今日、名古屋出張から帰った。
トリノオリンピックも後半戦を過ぎ、日本期待の3人が出場する女子フィギアスケートのショートプログラムがスタートする前の記者会見で,ひとりの記者の誠に心無い質問によって,多感な時期の若いアスリート選手が童謡し,午後の練習も中断すると言う様な事態になっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060220-00000041-sph-spo&kz=spo
ショートプログラム初日の結果は8位に終わっているが,元々,オリンピックに選考された決め手は少し前の実績ポイントが大きい所があるので、選考選手とされる前のここ数ヶ月の彼女のスケーティングの不調さを考えれば,ある意味,妥当的な結果なのかもしれない。
しかしながら、報道の面で「美談」や「ドラマティック」さを演出するために,時期をわきまえず,メンタルな面でも最も周囲が気を使うべき競技をひかえたアスリートに対して心無い質問をし,メンタル面に動揺を与えることは、仕事人である前に,日本を応援する独りの人間であるはずにも拘わらず,誠に腹立たしく悲しいことである。会見場でも心無いものとして周囲の吊るし上げに逢ったと言うが、必然的であろう。
地元出身の選手であるが故に、4年に1回の大会であるが故に、頑張って欲しいのはヒトシオである。(名古屋のセントラルブリッジの近くの喫茶店「オレンジタウン」が彼女の祖父が経営する店らしく大会前も立ち寄ったのだ,と横浜へ戻る際に買ったCスポーツの新聞記事になっていた。)
しかし,もしメダルが取れればそれはいう事は無いが,頑張って悔いのない滑りをして応援している人にも頑張りや感動が伝われば,それで充分と言えよう。
大会初日で5位で終わったモーグルの日本選手に対しても,メダルが取れなかった悔しさ以上に,世界がそれ以上のレベルなのであると言う現実への再認識と,善戦した素晴らしい滑りにすがすがしさと満足感を感じるものである。そこがまたアスリートに対する想い,見るスポーツにとっての,誠に良いところでもあろう。
今回の心無い言動は、ここへ来て益々応援しよう,盛り上がろうとしている独りの日本人として誠に残念な出来事であった。
トリノオリンピックも後半戦を過ぎ、日本期待の3人が出場する女子フィギアスケートのショートプログラムがスタートする前の記者会見で,ひとりの記者の誠に心無い質問によって,多感な時期の若いアスリート選手が童謡し,午後の練習も中断すると言う様な事態になっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060220-00000041-sph-spo&kz=spo
ショートプログラム初日の結果は8位に終わっているが,元々,オリンピックに選考された決め手は少し前の実績ポイントが大きい所があるので、選考選手とされる前のここ数ヶ月の彼女のスケーティングの不調さを考えれば,ある意味,妥当的な結果なのかもしれない。
しかしながら、報道の面で「美談」や「ドラマティック」さを演出するために,時期をわきまえず,メンタルな面でも最も周囲が気を使うべき競技をひかえたアスリートに対して心無い質問をし,メンタル面に動揺を与えることは、仕事人である前に,日本を応援する独りの人間であるはずにも拘わらず,誠に腹立たしく悲しいことである。会見場でも心無いものとして周囲の吊るし上げに逢ったと言うが、必然的であろう。
地元出身の選手であるが故に、4年に1回の大会であるが故に、頑張って欲しいのはヒトシオである。(名古屋のセントラルブリッジの近くの喫茶店「オレンジタウン」が彼女の祖父が経営する店らしく大会前も立ち寄ったのだ,と横浜へ戻る際に買ったCスポーツの新聞記事になっていた。)
しかし,もしメダルが取れればそれはいう事は無いが,頑張って悔いのない滑りをして応援している人にも頑張りや感動が伝われば,それで充分と言えよう。
大会初日で5位で終わったモーグルの日本選手に対しても,メダルが取れなかった悔しさ以上に,世界がそれ以上のレベルなのであると言う現実への再認識と,善戦した素晴らしい滑りにすがすがしさと満足感を感じるものである。そこがまたアスリートに対する想い,見るスポーツにとっての,誠に良いところでもあろう。
今回の心無い言動は、ここへ来て益々応援しよう,盛り上がろうとしている独りの日本人として誠に残念な出来事であった。