ドラッカーの遺作が却ってくる

もう２年前、３年前に買って読んで、
置いていた本がある。


ドラッカー先生の遺作、と題打たれたプロフェッショナルの原点。

すっごいいい本で新社会人やらミドルになりかけの方にはお勧めの本だと思い、
同僚の女子に貸したが、なんの変化も見られなかったので人に貸すのはやめておいた。

が、旅館担当になった先輩の仕事に思うところがあり、
意識の問題ではないかと思ったので貸してみた。

１か月が経ち、２カ月が経ち、４か月目に入ったところで、
貸していることを忘れそうになるので、返してもらうことにした。

ごめん、半分までしか読めなかった

と返してくれたのだが、プロフェショナルの原点を半分までしか読めないということは、
セミプロだなぁ～、と思いちょっと笑いそうになる。

よく仕事の漏れがないようにチェックシートを作っても、
漏れがある人はチェックシート自体が出来ない・・・

という悲しい事実があるが、それに似ている。

意識がなければ、名著も豚に真珠なのだと思い、教育って難しいなぁとつくづく感じたのであった。