すろうはんどのページ

すろうはんどによる音楽や趣味、最近の出来事についてお話するページです。

少しまじめな話

2006-01-26 01:45:09 | Weblog
 年末の特番で、戦争に関係した番組をやっていた。

29年もの間、陸軍中野学校の任務赴任の為にルバング島のジャングルに潜んで戦争を全うした小野田寛郎さんの話。

 83歳になる現在も、実に機敏で矍鑠としている姿に背筋を伸ばされる想いとなる。20代の若い時代から陸軍のエリートとして鍛え抜かれた肉体と精神を現在にも感じる。

 外界からの終戦の知らせも知らされることなくルバング島での任務遂行の為、29年もの間、仲間の兵隊とジャングルで潜んで生活し、見つかるまでの間にはその兵隊仲間も殺されて最期は独りで終戦を過ぎても終わらない戦争と戦っていた。「今、ルバング島へ行きたいと思いますか?」と言う問いに「石ころ一つ見ても、戦友が怪我をして背中へしょって歩いた想い出、砂浜を歩いても波打ち際を歩いて自分の足跡が波で消える様に歩く行動、どれをとっても辛くて悲しい想い出ばかりで行きたくない。いいことは一つもない。」と語る。でも、戦争と言う境遇の中で逃げることはできない中でそれに挑み、教育を受けて、戦友を亡くしたことを悲しみつつも自分の兵隊としての任務を果たした。戦争と言う環境下では先にこちらが殺らなきゃ相手に殺られるので、とにかく先に殺る、と言う構図で、人を殺ることはなんともない気持ちになる、規則などない、と語る。

 ジローズの唄に「戦争を知らない子供たち」と言う曲がある。

今もフォークソングのリバイバルで多方面で歌われているが、時には「今更、この唄?」とか、「今それを歌われてもピンと来ない」とかと言う感がないわけでもなく、ましてや我々も無論、戦争世代ではない、「・・・を知らない子供たち」が大きくなった、ただの戦後の大人でもある。

 ましてや、戦争に関する難しい思想を語るつもりはなく、複雑なことはよくわからない。

 しかし、戦下にあった小野田寛郎さんの話や経験、生きるひたむきな姿勢を見て聞くことで、忘れがちな、本当に生きる為に食べる、火の無い環境から木を使って火種を起こす、と言う様に生きる為に働く、と言う、贅沢や欲求や邪念などない、人間の本来の生きる姿の原点、使命を見る。
 
 物や情報がありふれた現代は、必ずしも恵まれているとは言えないかもしれないが、戦下の環境を考えて比べた時、それは考えられない、創造もできないことではあることは垣間見られる。

 そう言ったことを考えた時、現在自分を取り巻く境遇や環境などに贅沢や愚痴を言っている自分は随分な未熟者であると感じると共に、本来の生活の姿勢と言うものを省みて、少し緩んでいる自分に箍を締める思いになった、今日この頃である。

キース、品川に出現

2006-01-25 01:25:04 | Weblog

今日は、キースが自分の勤める会社の在る品川駅の近くのビルに来たので、嘗ての会社の同僚や先輩と一緒に飲んだ。(って言っても、どこにでもある居酒屋「天狗」だけど・・・)

 キースは何はともあれ元気そうで何よりであった。

名古屋の会社の時に一緒に職場で働き、大袈裟だが会社創生期を共にした仲間ばっかでもあるので忌憚がなく、何よりほっとする時間だった。

 4人の内、3人は今自分が勤める会社で名古屋から転勤して部署はバラバラだが品川のビルに勤める連中、そして嘗て我々の会社に居たキース。と言うことで、それぞれがひきこもごもになってがいるが、懐かしい良き集まりである。

 TYCの方もキースの復活により平常に戻って再開できそうで、これからの練習が楽しみになってきた。  

TYCメンバへ>練習計画決めてね。必ずやどこかで合流するので。
          9月に向けて頑張ろう!  

ようやく横浜にも白いものがドサッ!と

2006-01-22 00:48:15 | Weblog
 
 今日、21日土曜日、横浜でもようやく初雪が降った。しかも、けっこうな「どか雪」。近所の子供達は駐車場や公園で雪合戦、雪だるま、かまくらを作ったりしてはしゃぐ姿があちこちで見られた。

 東京都内では9cmの積雪になったそうである。

名古屋や岐阜では昨年末の早い時期に大雪が降り、被害が出たりしているのがよそごとの様に感じていたが、ようやく関東でも冬本番を感じた気がした。

 明日は関東地方も中部地方も晴天であると天気予報は伝えている。

(写真はマンションから横の道路を望む銀世界)

想い出

2006-01-20 01:18:49 | Weblog
 想い出は美しいものとされることが多い。それで良いと思う。

先日、友達のお父さんが亡くなった。さぞ寂しい思いをしただろう。早く日常の元気な自分を取り戻してもらいたいと思っている。

 きっと、お父さんに関してもいろいろな良き想い出を自分の中に残していることであろう。

想い出を愛しむことは、とかく後ろ向きな、回顧主義的な行動としてネガティヴに捉われがちであるが、人間にしかできない、ある意味素晴らしい、頭の中における過ぎた時間のロールバック、フラッシュバック、心の顧みの郷愁的な行動である。

 想い出に浸ること、過ぎた時間に想いを馳せること、「あの頃はな~。。。」と思い返すことが果たして同じ哺乳類でも犬や猫にできるであろうか?それはひよっとしたらできるのかもしれないが、人間ほど、それを美しく思ったり、浸って入り込んだり、時には曲にして表現したりとして、尊いものとして扱うことのできる動物はいないだろう。

 誰しもが今の肉体や今の精神、今の自分の周囲にある人や環境がまぎれもない現実であり、過去の時間をすぐさま取り戻して未来の糧にすると言うことなどは毛頭できなく「今」を前向きに生きているのである。

 しかし、自分の通り過ぎた時代、時間と言う時間軸を進んで生きている中では、過去があってこそ現在に至っているわけであり、過去の延長上に未来もあるわけであるから、通り過ぎた時間は決して足跡として否定できるものではなく、想い出の中にはお金には換えがたい勲章の様なものもあって、時には時間軸と言う道を立ち止まって立ち尽くし、後ろを振り返って過ぎた道を確かめ、眺めるのも自然の成り行きかなとも思う。

 いずれにしても、現在の自分へ導いてきた中での良き想い出は、自分の中で決して忘れることはなく、故人に関して言えば自分の亡くなった親父、友達の亡くなった親父さんも、その姿は確実に心の中に居続けて永遠に消えることはない。

 少し辛気臭い話題ではあるが、素直に「想い出を振り返る」「想い出が自分の中に確実に在る」ことを感じるし、しかし、顧みることばかりでは前には進めないけれども、でも良き想い出が多くあればある程に「明日以降も前向きに歩いて行けるのだ」と言うことを改めて認識したかったのである。

 しかし、そんなこと言っていながら、現実は毎日仕事、辛いよ~嫌だ嫌だ。
(思わず愚痴!(笑))

友人父親の訃報

2006-01-13 01:59:10 | Weblog
友人のお父さんが亡くなった訃報を知った。

友人、家族はさぞかしここ数日は心労が続いたことであろう。

同世代の友人達がそう言った年齢になってきているとわかっているにもかかわらず、容易には現実として受け止めがたいことであるし、寂しく悲しい。

約2年前に自分も実父を亡くした身なので、心中を察するにあまりある。

そして、現在、自分がその近くにいないことを誠に遺憾に思う。
 
 故人のご冥福を祈りたい。そして友人、家族の心労が出ぬ様に願う。

今はそれを思うばかりである。

1月も10日過ぎたけれども

2006-01-10 23:47:22 | Weblog
今日は1月10日。今年に入って「もう10日経ったの?」と感じている人と「え!年越してまだ10日しか経ってないの?」と言う人といると思う。

 自分は後者かな。

休み明け出勤してまだ3日目なのだが、なかなか体にエンジンがかからない一方で、仕事の方で与えられるハードルが高くプレッシャーもある。正直、しんどいのだ!(バカボンパパ風セリフ)

 そして朝の出勤時から夜まで毎日が底冷えする寒さ。

なので、まだ1月10日なの?って言うのが自分の感じ。

早く温かい春の足音が、桜と共に訪れて欲しいものである。

初詣で明治神宮を参拝

2006-01-09 01:23:41 | Weblog
今日は、帰省先の名古屋から関東へ戻ってきて初めての休日だったので明治神宮へ参拝に行った。

 まだ1月初旬ではあるものの、初詣のピークからは少し落付いているであろうと
思いきや三が日を思わせるようなかなり大勢の参拝客で賑わっていた。
 昼過ぎの3時頃、参拝に行ったにも拘わらず後から次々と参拝客が訪れる。名古屋の熱田神宮や犬山成田さんもすごく大勢の参拝客が居たと思うけど、明治神宮は規模が違うなーと実感した。

 お参りした後、おみくじを引いたが、所謂、普通のおみくじと違って「大吉」とか「大凶」とかの区分はなく「大御心(おおみごころ)」と言う明治天皇の詩文・俳句がおむくじに一枚一枚書かれていて、その文章に今年一年の心得や教訓が記されているものである。「朝日があがるように明るく・・」と言うなかなか良い内容であった。
 そして、その後は巫女さんがお神酒をふるまう「ふるまい酒」の列に並んで有り難くお酒をいただいた。 

 何もきようことなく、今年一年が健康で開運に恵まれ、家族や周囲の人が無事に過ごせる年になることを祈願した。

昨年末の紅白歌合戦について

2006-01-08 00:21:19 | Weblog
友達のBLOGに昨年末の紅白歌合戦のことが書いてある。

 当日はじっくり見られなかったが、HDDレコーダに録画してあったのを後でじっくり見た。

 紅白自体が年末押し迫るイベントであり、一年の集大成的な感動的なバックグラウンドで行われていることもあって、曲によってはジーンと心に染みる,涙ぐんでしまう様な曲も何曲かあった。

 平原綾香「明日」、アリス「遠くで汽笛を聞きながら」、AI「STORY」、スマップ「世界で一つだけの花」、夏川りみ「涙そうそう」などなど、心を打つものがあった。
 
 中でもアリスはやはり心に染み入る。「遠くで汽笛を聞きながら」は高校時代の真っ只中に流行って歌でフォークソングクラブでも演奏したしまさに思い出深い、実にいい歌である。堀内ベーヤンが今の演歌の姿とは違う、フォークミュージシャンであったことを見せ付けてくれる。

また、年末に名古屋へ帰った時に、愛・地球博の会場でやった「青春プレイバック」の再放送を実家で見た。

南こうせつ、伊勢正三、イルカ、海援隊、アリス、杉田二郎、森山直子、と言う面々のコンサートだった。実に懐かしい。

「なごり雪」「妹」「神田川」「二十二才の別れ」「戦争を知らない子供たち」「遠くで汽笛を聞きながら」ETC、、、まあ、まさにフォークのオウドウのオンパレード。

 フォークギターの綺麗なシャリシャリ音のアルぺジオ、あるいはかき鳴らしは、やはり我々世代の心に染み入ることは否めない。

 一度、じっくり、かぐや姫ライヴ、あたりを聞きたくなってしまった。

’2006 こいつは春から縁起がいいわい!

2006-01-04 01:46:53 | Weblog
2006年 明けましておめでとうございます。
本年も私「すろうはんど」のBLOGとのお付き合いをよろしくお願いします。

さて、12月30日~1月3日迄の間、名古屋の実家へ帰省をしました。
今は横浜へ戻りこのBLOGを書いてます。

やはり、地元の景色、空気はまるで温泉につかったの如く穏やかでリラックスできて羽根が伸ばせます。いや、決して現在住んでいる横浜が嫌い、と言うことでなくむしろ気に入っているのですが、それとはまるで次元の違う、真に何かほっとする地なのです、地元はやっぱり、いい!。

 1月2日に出身高校の学年全体の同窓会へ参加しました。場所は名鉄グランドホテル。実は5年前にもあったのだが、なんやかんやでブッチ(=ぶっちぎりの略)してしまったので、一部の同級を除いては卒業以来、25年ぶりに顔を合わすクラスメイトもいました。学年全体数で400名前後だと思うが、内141名の参加だったと言うことでまずまずの参加率。そして、いやはや、学生時代に過ごした「3年間の時間」って言うのは本当に不思議なもので、25年間の時間なんてどこかへ飛んでしまい、まるでつい最近まで顔を合わせていたかの如く自然に話できるんだよね、これが。
そして何のわだかまりもなく。向こうも「おお、こ○し(下の名前)か!」ってな感じで。担任の先生も「あんたは相変わらずのマイペースな感じが顔に出とるね」と、有り難いお言葉をくれて。また、学生時代に綺麗だった女の子は、相変わらず綺麗で。。。(おっと!、この話題はここまでにしとこう)

 自分の出身高校は屈指の進学校なので、クラスメイト、同級生の多くは地元(中部)や東京で医者になってたり、官僚、大企業系の管理職等がいたりするのであるが、そんな中で自分とのコミュニケーションは「今も音楽やってるの?」とか「ドラムやギター旨かったよなー。」「ビートルズ聞いとる?」とかと言う話題が中心。まあなんだかんだ言って世代と言うこともあり音楽が好きな人間もけっこう多くて。いわば、自分の場合、(かなり良く言えばだが・・・)就職先:コント赤信号、みたいな存在である。まあ、一応、自分もコンピュータ系民間企業で管理職やってる訳だけど、就職先に「TEN-YEARS-CLUB」って書いてやろうかなと、そんなことも思ったりして。(こう言う場合、所属事務所の住所はどうなるんだろう)

 とりあえずここまでは自慢するつもりも何も無く、ココからが楽しい話題のメインかなと。何と言っても我学年が生んだ一番のスターは格闘技K1プロデューサのT川君なのであります。大晦日もフジテレビの夜中にも出演してました。5年前の同窓会もそうだった様だが、今回も司会を勤めており学年の中心人物でした。(自分もちゃっかり、一緒に記念撮影をしてサインもしてもらった。自分だけでなく他にも何人かサインしてもらってた。ただのミーハーかよ!?)
 まあ、とにかく懐かしく、年明け早々、なかなか楽しかったです。同級生はよきものかな。

 今年はこれをきっかけに昨年までで不義理になっていた人や交遊で怠っていた部分を深く反省し、是非、人とのつながりを大切にする年にしたいと思っています。

 本年もよろしくお願いします。