松任谷由実。
いわずと知れた、嘗て日本のニューミュージックに金字塔を掲げたアーチスト。
日本の音楽シーンでも代表される様なビッグミュージシャンである。
自分達の世代であると、荒井由実の方が馴染みがあり。。。。
(厳密には、リアルタイムより後だけど・・・。)
青春時代のBGMそのものである。
今回、5年ぶりということでアルバムが発表された。
http://www.yuming-fc.net/sp2009/
TVでもプロモーションしていて、1曲、2曲聴いてみた。
そして、なんとも、Yuming(ユーミン)ブランドの楽曲のブレのなさに感心をさせられた。
現在のJ-POPの曲調(といっても、今は、曲調や傾向なんて、有って無い様なもんだが)に媚びることのない、所謂、Yuming(ユーミン)の世界ならではのサウンド、メロディー。
1970年代から同じサウンド、曲調をやっているから、30年も前にこのサウンドをやっていたのか、と想うと当時としてはかなり斬新、画期的、刺激的に感じたが、30年経った今もその当時と大きく変わっていない曲の路線、メロディー、アレンジで、これもまたスゴイ!
1曲1曲をダウンロード等で配信するのではなく、アルバム全体で聴いて欲しい。こういった姿勢も、いかにも、と言うコメントどこかで嬉しい。
決して昔の音楽の懐古の意識ではない、時間軸が進んでも変わらないアーチストの姿勢に、老若男女に拘わらずそれでも聴いて欲しいという姿勢にどこか好感を覚えるわけである。
松任谷由実は、いわば、”過去”に隆盛を極めたミュージシャンである。(異論あるかもしれないが。。。)
でも、今も新たであり、前向きで、現在をIngで綴っているこのアルバムを買って聴いてみようかな、と思った。
今のヒット・ランキングなんかでは、どれくらい響いて来るのだろうか、どっちでもいいか、と思う反面、少し気になっているこの頃である