カイパーベルトに位置する小惑星2004 EW95をヨーロッパ南天天文台のVLTで観測したところ、この天体が炭素質であることが明らかとなった。カイパーベルトでこのタイプの小惑星が確認されたのは初めてである。
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現在考えられている太陽系初期の理論モデルによると、巨大ガス惑星が誕生後に太陽系の中を移動し、その影響で太陽系の内側にあった小さな岩石質の天体は外縁部へと弾き出されたと推測されている。このモデルに従えば、海王星の軌道より外側にありほとんどが氷の小天体で占められているカイパーベルトにも、岩石質の小天体が少しは存在することになる。
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アストロ天文ニュース
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現在考えられている太陽系初期の理論モデルによると、巨大ガス惑星が誕生後に太陽系の中を移動し、その影響で太陽系の内側にあった小さな岩石質の天体は外縁部へと弾き出されたと推測されている。このモデルに従えば、海王星の軌道より外側にありほとんどが氷の小天体で占められているカイパーベルトにも、岩石質の小天体が少しは存在することになる。
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