群馬県高崎市の股関節専門治療院 『松本深圧院 高崎』 スマイル&オアシス♪

変形性股関節症、股関節痛でお悩みの方。股関節痛は、乗り越えられます!

ご存知ですか? 『Hip-spine syndrome』

2011-07-28 19:10:45 | 股関節のこと

『Hip-spine syndrome』・・・・・・って、聞いたことありますか

 

●Hipは、股関節・骨盤

●spineは、脊椎(背骨)という意味です。

 

日本語に訳すと、股関節ー骨盤ー脊椎症候群です。

 

この症候群は、医学的に4つに分類されます。

①股関節、脊椎(背骨)のいずれかが症状の主原因であるもの。

②股関節、脊椎(背骨)の症状の原因が不明確なもの。

③股関節、脊椎(背骨)のいずれかに主原因があり、他方に影響を与えるもの。

④股関節、脊椎(背骨)の主原因を誤診したもの。

 

というように、一応、4つの分類がなされています。

 

私の経験から、これらは、一応の分類であり、臨床的には明確に分類することが困難な場合もあります。

 

私が、股関節で悩む患者様に接するにあたり、股関節の症状に伴い、腰痛や骨盤の問題も一緒に抱えていることが多いと感じています。

 

これは特別なことではなく、股関節から骨盤にかけて、そして背骨の中でも特に腰椎にくっついている筋肉が存在することから、これらの筋肉もしくは筋膜、そして、筋連結に問題があれば、互いに影響が出ると考えられます。

 

その一例として、腸腰筋~腰方形筋~横隔膜などの一連のつながりが影響していると考えられます。

 

股関節に問題を抱えている方は、腰痛を持っている方が多い。逆に、腰痛を持っている方、姿勢に問題を抱えている方は、股関節の問題を抱えている場合が多い・・・・・。どちらの可能性もあるのです。

 

股関節のことを考えるときに、股関節~骨盤~腰椎という、一連のつながりを診ていくことが大切なんです。

 

ですから、問診のときに、私からも患者様に質問はしますが、患者様の方からも、気づいたことを、気になっていることをお話していただけると、つながりが見えてくることがあります。やはり、共同治療ですね

 

その痛み、一緒に乗り越えましょう♪

 


深く、強く、的確に押すことが必要なんです♪

2011-07-26 18:41:37 | 治療のこと

最近、深圧を受けていただいた方から、こんな声が多く聞かれます。

『筋肉を押されて、こんな感覚になったのは初めてです。』

 

という声です。

 

こんな感覚って、どんな感じなんだろう・・・・・・・・・・。それは・・・・・・・・。

私の方から聞いてみました。

すると・・・・・・・・・・

『身体の奥に埋まっているコリを溶かしているような感覚かな~。それから、押された場所とは別の場所に、痛みというかシビレというか・・・・・・なんだか、じわ~と、ひびく感じ・・・・・・。』

 

という声が聞かれました。

 

特に、股関節周囲の筋肉は、2重、3重、場所によっては4重に重なっているところもあります。そして、筋肉だけではなく、靭帯、関節包と軟部組織が何重にも重なり合っています。

 

そして、変形性股関節症をはじめとして、先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全などの方の場合、特に、身体の奥の奥の組織がダメージを受けている場合が非常に多いんです。

 

身体の奥の奥がダメージを受けているわけですから、深く、強く押すことも時には必要になってきます。

 

ソフトなマッサージや指圧では、とどかないんです。整形外科にある電気治療では、とどかないんです。

 

最近、わかってきたことがあります。それは、身体の奥の奥にある筋肉をほぐすには、押すこと以外の方法では、収縮させることが大切だ、ということがわかってきました。それは、筋紡錘を働かせるということです。(筋紡錘に関しては、また、今後、詳しくお話ししますね)

 

深層筋・・・・・いわゆる、インナーマッスルをほぐすには、深層に届く圧で押すか、振動療法、収縮後のリラックス(筋紡錘を意識する)を狙うことがとても効果的だということです。これ以外の方法では、深層筋(インナーマッスル)に関しては、ほぐすことは難しいです。

 

また、背骨の際にある深層筋・・・・・多裂筋や回旋筋と言われる、かなり小さい筋肉、そして、最深部にある筋肉に関しては、当院で導入しているマイオバイブ®が非常に効果的です。手では出せない振動で、心地よく、最深部の筋肉がほぐれていくことが実感できると思います。

 

身体の奥の奥にあるコリ、硬さ、そして、心のコリをほぐすこと・・・・・・それが私の専門です。天職です。

 

どこに行っても、よくならなかった方、あきらめないでください。

 

一緒に乗り越えましょう!!!!!

 

 

その痛み、一緒に乗り越えましょう♪

 


私の養生訓シリーズ♪その2

2011-07-25 09:02:43 | 腸のこと

今日は、私の養生訓シリーズ その2、です。今回は、カテゴリーを、腸のこと、に分類してみました。

さあ、今回の養生訓は・・・・・

 

『毎朝、起きたてに、すぐ、コップに3杯、水を飲んでます。』

 

これも、体質改善のために、2年ほど前から継続しています。しかし、これには、注意点があります。

体質改善と書きましたが、実は、これは、腸の機能改善につながっています。とくに、便秘に効果的なのです。

そして、その注意点ですが・・・・・水と書きましたが、冷たい水ではなく・・・・・

 

白湯や、ぬるま湯というところがポイントなんです

 

確かに、この時期は、冷たい水の方がおいしい感じがします。しかし、冷たい水だと、胃で止まってしまうのです。

 

それよりも、白湯やぬるま湯は、スムーズに腸の方に移動していきます。

 

 すると・・・・・どんなことが起きるかというと、

 

①腸の反射が起きて、便意が起きやすくなってくる。

②腸に速やかに、水分が移動するということは、便に水分が吸収されやすくなり、硬い便が柔らかくなってくる。

③腸の壁にくっついている便も、排泄されやすくなる。

などです。

 

私が、実践してみたところ、3か月目あたりから効果を実感できるようになってきました。

便が柔らかく、スムーズに排泄できるようになってきた感じです。

 

腸は大切です。腸に便が詰まっていると、全身の血流に影響してきます。それは、筋肉に対する血流も同じです。深圧により、筋肉をほぐし、そして、血流が改善されるわけですが、その時に、腸内環境も整えておくと、効果がより身体の内部から浸透しやすくなってきます。

 

腸内環境に少しでも目を向けてみると、本当の、本物の健康が見えてきます

 

◆参考図書:「汚れた腸が病気をつくる」 ダイナミックセラーズ出版

 

その痛み、一緒に乗り越えましょう♪

 


股関節のこと♪

2011-07-22 16:08:55 | 股関節のこと

久しぶりに、ブログアップします皆さん、お元気でしょうか?

暑い日が続き、脳バテ(言い訳)してました。今日は、少し風が涼しい感じです

 

さて、題名の通り、KKSシリーズを始めたいと思います。その前に・・・・・・・・・KKSとは、何の略でしょうか?鋭い人は、すぐにピンときましたでしょうか?

 

このシリーズは、

『股関節のことについて、基本的なことから知っていこう』

というスタンスで書いていこうと思います。もちろん、時には、深くディープな内容の時もあるかもしれません

 

まずは、全身の骨格から見ていきましょう

 

これは、小学校の理科室などに、良くある骨格模型の図版です。人の身体には、骨が200以上あると言われています。

少し拡大してみましょう。

右足の骨全体を、クローズアップしてみました。

赤丸の部分が、股関節になりますね。

 

さらにクローズアップしてみましょう。

大腿骨や大腿骨頭(大腿骨の頭)、大腿骨頸(大腿骨の首)、大転子(大腿骨の大きなツノ)、小転子などなど名前が沢山書いてありますね。

 

これらは、覚える必要はありません。(専門家は別です。)

 

知っておくことが大切だと思っています。

 

たとえば、レントゲンを診たときに、撮った時に、ドクターからの話の時に役に立つことがあるかもしれません。

股関節のことが書かれている、書籍や雑誌などの記事の内容を理解する助けになるかもしれません。

股関節のことを私と語り合う時に、役に立つかもしれませんなんちゃって。

 

あくまでも、知っておくことが大切です

 

ではでは、またまた

 

◆参考文献:ボディセラピーのためのトートラ標準解剖生理学 丸善

 

その痛み、一緒に乗り越えましょう♪