股関節の主な機能として、前回は「①荷重」についてお話ししました。股関節の主な機能として、次は「②歩行」です。
歩行とは、辞書で調べると、「歩いていくこと」と書かれています。さて、この歩行ですが・・・・・・股関節に視点を合わせてみると・・・・・・
シンプルに考えて、歩く時は、左右交互に足全体が前に出たり、後ろに引いたりと交互に運動されていますよねこの左右交互に運動するということは、股関節でいくと、「曲げたり、伸ばしたり」ということになります。曲げたり、伸ばしたり、曲げたり、伸ばしたり、曲げたり、伸ばしたり・・・・・と繰り返しの運動になるわけなんです。
もちろん、股関節だけでなく、膝や足・・・・・はたまた、骨盤や背骨、腕など、身体全体が、身体全体の動きが歩行に関係してきます。
身体全体が歩行に関係してくるということは・・・・・股関節の動きに何らかの変化が起きたとしたら、身体の他の部分の動きにも変化が起きてくる、という風にも言うことができます。
そうですねぇ・・・・・・たとえば、2階建てのお家があるとします。そのお家の、2階の土台が歪んできたとしたらどうなるでしょうか?・・・・・・・・・その歪みによってお家が倒れないように、他の部分に負担が大きくかかったり、他の部分が倒れないように過剰に頑張ったり、他の部分に負担が集中しその場所が傷んできたりする・・・・・そんな感じのイメージでしょうか
歩行とは、曲げたり、伸ばしたりの繰り返し運動で、しかも、全身の連動運動、なのです。
そして、歩行とは、股関節に血液や栄養を補給する運動なのです
その痛み、一緒に乗り越えましょう♪