群馬県高崎市の股関節専門治療院 『松本深圧院 高崎』 スマイル&オアシス♪

変形性股関節症、股関節痛でお悩みの方。股関節痛は、乗り越えられます!

当院での施術に関して♪

2012-06-20 16:30:17 | 治療のこと

当院は、股関節専門治療院です

 

変形性股関節症、股関節痛をはじめとして、いろいろな股関節のお悩みに対応させていただいております

 

 

医療機関にて、変形性股関節症と診断され、そのときに、レントゲンを診て、臼蓋形成不全(股関節の屋根が浅い)や関節の隙間が狭くなっているとか、大腿骨頭が扁平化しているなどと言われ、すぐにでも手術が必要だと言われた方。

 

 

もしくは、まだ手術とまではいかないが、痛みが我慢できなくなるまで様子を見て(薬物療法、湿布)、我慢できなくなったらいよいよ手術だと言われた方。

 

 

このような場合、股関節専門だからこそ言っておきたいことがあります。それは、変形した骨の形を正常化したりすることは、私にはできません。骨の変形による、脚の長さの差を正常化することもできません。

 

 

しかし、骨の変形がありつつも、痛みが軽減もしくは消失し、日常での動作や歩行が少しでもやり易くなり、そして、ご自身にて痛みのコントロールができるようになり、患者様個々の生活の質が向上していくことが、この場合は目標になっていきます。

 

 

もちろん、個人個人、個々に程度や状態、環境が異なってくるので、個人個人に合わせたオーダーメードの治療が大切になってきます。

 

 

手術療法以外にも、保存・温存療法があるということを知っていただきたいのです。

 

 

海外では、変形性股関節症に対し、手術療法を検討する前に、まずは、保存療法をすすめる、とくに、徒手療法とエクササイズをすすめるといったことが一般的です。

 

 

当院では、このような考え方で手術を回避された方がいらっしゃいます。

 

 

誤解のないようにお話しさせていただきたいのですが、回避されたというのは、骨の変形がありながらも、患者様個々の生活状況や環境、ニーズにおいて、手術を受ける必要性がなくなったということです。

 

 

股関節の手術を受けたが、調子がおもわしくない方。手術とは、人工関節、自骨による手術(RAO、キアリなど)、などです。手術をお受けになられたのにもかかわらず、調子がおもわしくない方の場合、筋肉の状態がトラブルを起こしている可能性が非常に高くなってきます。

 

 

とくに、人工関節の場合には、股関節痛の原因の一つである関節包を取り除く(縮んで硬く伸びていたところを一部、もしくは、全部)ので、人工関節置換術にて痛みが消失した方の場合、関節包が原因であった可能性が高いのです。

 

 

しかし、一方で、手術を受けたのにもかかわらず、痛みが残存している方もいらっしゃいます。その場合には、トラブルの元である関節包を取り除き(一部、もしくは全部)、人工関節にしたにもかかわらず痛みが残っているわけですから、なおさら、筋肉にトラブルが残っている可能性が大きいのです。

 

 

そのような方々が、手術を受けてよかったと思っていただけるように、深圧にて、筋肉を正常化していくことを目指していきます。

 

 

また、筋肉を正常化することによって、人工関節が長持ちすることがわかってきています。これは、自骨による手術をお受けになられた方にも共通することです。やはり、筋肉を正常化することにより、自骨によって得た股関節を少しでも長持ちさせることができるよう目指していきます。

 

 

最近は、股関節の変形がレントゲン上見られないにもかかわらず、股関節の周囲が痛いというケースも多くなってきています。脚の付け根、いわゆる鼠径部が痛いとか、お尻の横が痛いなど、あるいは、股関節の動きの範囲が反対の脚に比べて悪く感じるなどです。

 

 

当院で特に多いのは、サッカーやゴルフ、バレーなどをされていらっしゃる方です。部活やクラブ活動、趣味活動、もしくはプロとして活動されている方たちです。

 

 

このような、ケースの場合、鼠径部痛症候群や股関節関節唇損傷などと診断された方がいらっしゃいます。

 

 

中には、手術をすすめられた方もいらっしゃいますが、このような場合でも、まずは、保存療法にて治療していただくことが大事になってきます。

 

 

具体的には、内転筋や腸腰筋、外旋筋群などの股関節に関係する筋肉の中でも深層に位置している筋肉がトラブルを起こしていることが多いです。いわゆる、インナーマッスルです。

 

 

トラブルを起こしているそれらの筋肉を正常化していくことを目指していきます。

 

 

また、身体の使い方や日頃の身体のメンテナンスの仕方などに目を向けていくと解決することができます。

 

 

その痛み、一緒に乗り越えましょう♪


手術を回避することができました!

2012-06-14 18:36:05 | 治療のこと

今年の2月より、遠方から、通われている方のお話です。

 

女性の方で、年齢は53歳、先天性股関節脱臼有り、臼蓋形成不全(変形性股関節症)です。

 

左の股関節周囲に痛みを感じて、脚長差約3cm。歩行時の踵接地は△、横揺れが見られる状態でした。

 

問題個所は、大腿前面の筋肉、および、臀部側面の筋肉です。具体的には、縫工筋、大腿直筋、腸腰筋、内転筋群、中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋が主な痛みの原因箇所でした。

 

5、6年前より整形外科を受診。手術を勧められていました。人工関節置換術です。

 

初回の施術時は、上記の筋肉がとても硬くなっていました。押された時の痛みもかなりであったと、ご本人が言っておりました。

 

月2回のペースで、遠方より、通われていらっしゃいました。

 

自己ほぐしも指導させていただきました。時間があるときに、マメにほぐしていらっしゃるとのことでした。

 

軽い運動も実践していただくようお話ししました。それも、マメに実践されているとのことでした。

 

やはり、股関節痛を乗り越えていくには、共同作業が大切なんだなぁと改めて感じました。

 

今月6月のある日にご来院いただきました。この時の、施術の時に私は、その患者様の筋肉の質の変化に気づき、そして、驚きました

 

今までは、押したときに抵抗感を感じ、そして、かなりの痛みを伴っていたのですが、その日、硬さも抵抗感も痛みも、ほとんど感じることがありませんでした。

 

患者様ご本人からも、「最近は調子がいいのよねぇ」という声が聞かれました。

 

2月に来られた当初は、手術のことも視野に入れていましたが、今は、手術を受けないことにしました。というよりは、手術を受ける必要性がなくなったという解釈です。

 

このように、身体に変化が出てくるまでは個人差がありますので、なかなか、いつになれば良くなりますよとは私の方からは軽はずみに言うことはできません。

 

しかし、今回のことで、再認識させていただいたことは、やはり、ここでの施術だけではなく、一方通行ではなく・・・・・

ご本人の協力が、努力が最も大切なことである、共同治療が最も大切であると再認識させていただきました

 

今後は、共同治療から、メンテナンス期に入り、安定していくことを応援していきます

 

その痛み、一緒に乗り越えましょう♪


変形性股関節症と筋力低下 その2

2012-06-08 08:34:11 | 股関節のこと

前回、筋力低下には、3つの原因があるとお話しさせていただきました。今回は、その中の、『使われないことによる筋力低下』についてお話しいたします

 

 

使われないことによる筋力低下・・・・・・・・もっと、簡単に表現すると、

「使わないことによって、筋肉が力を出すことが弱くなっちゃったよ~」

ということです。

 

 

でもでも、使わないっていっても、2~3日使わなかったから急に筋力が落ちるかと言われれば・・・・・

答えは、NOです。

 

 

筋力は、急に落ちたりしません。筋肉は、使わなかったからと言って、急に細くなったりはしません。

そのようなことが起こるには、それなりの期間が必要です。

 

 

では、そのようなことが起こる原因は何なんでしょうか?

それは・・・・・・・・

痛みであったり、恐怖心であったり、かばいすぎであったり、運動不足であったり・・・・・・・・・

いくつか、原因があります。

 

 

股関節周囲に痛みがある場合、例えば、「歩くときに体重がのると、股関節の周囲が痛むなぁ~」といった時には、その痛みを回避するために、だんだん、痛みを感じる方の脚にフルに体重をのせなくなってきます。その状態が、2~3週続くと、次第に痛みを感じている側の脚の筋力が低下してきます。

 

 

恐怖心がある場合、例えば、病院や診療所で医師に、「体重をかけると股関節が潰れますよ」、とか、「股関節の軟骨が擦り減っていきますよ」、とか、「かばわないと手術になりますよ」、と言われれば、脚に体重をかけること自体に恐怖を感じることになります。そして、それが長期に継続されれば、やはり、筋力低下につながっていきます。

 

 

かばいすぎは、たとえば、つく必要のない杖をついたり、動けるのに必要以上に「脚をかばわなきゃ」という意識の元に自然と活動量が低下したり・・・・・そうすることにより、やはり、筋力が低下していきます。

 

 

これらは、専門的な言葉で言うと、廃用症候群といいます。

 

 

使われないことによる筋力低下・・・・・・・・

 

 

しかし、これらのことは、正しい認識や解決策により乗り越えていくことができます!

 

 

その痛み、一緒に乗り越えましょう♪