娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

電車内での会話

2007年05月02日 13時15分57秒 | 最近の出来事
帰宅途中の電車内で、今春から大学に通うカップルの会話が聞こえてきました。
男は北海道出身で、女は京都出身で二人とも二十歳前のようです。
二人とも一人暮らしがはじめてみたいで、専ら話しの話題は普段の生活のことでした。

地方出身ということや、まだ、変に東京に染まっていないこともあり、会話の内容から凄く純朴な
性格であることがわかります。

女のほうは、一人暮らしが始まったとき、京都から父親が心配してアパートを訪ねてくれたこと、
何日か娘の部屋に泊まり、別れ際にその父親が泣いていたこと、男のほうは、母親の作る料理の有り難さや
今まで当然と思っていたことが、自分自身でやらなくてはいけない生活になり、自分の未熟さを改めて知ったと
いうような事を話していました。

数日前の女子高校生の会話同様、悪びれた様子もなく普通に家庭や生活の話をしている若い連中を見ると
ちょっとだけホッとするような気がします。

でも、話の内容は誰が聞いても好感が持てますが、当の2人は自分たちの会話が他の人に
聞こえているということには無頓着です。

大声ではないものの、声の大きさを下げるでもなく普通に話している声は、意外と広範囲に渡って聞こえているらしく
周りの乗客も二人の顔を見ていました。

やはりマナーとして、ひそひそと話せとは言いませんが、聞き耳を立てれば聞こえるくらいのほうが
良いように感じるのは私だけでしょうか。

話の内容は好感が持てるだけに、この場合、かすかに聞こえるほうが周りの人たちも若者に対する
偏見に一石を投じることになったのではないかと思います。


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