)、背骨の崩れを整えます。
・太腿、膝周辺の筋肉を緩めます。
・ふくらはぎ、すね、足甲の筋肉を緩めます。
→ 足が軽く、楽になり、動きやすくなりました。
・お腹の筋肉、胸部の筋肉を緩めます。
・肩甲骨周辺の筋肉を緩めます。
・首の筋肉を緩め、頭蓋骨、首の骨の崩れを整えます。
・頭部の筋肉を緩めます。
→ 首、肩が楽になり、動かしやすくなりました。
頭、目もスッキリしたとのことでした。
・上腕(肩~肘)、前腕(肘~手首)、手の甲などの筋肉を緩めます。
<施術は、 午前10時~午後0時30まで2時間半に及びました。>
施術後の体の状況をうかがうと
・体全体が楽になり、動かしやすくなった。
・重くスッキリしていなかった頭や目が、とてもスッキリし、楽です。
・体を酷使し続けると大変になるので、月に1回くらいは体のメンテナンスが必要と
思いました。
等とおっしゃり、軽快な足取りで帰って行かれたのです。