市ヶ谷日記

喜寿を超えた老人です。日々感じたことを、過去のことも含めて、書き記しておこうと思います。

安倍首相の元気の源は「オプシーボ」か?

2017-04-26 | 独吟

 今、安倍首相の勢いが止まらない。向かうところ敵なしである。こうした安倍首相の国内外における目覚しい活躍を支えているものは何か。

 政官界では、安倍首相の元気の源は超高価薬品として話題となっている小野薬品工業の「オプジーボ」である、という噂が飛び交っている。

 安倍首相はかつて持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、内閣総理大臣の座を降りた苦い経験がある。この病気は国指定の難病で治療方法が確立されていないが、首相自ら本年1月の新春対談において「その後、良い薬ができて、体調は万全である」と述べている。

 ところで、「オプジーボ」は特定のがんに効く薬剤として2014年7月に薬事承認を受け、同年9月に発売された薬である。それゆえ、オプジーボが首相の病気にどうして効くのか、あるいは首相の病気が公にされているものとは違うのか、疑義は残るが、首相が元気に活動している事実は明らかである。

 日本の免疫研究の第一人者であり、オプジーボ(一般名ニボルマブ)の開発に寄与した本庶佑・京都大学名誉教授は、文藝春秋(平成28年5月)の対談記事において、オプジーボのような免疫系治療薬の無限の可能性についていろいろ示唆している。原因が分からず治療方法のない難病に苦しむ人々に、安倍首相の元気が一筋の光明となる日の近いことを予感させる。