絆

　順位決定トーナメント初戦を２対１で勝ち、準決勝進出。

　

　準決勝の相手は札幌のトレセンチーム。地区の上手な人が集まっているので、当然上手い。ただ即席チームだけに、どれだけチームワークでカバーできるか。

　前半にチームのエースがファールを受け転倒した際に鎖骨骨折のアクシデント。チームに不安がよぎるも、キャプテンがＦＫを見事決めて先制し前半終了。

　後半はエースが抜けたため、防戦一方。守ってカウンターのパターンも、チーム全員で体を張ってゴールを守る。そんな一生懸命の姿に親たちも大興奮。最後までこの１点を守り切り、Ｂトーナメントの決勝へ。日頃の練習の成果が発揮された、ベストゲームでした。

　

　準決勝で力を出し尽くしたのか、選手たちに決勝を戦い抜く力が残っていなかった。決勝は室蘭のチームが相手だったが、終始攻められっぱなし。正直得点の匂いしない。それでも気力で守り続けカウンター狙いも、後半に失点され力尽きる。ただ敗れはしたが、試合後の選手たちは充実感一杯の顔をしていました。

　

　最後の最後でこのチームがようやく完成した感じがした。チーム全体で戦うとはこう言った事なのかな。長男をこのチームに入れて良かった。非常に良い経験をさせてもらい、きっと今後のサッカー人生に活かしてくれると思う。

　

　次男にはぜひ野球をと思っていたが、サッカーも悪くはない。