群馬県高崎市の股関節専門治療院 『松本深圧院 高崎』 スマイル&オアシス♪

変形性股関節症、股関節痛でお悩みの方。股関節痛は、乗り越えられます!

股関節の内旋

2011-01-23 07:42:26 | 股関節のこと

股関節の内旋について、前回、図を載せてみました。前回は、仰向けでのチェックでしたが、今回はうつ伏せでのチェック方法です。

これは、うつ伏せで、足の方から見ている図です。仰向けでのチェック方法は股関節、膝関節ともに90度曲げる必要がありましたが、このうつ伏せの方法だと、股関節を伸ばし切りでチェックできます。

 

うつ伏せに寝てもらい、膝を約90度に曲げてもらい、あとは図のような方向の動きをチェックします。やはり、この時も、できる限り骨盤は浮かせないということが大切です。そして、前回もお話ししたように、左右を比べることが大切です

 

内旋の動きが少なくなっている場合に、いろいろな原因が考えられます。その中の可能性の1つとして、梨状筋という筋肉が原因となっている可能性があります。これがまた、この筋肉、非常に深いところにありまして・・・・・

 

つづく

 

その痛み、一緒に乗り越えましょう♪


股関節チェック、check、CHECK♪

2011-01-19 17:57:05 | 股関節のこと

今回は、股関節チェックのお話です。股関節をはじめとして、関節には、いろいろな動きがあります。肩関節、肘関節、膝関節、足関節(足首)、手関節(手首)などなど・・・・・・それぞれ固有の動きもあったりします。そんな中で、股関節の動きですが・・・・・・・。

 

股関節の運動は、基本的に6つの動きがあります。専門的には「屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋」これら6つの動きが、股関節の主な基本的な動きになります。そして、普段はこれらの動きが混ざり合って、ミックスし合って、いろいろな動作を行っています。

 

・屈曲とは・・・・・股関節を曲げる。  

・伸展とは・・・・・股関節を伸ばす。  

・外転とは・・・・・股関節を広げる。(開脚)  

・内転とは・・・・・股関節を閉じる。

・外旋とは・・・・・ ???????? 

・内旋とは・・・・・  ????????

 

・・・・・・実はこの外旋、内旋の2つの動作の説明が、なかなか思いつかなくって・・・・・  言葉が思いつかないときは、やっぱり図ですね

これは、外旋、内旋を説明する図ですが、仰向けで寝ている状態での動きを想像してください。仰向けで寝ている状態で、股関節を90度、膝を90度曲げてみてください。あとは、矢印の方向にそれぞれ動かしてみます。

 

骨盤が浮いてしまうほどには動かさないでください。浮く手前まで動かして、動きを確認してみてください。

 

図に示してある通り、一応、外旋、内旋ともに45度が標準です。しかし、これは、あくまでも標準であり、個人差があります。

 

ですから、大切なことは角度ではなく、左右を比べることが大切になってきます。左右同じくらいに動くかどうか?動きだけでなく、左右の動きの感じ方や痛み、張り感など、左右の感触の違いを比べることも重要です。

 

個人差はありますが、股関節の場合、だいたいが「内旋という動きが硬かったり、反対の脚よりも動きが少なかったりした場合に要注意」となります。

 

要注意というのは、筋肉が悲鳴を上げていますよ~、とか、関節が硬くなりそうですよ~、という身体からのメッセージです

 

つづく

 

その痛み、一緒に乗り越えましょう♪


股関節のいろいろを知ってみよう♪ 歩行編 2

2011-01-09 09:28:47 | 股関節のこと

さてさて、股関節の機能、「②歩行」に関してですが・・・・・。前回、歩行とは、股関節を「曲げたり、伸ばしたり」の繰り返し運動、そして、全身の連動運動である、というお話をさせていただきました。

 

歩行、いわゆる、歩くという動作ですが、股関節の「曲げたり、伸ばしたり」という動きに加えて、その他にいくつかの動きが関わってきます。

 

普段、歩いている時には、股関節を「曲げたり、伸ばしたり」することにより前進していますが、そのことに加えて「上下運動」も加わってきます。少しシンプルに考えると、「股関節のところで、上下のピストン運動が歩行のたびに小刻みに行われている感じ。」です。

 

この、股関節での「上下のピストン運動」、股関節にとってとても大切になってきます。もちろん、股関節だけではなく、普段体重が乗っている関節全てに大切なことなんです。

 

股関節をはじめとして、歩く時に体重がかかってくる関節は?と考えてみると、股関節よりも下に位置している膝関節、足関節、足の指の関節があります。そして、股関節よりも上に位置している関節は、仙腸関節、背骨それぞれの椎関関節(背骨は腰から首にかけて24個ありますので椎関関節は40個以上になります)があります。

 

前回、歩行とは、股関節に血液や栄養を補給する運動、であるとお話ししました。

 

実は・・・・・股関節だけでなく、上記した体重のかかる関節全てに言えることなのです。

 

膝の関節の軟骨、足首、足の指の関節、仙腸関節、背骨が作る関節、そして椎間板・・・・・全てに、上下のピストン運動を行うことにより、血液や栄養を補給しているのです。

 

そして、股関節にも補給しているのです。

 

よく言われる、「足をかばいなさい。」という言葉は、これらの大切な「栄養補給運動」を不十分にすることになるんです。

 

「関節に負担がかかるから、なるべく、歩かないように。」とか「足をかばいなさい。」など・・・・・もちろん、そういうことが必要な時もあるかもしれません。しかし、何でもかんでも、一律にそのようなことを言われてしまっては、歩くことが怖くなってしまうこともあるでしょうし、不安や恐怖を抱えてしまうことになってしまいます。

 

以前の記事で、荷重に関してお話しさていただきました。歩く時にかかる股関節への荷重は、想像しているよりもずっと穏やかというか、マイルドというか・・・・・。

 

必要以上に怖がらなくても大丈夫です。もちろん、その時に、股関節をはじめとして、他の関節も同じですが、関係している筋肉の状態ができる限り良い方がベストです。筋肉が衝撃を吸収してくれます。ですから、もし硬いところがあれば、ほぐしてみてください。

 

歩行は怖くありません

 

そして、歩行は股関節の・・・・・そして全身の栄養補給です

 

栄養補給にリポビタンD!・・・・・・・栄養補給に歩行しよう!

 

そういえば・・・・・私自身最近、歩く機会がめっきり減ってしまい・・・・・歩かなくっちゃ

 

その痛み、一緒に乗り越えましょう♪