おはようございます♪今日も、なんとなく肌寒い群馬です
気温の寒暖の差が大きい今日この頃、体調管理にお互い気を付けましょうね
さて、今回のお題目は、私の心の声~~~です。と言っても、心だけではなく、実際、声に出して叫びたい気分でもありますが・・・・・。
「股関節疾患の病気の治療法として、積極的な保存・温存療法が選択肢としてあります。」
ということです。
群馬県は、特に、股関節疾患(変形性股関節症、臼蓋形成不全、先天性股関節脱臼、大腿骨頭壊死などなど)というと、まず、外科手術による解決を治療の選択肢として強く勧められる傾向が強い、ということがだんだんわかってきました。
股関節疾患だけでなく、脊椎疾患(頸椎・腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、坐骨神経痛などなど)も同じような傾向があります。
もちろん、以前からお話していますが、私は、手術を否定するわけではありません。
治療のひとつの選択肢ですし、どうしても、必要な場合もあります。手術が、その方のQOL(生活の質)を改善するのにベストな選択である場合もあります。
しかし、治療方法として、手術しかないような風潮には、あまりにも寂しいというか悲しいというか残念というか・・・・・そういう気持ちにならざる負えません
患者様には、いろいろな気持ちや、いろいろな想い、いろいろな立場、いろいろな状況があります。
その気持ちや想いを、もっともっと、もっともっと、大切にしていかなければいけないと想うんです
気持ちや想い、立場、状況は、個人個人、千差万別です。
そんな千差万別の中において、治療法の選択肢が手術のみしか提示されないという現実・・・・・・・・。
「今、手術しなければ歩けなくなるかもしれない。」、「今、手術しないと今後は手術できなくなりますよ。」・・・・・・
こんな発言をされた、という患者様の声を聴いたりすると胸が締め付けられます
・手術をすすめられたけど、どうしても手術を受けたくない。
・手術をすすめられたけど、家庭の事情(育児、介護、仕事、趣味)で、今はどうしてもしたくない。
・手術をすすめられたけど、どうしても身体にメスを入れたくない。
・手術をすすめられたけど、今の股関節を温存させていきたい。
このような方々に対し、選択肢は手術しか残っていないのでしょうか?
別の選択肢を・・・・・と相談した時に、「痛み止めを飲みながら様子を見てください。」、「筋トレをして様子を見てください。」、「痛みが今以上に強くなって、耐えられなくなったら来てください。」・・・・・・・・
これって、どうなんでしょう?
股関節の問題を何とかしたいという想いで医療機関に受診したのに、このような対応で終わってしまう・・・・・。
様子をみながら、今の状態が耐えられなくなったら手術をしましょうみたいな・・・・・これって、放置じゃないでしょうか?言い過ぎでしょうか?
「積極的な保存・温存療法という選択肢があってもよいのではないでしょうか?」
つづく
その痛み、一緒に乗り越えましょう♪
積極的温存療法、これって大事なことだと思います。
私のように30年前に臼蓋形成不全と診断され(満員電車で股関節をねんざしたことが発端)その後実母の姉、実母と骨頭移植術を経験し妹も同じ症状です。
今回整形を受診したのはまさに『積極的温存』をするためでした。
加齢に伴う体重増加等で近年神経痛のような痛みがあり、ついつい動かすことを避けていましたが、関節は動かさないと固くなり、筋肉は使わないと落ち、筋肉が落ちると骨も退化する、ということで運動を続けたいと思い、股関節の現状を正確に知りたいと受診しました。
結果は臼蓋形成不全も軽度であるということ、軟骨の損傷はあるものの問題のない程度であるということがわかり、食生活によるタンパク質カルシウムの摂取とともに、日光を浴びてのウォーキング、Yogaも後で痛くならずかえって楽になる現状では続けたほうがよいとのこと。何よりもまず体重を減らすようにと、自分のことを棚に上げた医師に指摘されてしまいました(苦笑)そして6か月から1年に一度受診することとなりました。
さてさて手術をしないでどこまでいけるでしょう?ブログも参考にさせていただきたいと思います。
積極的保存、積極的温存・・・・・
手術以外にも、こんな方法があるんだという、選択肢があるんだという認識をもっともっと皆さんの身近に拡げていけたらと・・・・・そんなことばかり考えています。
華都美さん、応援しています♪
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。