司法書士に仕事を依頼した場合に、もっとも気になるのが報酬ではないでしょうか。
現在、司法書士の報酬は事務所によって異なります。
同じ事件でも、3万円のところもあれば、10万円のところもあります。
ホームページで調べてもなかなか正確な金額はわかりません。
明朗会計ではなく、高級寿司屋のように金額は明らかにされていません。
私も(まだホームページは完成していませんが)、明朗会計「相続一律●円!」という感じで金額を設定しようと思ったのですが、とくに相続の場合にはそれが難しい。
それは、
1 相続人が何人いるかわからないし、日本中に散らばっている可能性もあるから戸籍を集めることが大変だったり、そうでなかったり。
2 亡くなった方の戸籍をとるにしても、出生まで遡るため1通で済むとは限らない。多くの場合、何通もとる必要が出てきます。
3 法定相続分で分けるとは限らず、協議で分ける必要もあるし、協議がすぐに成立するとは限りません。
4 遺言が出てきたり、隠し子が出てきたり・・・
等々不確定な要素が多すぎて、とても一律何円と決めることができないのです。
そこで、仕方なく戸籍等全ての書類が調っており、かつ法定相続の場合には、一律6万円としました。
これを基本として、加算していくことにしています。
これから相続登記を依頼することを考えている方がいらっしゃったら、あちこちのホームページを見てじっくり比較してみてください。
→ 相続登記手続
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