虹色ダンス ~RAINBOW DANCE~

アートと家族と人生と。。。。

みんなで使う

2015-09-24 | 日々のこと Daily stuff
次男の担任の先生に
「アートの授業でマスクを作りたいんだけど、手伝ってもらえる?」
と言われ、ここのところ週一でクラスに出向く。

次男のクラスは25人。
ひとりひとり石膏で型を取り、乾かしてから色塗り。


なんと、人間の顔というのはこんなにも違うんだなあ。
おもしろい。
大きいのや小さいの、凹凸のはっきりしているのや、平坦なの。
「わたしの顔、こんなに平べったいのォ~!?」
とは、中国人の女の子。


アートのクラスといっても、絵の具や筆が一人一人にあるわけではないので、3、4人ずつ隅っこのテーブルで順番に作業する。
他の子供達は、国語だったり算数だったりの授業を、先生と一緒にやっている。
日本の学校のように、各生徒がお絵描き道具を持ってるわけではない。
それどころか、鉛筆や色鉛筆、はさみやのりなども全て、教室にある物をみんなで使う。

教室の棚に共有で使うものが詰まっている。


これっていうのは、学校によって違うのか州によっても違うのかよくわからないけど、とにかく子供達はバックパック背負って登校はするが、中には水筒と宿題しか入っていない。(教科書も共有。多分これは市の教育予算が少ないためと思われる、、、)
筆箱も必要がないとは最初は驚いたけど、考えてみたらみんなで道具をシェアするのって素晴らしいアイデア。



保護者や、地域の人たちから寄付される物も大歓迎。
新品もあればそうでない物もある。



日本では、算数セットに絵の具セット、色鉛筆、クレヨン、ピアニカに縦笛、習字セット、裁縫セット 彫刻刀セット etc...etc...!!
卒業後、綺麗なまま押し入れに行く物がどれだけあるか。
学校中で使い回せばいいってことに、なんで気がつかなかったんだろう??
もしまた、我が家の子供達が日本の学校に通うことがあれば、(その予定は今のところないけど)”教材道具は使い回そう!” 運動を絶対やります!


日本にいれば当たり前で通り過ぎてしまうことも、アメリカにいるとそうではないことが多く、目からウロコの日々なのだ~。




教室入り口で微笑むオバマ大統領。




にほんブログ村 海外生活ブログ サンフランシスコ・ベイエリア情報へ





Pinterest も覗いてね




最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。