「ドナルド・トランプって誰?」
ニュースを見た長男が夫に聞く。
「ああ、あれはくそ野郎」
夫の言葉にぎょっとなり、やんわりたしなめる。
「それを子供に言うのはよくないんじゃないの。」
「だってホントじゃん」
「トランプさんは何をやってる人ってまず教えてあげないと、、、。いくらくそ野郎でも、(私もそう思うけどさ)それだけ言い放ってしまったら、その親の思考を子供に植え込むことになるよ」
「それが親の仕事じゃないか」
「そうじゃないよ。親は事実を伝えるだけでいいのよ。それをどう判断するかは子供が決めることよ。」
わたしは夫の思想や価値観に共感するし、それを好きだと思っている。
だけど親としての役目は、それを子供たちにも押し付けるのではなく、彼らが自分たちの目で物事を見て聞いて、そして自分で考え行動できる人になれるよう、手助けすることだと思うんだよ。
成長した子供達が、結果として親とは異なる思想や価値観を持ったとしても、それは仕方がないのだ。
違う人間だから。
わたしの国の首相がアホウでも、それをそのまんま「わたしたちのリーダーはアホウだよ、ダメだねえ」って子供に言ってはいけない。
あの人はこういうことを言っているよ、こんなことをしてきたよ、これから国をこういうふうにしたいと思っているらしいよ、と話す。
その後のジャッジは子供に任せる。
「あなたはどう思う?」
とは言っても、どうしたってある年齢までの子供は親の価値観の中で生きるわけで、気をつけてたって親の考え方は子供の柔らかい脳に埋め込まれて行くわけで、、、、。
親の思考の影響下からは逃れられないのよね。
だから、子供がそこから足を踏み出して行こうとする年齢になった時に、親は足を引っ張らず、彼らの精神的自立を助けてあげられたらいいなあ、、、、という、、、
それが理想でございます。
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ニュースを見た長男が夫に聞く。
「ああ、あれはくそ野郎」
夫の言葉にぎょっとなり、やんわりたしなめる。
「それを子供に言うのはよくないんじゃないの。」
「だってホントじゃん」
「トランプさんは何をやってる人ってまず教えてあげないと、、、。いくらくそ野郎でも、(私もそう思うけどさ)それだけ言い放ってしまったら、その親の思考を子供に植え込むことになるよ」
「それが親の仕事じゃないか」
「そうじゃないよ。親は事実を伝えるだけでいいのよ。それをどう判断するかは子供が決めることよ。」
わたしは夫の思想や価値観に共感するし、それを好きだと思っている。
だけど親としての役目は、それを子供たちにも押し付けるのではなく、彼らが自分たちの目で物事を見て聞いて、そして自分で考え行動できる人になれるよう、手助けすることだと思うんだよ。
成長した子供達が、結果として親とは異なる思想や価値観を持ったとしても、それは仕方がないのだ。
違う人間だから。
わたしの国の首相がアホウでも、それをそのまんま「わたしたちのリーダーはアホウだよ、ダメだねえ」って子供に言ってはいけない。
あの人はこういうことを言っているよ、こんなことをしてきたよ、これから国をこういうふうにしたいと思っているらしいよ、と話す。
その後のジャッジは子供に任せる。
「あなたはどう思う?」
とは言っても、どうしたってある年齢までの子供は親の価値観の中で生きるわけで、気をつけてたって親の考え方は子供の柔らかい脳に埋め込まれて行くわけで、、、、。
親の思考の影響下からは逃れられないのよね。
だから、子供がそこから足を踏み出して行こうとする年齢になった時に、親は足を引っ張らず、彼らの精神的自立を助けてあげられたらいいなあ、、、、という、、、
それが理想でございます。
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