球春到来～読売ジャイアンツ

「王者奪回」あるのみ。

【投手陣】昨年は課題だった四死球の多さも改善されず、リーグワーストの防御率。投手チーフコーチに阿波野が復帰し立て直しをはかる。さっそくＯＰ戦では投手陣が踏ん張り３位。

　先発ローテーは直前に菅野の離脱もあり、昨季とガラッと変わる。開幕投手にビューティ、２戦目にグリフィン、そのあとは赤星、戸郷、横川、メンデスと新外国人が３人も入る驚きのローテーに。ここに菅野や山崎、井上が加わる感じ。戸郷、赤星、横川の３人には江川、西本、定岡はちょっと古いので、斎藤、桑田、槇原のような３本柱として活躍して欲しい。

　昨年課題だった救援陣は右は鍵谷、船迫、直江、ロペス、左は高梨、大江、代木が開幕１軍。ここから絶対的守護神の大勢につなぐ。惜しくも１軍入りを逃したが、今村や田中千、田中豊の状態も良くいつでも入れ替え可能。長いシーズンを考えれば多いにこしたことはない。

　先発に３人の外国人投手、８回はロペスを考えるとチームの成績もこの４人次第で大きく変わってきそう。

【打撃陣】こちらも昨年はリーグワーストのチーム打率。吉川尚、丸、岡本、中田の４人は不動のレギュラー。捕手も大城が中心となりそうで、センターにはブリンソン、レフトはオコエをしばらくは使うと思うが結果が出なければ梶谷の出番。問題は絶不調の坂本をどうするか。門脇、中山の調子が良いだけに原監督がどういった決断をするか注目。あと昨年２３本塁打のウォーカーどこ行った？

　丸、岡本、中田でホームラン１００発で優勝だ。

〇頑張れ道産子選手たち（北海道関係選手）

３０　鍵谷　陽平投手　北海高　今年は万全の体制で開幕を迎える。フル回転で優勝に貢献して欲しい。

０１０　大津　綾也　北海高　まずは３軍で実績を。

００３　鈴木　大和　北海高－北海学園大　ＯＰ戦で２度の盗塁死でチャンス生かせず。精度を上げてまずはファームで盗塁王を。

 

球春到来～北海道日本ハムファイターズ

　一足早く本日エスコンフィールドで開幕戦を迎える。勝ちにこだわる野球でＯＰ戦は２位と結果は出しましたが、ひいき目に見てもＡクラスに入れたら上出来。

　WBCで中心となっていたダルビッシュ、大谷、栗山監督が元ファイターズ、そこだけ何か優越感に浸れますが・・・

【投手陣】先発陣は加藤、上沢、金村、ポンセ、伊藤の５枚。先発として期待される根本や吉田輝は結果を残せずファームから出直し。宮西の復調も含め中継ぎ陣は順調だが絶対的な守護神が不在。札幌ドームに比べると投低打高になるので投手成績は例年に比べると必然的に悪くなる。どこまで打線が援護してくれるか。

【打撃陣】どう考えても近ちゃんが抜けた穴は大きい。さらに淺間や加藤豪の離脱もあり、明らかに前年よりスケールダウン。昨年はリーグ最少の四死球、出塁率、三振はリーグ最多と淡白な攻撃陣。清宮、万波、今川と元広島のランスばりのバッターが３人もいては繋がらない。五十幡が１番で定着して、怪我が多い野村がシーズン通して４番を打てればチャンスはありそうですが。いずれにしてもバッター陣が頑張らないと上位は見えてこない。

〇頑張れ道産子選手たち（北海道関係選手）

１７　伊藤 大海投手　駒大苫小牧高-苫小牧駒澤大　２年連続２ケタ勝利。ＷＢＣでも活躍しチームの顔に。あの活躍を見ていると将来はメジャーで投げる姿を想像してしまう。今年は最低限２ケタ勝利で、負け数を減らしチームに貯金をもたらしたい。

２２　杉浦 稔大投手　帯広大谷高　OP戦にも登板しておらず、開幕は２軍スタート。新庄監督に嵌ってないのかなと思いつつも道産子選手だし再起を期待したい。

２９　井口 和朋投手　東京農業大北海道オホーツク　昨年は期待に応えれなったが、今年はセットアッパーとして開幕を１軍でむかえる。５０試合登板は最低ノルマか。

４０　福田 俊投手　星槎道都大　宮西の不調もあり昨年は結果を残すも、１軍定着には至らず。貴重な中継ぎ左腕だけに何とか１軍定着を。

１９　玉井 大翔投手　旭川実高-東京農業大学北海道オホーツク　昨年も５０試合登板と貴重な存在。今年も井口とともにブルペンを支える。

５５　松浦 慶斗投手　新富野球少年団-旭川大雪ボーイズ　昨年は１軍デビューもレベルの高さを痛感。１５０キロを超えるストレートは魅力。

５９　根本 悠楓投手　苫小牧中央高　昨年３勝と今年がブレイクが期待されたが、ＯＰ戦で結果残せず。左の先発は手薄なだけに、チャンスは来るはず。

６１　今川 優馬外野手　東海大四高-東海大北海道キャンパス　新庄野球にピッタリの明るいキャラクター。ＯＰ戦でも絶好調で開幕を1軍で迎える。エスコンフィールドの後押しもあり２０本塁打に期待。

△６７　斎藤　鋼記投手　北照高　地元に返ってきた変則左腕。早く１軍の戦力になりたい。

△２３　伏見　寅威捕手　東海大付属第四高　２年連続リーグ優勝したオリックスからの移籍はチームにとって大きいですし、他の捕手の刺激にも。ベテラン捕手として投手陣を支えて欲しい。

 

 

球春到来～オリックスバファローズ

　一昨年の優勝の時より成績を落とした選手が多い中、中嶋監督の多彩な戦術や起用法に選手が応え、リーグ連覇＆日本一に。ヤクルトもそうだけど次から次へと若い選手が活躍する。OＰ戦もＷＢＣ組を欠く中で首位。今年も優勝候補でしょう。

【投手陣】WBC組の疲労が心配も、今年も山本を中心とした強力な投手陣は他球団にとって脅威。そこに３年目の山下舜平大がＯＰ戦で圧巻のピッチング。ローテー入りどころか開幕投手を務めることに。近年はドラ１や高卒投手の活躍が目立ち、オリックスのスカウティング能力は素晴らしい。

【打撃陣】心配なのは吉田正尚が抜けた攻撃陣か。昨年の日本シリーズやＷＢＣの活躍を見るとあらためて吉田正尚の凄さを感じました。ＦＡで森友哉を獲得しましたが、それで若月や頓宮の出番が減るのはもったいない。OP戦で結果を出した来田や野口がブレイクすれば３連覇も見えてくる。

 

〇頑張れ道産子選手たち（北海道関係選手）

齋藤 綱記投手、伏見 寅威捕手がともにファイターズに移籍したため、道産子選手はゼロに。北海道にも一杯いい選手いますよ～

 

球春到来～東京ヤクルトスワローズ

　終わってみれば２位に８ゲーム差をつけるぶっちぎりの優勝で連覇達成。チームの雰囲気が良く、今年も優勝候補。黄金期到来か。

【投手陣】狭い神宮球場を考えれば他球団に比べ投手成績が悪いのは仕方がない。そんな中でも中継ぎ・押さえの踏ん張りもあり優勝。ただマクガフが抜けた穴は大きい。ＯＰ戦で結果を残したドラ１吉村がローテー入り、後は奥川が復活すれば先発陣は厚みを増す。

【打撃陣】こちらは狭い神宮球場を存分に生かし、長打率、チーム打率、得点で他球団を圧倒。村上を中心とした強力打線は今年も健在か。塩見の離脱は痛いが、濱田や内山、武岡とヤングスワローズがＯＰ戦で活躍しており、昨年の長岡に続きブレイクが期待される。

 

〇頑張れ道産子選手たち（北海道関係選手 ）

３０　西田　明央捕手　北照高　昨年はわずか１０試合の出場。ベテラン中村、急成長中の内山がいて厳しい立場だが、自慢の打撃で１軍に定着したい。

☆５６　坂本　拓己投手　知内高　最速１４７キロの期待の左腕。同期の阪神・門別には負けたくない。

△０１５　沼田　翔平　旭川大高　ジャイアンツを戦力外になるもヤクルトと育成契約。先日ファームで登板も４回３失点。支配下に向け頑張って欲しいですね。

 

球春到来～福岡ソフトバンクホークス

　就任１年目で最後の最後まで優勝争いをした藤本監督。オフには超大型補強と優勝へ向け準備は整った。

【投手陣】千賀が抜け、有原、ガンケルが加入もともに状態は上がっていない。ベテランが多い先発陣だけに１年フルで活躍してくれるかが鍵となる。育成も含め巨大戦力で頂点を目指す。

【打撃陣】昨年チーム打率トップの打線に日本ハムから近藤が加入。栗原も復帰し打線に厚みが増した。リーグ屈指の協力打線で投手陣を援護したい。

〇頑張れ道産子選手たち（北海道関係選手）

５８　木村　大成投手　北海高　昨年は左肩を痛め長期離脱。将来チームを背負う期待の左腕だけに復帰が待たれる。

２３　周東　佑京内野手　東農大北海道オホーツク　WBC代表。足が速い選手は見ていて気持ちがよい。ユーティリティプレイヤーとしてチームに欠かせない存在。

１５７　小林　珠維内野手　東海大付属札幌高　昨年戦力外通告されるも育成再契約。今年は二刀流に挑戦し再び支配下を目指す。　

１３２　川村　友斗外野手　北海高　１軍で２軍で本塁打を放つなど支配下へ猛アピール中。ただジャイアンツと違い支配下の枠が残り３つ。何とか支配下の切符を手にしたい。