虹色ダンス ~RAINBOW DANCE~

アートと家族と人生と。。。。

サマンサ

2014-10-05 | 日々のこと Daily stuff




フィリピン人のサマンサは、育ててくれた祖母を本当の母親だと思って成長していたけれど、6歳の時、先にアメリカに移住していた両親の元に送られて来た。
家庭環境はちょっと複雑で、それに伴う”自分の問題と向き合い克服する” ことに何年も費やしたと言う。

フィリピンは国民の8割以上がカソリック教徒。
彼女も厳格なカソリックの教育を受け、祖母からはなんと
「幸せになり過ぎてはいけない。罰があたる」
と言われ続けていたらしい。



真面目で責任感が強く、その上おしゃべりで、クルクル変わる表情がとてもかわいいサマンサ。
ひとり息子が6歳になってだいぶ手を離れて来た、只今求職中。
シェフの経験を持つ。

「ただレストランのキッチンで働くんじゃなくて、お年寄りや子どものための施設で料理を作ってあげたいのよね。意味のある仕事がしたいの!」

ガンバレ~~!







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3 Comments

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Unknown (カナコ)
2014-10-08 22:30:31
世界は色んな文化があって、自分が育った環境では考えられないことも多々あって驚くけど、実は根本的な大事なものは変わらなかったりするのかな。
「幸せになりすぎてはいけない」ってフレーズもおっ、聞いたことがあるぞって考えたら、日本で有名な芸能人が、人間には誰しも正負の法則ってのがあって、プラスマイナスゼロになるって言ってたことを思い出した。
余りにも富や名声を得たりすると、プラスマイナスゼロにするために凡人ではあり得ないマイナスが起こると。
だから高島忠夫の長男が家政婦に殺されたり、安室奈美恵のお母さんがひき殺されたりするのかなって勝手に推測。
そうならない為にも、自分が得た幸せを分け与えていくべきだって、その人は言ってた。
言葉だけをとると、えっ!って思うことも、真髄を辿るとそういう自分が知ってる情報にも結び付くかなって思いました(*^^*)
どんな国でどんな宗教でも、人間である以上、真髄は同じなのかもなって。
カソリックの事はよく知らないけど、多宗教の日本、自分の周りにも色んな人がいて、こうあらねば幸せにはなれないと教え込まれてるけど、それは真髄の修飾された形であって、本来はみんな元々は同じだったんだろうなって思うなー
サマンサさんのちょっとしたことに罪悪感を覚えるってのは、カソリックの育ってなくても充分あるしし。
でもきっとその罪悪感から卒業する時が、真面目に生きているからこそ、いずれ訪れると思う。
そこはくぐり抜けたんだろうなと実感してるワタクシです。
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Unknown (RYOKO)
2014-10-09 08:24:07
「自分が得た幸せを分け与えていくべきだ」って、そうだよね、その通りよね!

でもサマンサのおばあちゃんの教えはちょっと違うのよ。
人間は元々罪を背負って生まれて来る、という理論に基づいているじゃない?キリスト教というのは、、、たぶん。私も詳しくないけど。
だから、
「自分も幸せになって、他のみんなも幸せにしよう!」っていうポジティブなものじゃなくて
「人生ってそんな甘いもんじゃないんだよ、浮かれてると足元すくわれるよ」みたいなネガティブなメッセージね

自分がどう考えても自由だけど、小さい子どもにはやっぱり希望の持てることを教えたいよね。どっちにしたって成長すれば挫折や失敗は経験するんだから、その時に「ああ、何かの罰があたったんだ」と思う人と「またチャレンジするぞ」と思う人とは人生が大きく変わって来ると思うもの。

それにしても人生のあれこれを考えるのは楽しいわね!
年を重ねてくると、、、



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Unknown (カナコ)
2014-10-11 22:01:22
え、罰が当たる!か~
そら、ちょっとすごいね~
罪を背負って生まれてくるってのは、アダムとイヴ説からかしらねー
何かしら課題をもって生まれて、つまづくのも成長のためのプロセスって思えるのと、罰が当たったから私が悪いんだって思うのとじゃ、その後の人生が大きく変わるだろうね。

そんなおばあちゃんから離れて、自分の頭で考えられる歳になって、私が悪いんじゃないって思えるところからスタートが切れるんだろうね。

未来は明るい!
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