前回、お話しさせていただいた、手根管症候群の患者様の経過報告です。
前腕の屈筋群(指を曲げるための筋肉)、手根管等を治療してきました。
その結果・・・・・
最近、親指、人差し指、中指に感じていた痺れ(シビレ)が改善され、先日ごろまでは軽減された感じだったのが、今は痺れそのものが消失しました。そして、痛みもほとんどなくなってきました。
手根管症候群ということで、手術が必要と言われていたのですが、これなら、手術の必要がなさそうです。
患者様の笑顔も戻ってきました
治療当初は、前腕の筋群がかなり硬く、圧痛も強く、パンパンに張っているような状態でした。しかし、ここ最近は、筋肉の状態が非常に良くなってきており、とても柔らかい感じです。
そして、患者様ご本人の声として・・・・・・
「痛みと痺れも治ってきたけど、前みたいに、手を使っても疲れにくくなったし、疲れても回復しやすくなってきたよ。」とおっしゃっていました。
それから、「手を握る力も、発揮しやすくなった。」、ともおっしゃっていました。
筋・筋膜性疼痛症候群・・・・・・いわゆる筋肉の病気を改善することにより、様々な改善例があることがわかってきました
そして、プラスαとして、手根管症候群の患者様に限らず、肩こり、頭痛、むちうち、頚部痛など、首から肩から腕から手から指にかけて様々な症状を訴えてる患者様に多いのが・・・・・・・・・
次の図です。
この図は、いったい・・・・・・・
つづきます
その痛み、一緒に乗り越えましょう♪
前回、『ワケあり筋』に関して、少しお話させていただきました。
深圧をはじめとした、筋肉および筋膜に対しする施術とは、この『ワケあり筋』に対してできる限り・・・・・・・・・・
この『ワケ』を改善するために行います。
前回、お話しした通り、この『ワケ』とは、筋肉の血液循環の不足です。
ここで、筋肉の正常な働きを一緒に知っていきましょう。
このことを知ることによって、どうして、深圧の施術時に痛みを伴うのか？その意味や目的、そして、その効果をご理解いただけるようになると思います。
まず、正常な筋肉の状態についてお話しさせていただきます。次の図を見てみてください。
図は、筋肉を顕微鏡レベルで見てみたものです。
赤い線と青い線が軽く重なり合っているのが、わかりますでしょうか？
そして、この図は、筋肉が静止している状態、すなわち、何も力が入っておらず、リラックスしている状態の筋肉です。
いわゆる、ニュートラルな状態を表しています。
次に、筋肉が収縮している、いわゆる、力が入った時の図です。
赤い線が、青い線と青い線の間の隙間に、深く滑り込んでいるのがわかりますでしょうか？
このように、正常の筋肉は、何のストレスもなく、赤い線が青い線と青い線の隙間に滑り込むことにより、力を発揮する(収縮する)ようになっています。
ちなみに、専門的には、赤い線はアクチン、青い線はミオシン、と呼ばれています
まるで、兄弟のようなネーミングですね
このように正常な筋肉とは・・・・・・・・
アクチンとミオシンが癒着もなく、滑らかに滑り込むことによって、力を発揮するメカニズムになっています。
これが、筋肉の基礎です。素です。味の素です・・・・・トホホ・・・・・
このことが、深圧による、筋肉や筋膜をほぐす目的に繋がってきます。
まだまだ、つづきます
その痛み、一緒に乗り越えましょう♪
先日、20日、『松本深圧院 高崎』に銀座松本グループ本店の松本先生がいらっしゃいました。
サングラスをかけて、とてもカッコよかったです
午前10:00から夕方にかけて、4人の患者様を診て頂きました。松本先生、お疲れ様でした。
そして、ご来院いただいた患者様方、ありがとうございました。
松本先生をはじめ、患者様方に、感謝です
改めて、頑張っていこうという気持ちになりました
今後とも、どうぞ、『松本深圧院 高崎』、よろしくお願いいたします。
その痛み、一緒に乗り越えましょう♪
銀座松本グループ本店の、田山陽平先生がブログを始めました
私と田山先生との初めての出逢いは、おととしの『深圧セミナー』の時でした。同じ、理学療法士と聞いて親近感を持って、セミナーに臨んでいました。話をしてみると、とても熱い先生で、信頼のおける先生です
その田山先生のブログです。どうぞ、よろしくお願いいたします
銀座松本グループ本店の理学療法士、田山先生が股関節・医療・保健・病院・施術・自己紹介・趣味などを書き込みます。
その痛み、一緒に乗り越えましょう♪
今月の1日より、皆様のおかげで、『松本深圧院 高崎』をオープンすることができました。ありがとうございました。
今回は、その私の城であるサロンの中を皆さんに知っていただきたいと思い、様子を載せてみました。
この場を皆さんと共に、成長させていきたいと思っています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
その痛み、一緒に乗り越えましょう♪
皆さんは、深圧に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか？
1度、施術をお受けになられた方ならお分かりいただけると思いますが、かなり痛いです。結構、痛いです。しかし、ここで誤解のないように説明させていただきますが・・・・・深圧という施術＝痛い、ということではないということです。
深圧は、表面の筋肉、筋膜はもとより、深部の筋肉、筋膜、靭帯や腱などを押してほぐしていく施術です。
このときに、なぜ痛みが伴うのか？
筋肉とは、実は、通常、痛みに鈍感な組織です。通常はあまり痛みを感じない組織なんです。
しかし・・・・・筋肉が、ある条件を伴うと『ワケあり筋』になってしまい・・・・・押したときに痛みを感じるようになるんです。
ですから、この、ある条件が伴わない通常の筋肉の状態ですと、押してもほとんど痛みを感じません。痛いどころか逆にくすぐったく感じることもあります。うちの子供たちは筋肉を押すと、それはそれは、とてもくすぐったがります。
では、そのある条件とはなんでしょうか？『ワケあり筋』になってしまうある条件・・・・・それは・・・・・・・・・・・・
血液の循環が不十分である、という条件が『ワケあり筋』の特徴になってくるんです。
この血液の循環が不十分である筋肉に力を入れたり、はたまた、押されたりすると痛みに襲われるんです。
これが『ワケあり筋』・・・・・いわゆる、筋・筋膜性疼痛症候群(以前の記事①、以前の記事②)の正体です。
つづく
その痛み、一緒に乗り越えましょう♪