表と裏

正直、もう何を信じていいのか分からない。

信用して話した内容を荷が重すぎると言って、内密にいてて欲しい相手に話されて、ああ、この人には、もう信用した上での話はできないなっと思う。

私の言動が相手をそう追いこんでいるのか、相手が弱くなっているのか、それも分からない。

ただ、相手の立場も分からないでもない。
自分と反対の意見を持つ人たちの気持ちも汲めてしまえるのは、ある意味、健全ではないのかも知れない。

理解できるから、強い主張ができない。

そして、身動きとれなくするような、拘束するような手段を取った家族に対して、やっぱりなって思う。
何がやっぱりなのか、もはや分からない。

私の選択肢の幅は限りなく狭く、話せば話すほど、追い込まれる。
選択肢を狭められ、追い詰められ、追い込まれ・・・
思いやりも、親切も、色々なものを有難いとは思えない。

ただ苦しいだけだ。

そして、それに対して、一番の報復として、効果のある手段は自殺することだと知っている。
ただの当てつけにしかならないのかも知れないけど。

今できる、最大の抵抗はそれしかないのではないかと頭をよぎる。

ただ、今は支えてくれている人がいて、それが支えになっているから、もし、その手段を選ぶとすれば、その人から、どんな形にしろ、距離を取ってからだなっと考える。


すべてがどうでも良いと考えてしまう瞬間があって、それではまずいと思いなおす。


数か月ぶりに、寝ている背中に根っこが生えた。
手が小刻みに震えている。
とことん追い込んで、無理やり決断を迫って、家族は満足なのだろうか。

偏った考えなのだと思う部分もあるけれども、思考が停止して、偏った方向にばかり思考が走る。
決めるための余地を与えられてはいないから、仕方のない事なのかも知れない。

平気なふりを装うのも、結構、疲れたなって思う。
消えてしまえば、それこそ、色々な事が良くなりそうだと考えてしまう。

それを選んだ時、家族の調査された時、履歴として出てきてしまう項目だろうけど。
自殺と、自己破産とどっちが重いのだろうか。
どっちも調べれば、きっと情報は出てくる。

説得のために並べたてられた言葉に疲れた。
その言葉に対抗することに疲れた。

ものごとは、なるように動いているのだろうか。
大厄って年齢だからなのか。

すべては、分からない。

どこへ向かっているのかも見えない。

死んでしまってもよいかなって思いが自分を揺さぶる。
思考がぐちゃぐちゃだ。

周りが本気で迷惑だと考えるのであれば、消えることが一番のように思う。
私が弱いから、私が至らないから、私が頼りないから、私が行動力を持てないから、私が即断力がないから、私が体力的な自信がないから、きっとすべては私のせいでもあるのだろう。

それに対する制裁なのだろうか。