娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

児童館での光景

2006年02月07日 15時03分49秒 | 公園、児童館で
児童館を利用して、もう4年くらい経ちますが児童館での
親子の光景も様々で、それを見ているのもちょっと面白く
参考になる親子の関係もあります。
連れてくる保護者のタイプは大きく4つに分かれると思います。
1.放任型
2.しつけ重視型
3.過保護型
4.仲間型

この4つは私が今まで見たタイプを勝手に4つに分けましたけど
もっとタイプはあると思います。

その1つのタイプである放任型は、子供を児童館に連れてきてそれで終わりという
タイプで一緒に来た子供は、一人で遊ぶか、仲間を見つけて遊ぶかしています。
親は親で、携帯でメールを打っているか、本を読んでいることがほとんどで
特に珍しいのは、自分は横になって昼寝状態の親。
いずれの親でも、子供の様子には関心が無く、ちらっちらっと時々子供の
様子を見るぐらいで、危なそうな遊びをしているときだけ注意する親も
います。
危なそうな遊びといっても、大きな積み木を重ねその上に立つくらいで、バランス
を失って倒れたとしても尻餅を付くくらいのことです。
子供の方も、親に言われてすぐやめてしまい、やりたいことを親に制限
されてしまっているようです。

子供にとっても、危ないことは十分承知でそのスリルが面白く遊んでいるのに
それをやめないと親に怒られるのが怖いのでしょうかでしょうか、
子供はすぐに違う遊びをします。

多少危なくても子供の思い通りにさせてあげ、必要に応じて手を携える事で
たとえ失敗したとしても、一人では危ないこと、支えがなかったら怪我すること、
親への信頼感などを感じ、言葉にしなくても遊びの中の危険や難しさを学習
していくと思います。

また、子供同士にちょっとしたトラブルがあっても、そのいきさつが解らないため
どちらに非があるのか判断できず、その場の子供同士を離そうとするしか
対処できない親もいます。
子供にとっては、それぞれに言い分があることと思いますが、これを聞くこともせずに
自分の子供に引き下がる様に言い聞かせる事も多々あります。

このように放任型の親の行動が良いか、悪いか私は判断できませんが
自分の娘が同じような状況になった場合、私はとにかく物事のいきさつを
見守り、ぎりぎり(殴ったり、ものを投げたりするようなこと)
まで介入しないようにしています。

私は、いつも娘のそばにいるので他の親から私が父親であることは一目でわかります。
私の娘と他の子にちょっとしたトラブルがあっても、私がすぐにそのトラブルの
仲裁をしないので、他の親は「何で止めないのかな?」と思っているかもしれません。
特に放任型の親は、何でそうなったのか、その経緯が解りませんので私の行動を見て
私がどうするかを期待している姿があります。

その視線はもちろん感じていますが、私はその期待に反し何もしません。
子供同士が、お互い大泣きして親に駆け寄っていくことがありますが、その時でも
娘に、わざとそのいきさつを聞いて、どうしたかったのか、相手の子は何をしたかったのか
説明させています。
その説明でを聞いて、どちらが悪いのかを娘に判断させ、どちらが悪くても
その子をもう一度遊びに誘うように、娘に言っています。
娘も、気まずい態度ではありますがその子の所へいって、「なかよくあそぼうね」
といってもう一度遊びが始まります。
その後、私が相手の子の親にちょっと説明するとその親は納得してくれ、
自分の子供の行動をよく見るようになります。

このようなことが頻繁にあるわけではないのですが、時々相手の親が怒ってすぐに
帰ってしまうこともありますが、私はあまり気にしていません。
子供の世界では、親は付添人に等しく自分の判断で遊び、交流を深めそしてたまに喧嘩を
して、付き合い方を身につけていくことと思います。

娘は、トラブルがあっても私がすぐに仲裁しないことを知っていますので出来る限り
自分で納めようとします。
このような事が起こっても、親はすぐに仲裁はせず見守る態度が必要ではないかと感じます。

放任型の親の態度が良いか、悪いか、また自分のしていることも良いのか解りませんが
子供の成長を感じながら、自分自身も成長していきたいと思う今日この頃です。

放任型以外のタイプについては今後、書き加えていきたいと思います。


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