閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

名誉とやる気

2018-09-17 10:21:39 | 閃き
人生も終盤にかかってくると、金銭や物欲よりも名誉を求める傾向が出てくる

これはマズローの要求説で説かれている

過去の実績や人柄、能力といった一般的な判断基準をクリアーした人材であるならば問題はないだろうが、名誉が欲しいだけの人は、そうはいかない


ある経済団体の部会長に新たに就任した輩は、どうみてもこれだろうと思う

人事権は団体の理事の皆さんの協議による選出なので問題は無いのであるが、いかんせん承諾したその輩にやる気が無いと思われるのだ

部会に与えられた運営方針についてよく理解して、部会をまとめ事業を行うことは至極当たり前のことである

しかし、この輩はやる気が無いのか、全く動かない

このままでは例年の事業実施ができなくなると事務局から催促されてようやく重い腰を上げた

そして提示された事業案は例年提案されてきた事ばかりで、自分の考えなど何一つ取り入れていない

これでは魅力のある事業には到底ならない


事の成果はその人のやる気に正比例するものである

力を入れなければそれなりの計画となり、従って結果もそれなりになる

これでは行う意味や価値は殆どないのと同じである

否、損失であると言っても過言ではないだろう


やる気が無い人は、これらの役職は受けるべきではない

成果のない事業に時間やお金を費やすなら、いっそ何もしない方が損失はなくなるからだ

何もすべてを長が行えと言っている訳ではない

動けないのなら、副という立場や部会委員、事務局を上手く差配して行えばよいのである


最近、こういった輩が目立ってきた

トップの立場の不祥事は、この例と同じなのだろう

名誉とは他人の利益の為にしっかり実績を残した人に与えられるものであることを自覚するべきである

自分が動かなければ人は動かない事を知るべきである
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