また、一ヶ月前に戻って・・・
アパートの身元調査も無事終了。
会社の上司がメールで身分照会に回答してくれました。
収入証明の方も用意してもらい、無事に契約できることとなりました。
早速、必要な書類を持ってアパートのオフィスに出かけます。
日本で言う管理人室のちょっと立派な感じでしょうか。
前回は、ホテルから徒歩で行ったので大変でしたが、今回はレンタカーで行きました。
マネージャーさんに、今日は汗をかいてないけど車か?と言われちゃいました。
必要書類を渡すと、契約は今日にでもできるとのこと。
アパートが決まらないと、銀行の口座も開設できないし車の購入もできません。
ホテル住まいは何かと不便なので、契約することにしました。
アパート側も契約書類の準備や部屋の引渡しの準備があるというので、
午後2時に契約をすることになりました。
そして、契約の前に、契約の準備の書類をもらいました。
契約に必要な金額はいくらかとか、
契約日から、ガス、電気の名義人を変更しないといけないので各会社の電話番号が書かれていました。
支払わなければいけない金額は、
その日から月末までの日割り家賃5日分程と、翌月の家賃と、
セキュリティー&キーデポジットで1ヶ月分の家賃。
結構かかります。
これで手持ちのお金はすっからかんです。
ちなみに、ここのアパートは、1ベッドルームは二人まで、
2ベッドルームは四人までという決まりがあるそうです。
子供をどうやって数えるのかはよくわからないのですが、
うちの場合は、2ベッドルームじゃないとだめだと言われました。
ここまでは、お金さえ用意できればなんとかなる話。
問題だったのは、ガス、電気の契約です。
まず、ガス、電気の契約をするためには、電話番号が必要だということです。
僕の場合は、まだ携帯も持っていません。
そこで、固定電話を引くことにしました。
電話を引くと、ADSLでインターネットも契約できます。
さっそくホテルに帰って、電話会社に電話してみました。
すると、英語でメッセージが流れてきます。
普通だと、用件ごとに番号を押して接続先を選んでいきますが、
Verizon(電話会社)のカスタマーセンターは音声認識になっていました。
そもそも英語のメッセージが良く分からないことに加え、
僕の発音が悪く、音声認識がうまくいきませんでした。
何度、判別できないからもう一度、とメッセージが流れたことか・・・
結局、その方法ではうまくいかず、何度も同じ質問に戻って回答したりしていたら、しばらくしてオペレータが出ました。
オペレータに自分は日本から来たばっかりで英語がうまく話せないことを伝えて、ゆっくり話してとお願いして、ゆっくり話してもらいました。
が、やっぱりよく理解できません。
特にプランの説明は良く分かりません・・・
そしてさらに問題。
僕はソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)を持っていません。
アメリカは信用調査はSSNで行います。
結局、パスポートとVISAをFAXして、4時間後にまた電話してくれ、といわれました。
しかし、FAXがありません・・・どうしよう。
そうこうしているともうすぐ2時です。
再度アパートに出かけました。
アパートの契約の前に電話会社との契約で、パスポートとVISAをFAXしないといけないことを伝えると、
オフィスのFAXを使ってよいと言ってくれました。
オフィスが開いている時間ならいつでも使って良いそうです。
聞いてみてよかった。
そして、早速アパートの契約。
こちらは、部屋の使い方(禁止事項など)、ごみの捨て方、ランドリーの使い方、
などなどを説明してもらい、それぞれ誓約書にサインしていきます。
駐車場も一台分のスペースが確保されています。
それにしてもサインをしなければいけないことが多々あります。
こちらは、親切なアシスタントマネージャーのおかげで、
時間はかかりましたが、つつがなく終了し、鍵をもらいました。
部屋のチェックシートをもらって、3日以内にチェックシートを提出し、
それと引き換えにポストの鍵をもらえるそうです。
アパートの契約も無事終えたところで、
電話やガス、電気の契約について相談してみました。
ただでさえも英語が良く分からないのに、電話はもっと難しいというと、
アシスタントマネージャーさんが代わりに電話してくれると言ってくれました。
これは本当に助かりました。天の助けです。
まずは電話会社。
こちらは、半契約済みだったので、僕のアプリケーション番号を伝えました。
既に僕のFAXによって信用調査は終わっていたようです。
あとは僕の収入がちゃんとあるかどうかを聞かれたようですが、
既にアパートに収入証明を提出していたので、それを元に問題がないことを答えてくれました。
プランを決めないといけないのですが、これもいくつか聞いてくれて、
これはこっちの方が良いと思うよ、とアドバイスもしてくれました。
結局、まずは一番基本料金が安いプランにしました。
プランの説明は僕が聞いていたらよくわからなかったと思います。
電話番号ゲット。
次にガス。
こちらは電話して、英語がまだうまくしゃべれない日本人の代わりに電話している、と言ってもらったら、
なんと日本語の通訳サービスがあるといわれ、僕が直接話しをすることになりました。
これなら大丈夫。
無事、契約することができました。
そして最後に電気。
こちらは、日本語サービスが無いということなので、
アシスタントマネージャーさんが代理人を務めるということを僕が了承するかどうかだけ、僕が電話で答え、
それ以降は、全て電話してもらい、こちらも契約することができました。
この日は、結局、朝から夕方まで契約、契約、契約でした。
でも、アパートのアシスタントマネージャーさんが親切な方で助かりました。
疲れた一日でした・・・
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でも、そいいったことは、大変であれば大変なほど、よい経験になりますよね。がんばってね!
でもまだ英語がよくわからないのでつらいです・・・
順調なようでなによりですね。
私もこの洗礼うけたなあ・・・と
懐かしくて涙でそうですよ(笑
日本語サービスなんて全くなかったもんなあ。
日本でも一人暮らししたことがなかったから
電話の引き方やらガスやら電気やら
なんてますますどうしていいのかわからず、
私もパスポートだのビザだの、
色々FAXさせられたりしたなあ、って・・・
本当にこれ自分で全部やると死にますよ。
予定時刻に作業員来ないことなんて日常茶飯事だし、
日本のカスタマーサービスのクオリティに慣れていると
本当に血管ぶちぎれますもんね。
・・・まあ、アメリカ労働生活で私が得た一番のものってひとえに
「忍耐」、もしくは、「期待しない」ってことかもしれません(笑
そうするとあんまり怒らないですみますもんね。
「だってアメリカじゃ~ん」
くらいで乗り切ると毎日がとても楽にすむことがよくわかりました。
起動にのるまでそこそこ大変かもしれませんけど
慣れたら日本に帰りたくなくなること確実ですから
なるべく早く慣れて楽しくなるといいですね。
お体、お大事に。
日本人の知り合いも、アメリカ人の仕事っぷりに文句を言っている人が多いです。
トラックのレンタル店に約束の時間に行ったら開いていなくて文句を言ったら、確認の電話をしない方がいけないって言われたそうです。
ありえませんね。日本なら。
まぁ、でもサンタバーバラはまだ良い方だと思います。
やさしい人が多いですし。
ここのアパートも修理の時にはちゃんと時間通りやってきてくれます。
あいかわらずへこむことが多いですが、
とりあえず、なんとかやっています。