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≪ 第六感 ≫ ヘビは「 痛み 」を感知する受容体で赤外線を感じている。



≪ 第六感 ≫

ヘビは「 痛み 」を感知する受容体で赤外線を感じている。


( 書籍等による私的見解を含みます。ご注意を。 )




TRPA1は、侵害刺激 ( 組織を実質的に侵害するか、あるいは傷付ける可能性のある刺激 ) となる温度によって活性化する受容器、つまり、ヘビのTRPA1 は三つに大きく分類される人の皮膚感覚を構成する感覚受容器、


・ 触覚受容器  ・・・  触 ( 振動・圧・伸張 )
 ( mechanoreceptor )

・ 温度受容器  ・・・  温・冷 ( 温度の変化 )
 ( thermoreceptor )

・ 侵害受容器  ・・・  痛
 ( nociceptor )


の内、

侵害受容器 ( 自由神経終末 ) 、人で言う「 ワサビ受容体 」と同系統の
「 痛み 」を感知する受容体という事である。







人間工学ハンドブック


出版社: 朝倉書店
伊藤謙治 ・桑野園子 ・小松原明哲 編


URL : http://yaplog.jp/sibahara/archive/387


P77 より



2.6 その他の感覚機能

2.6.1 振動感覚

2)皮膚の構造


図2.68





※ TRPA1は、侵害刺激となる温度によって活性化する受容器

             ↓

       侵害受容器 ( 自由神経終末 )





そして、

人の体内の局在で言えば

「 感覚神経 」 と 「 内耳 」 の部分に

当たる。







最新 脳と神経科学シリーズ 6

痛みの神経科学


監修 高倉 公朋 ・ 宮本 忠雄
編集委員 高橋 徹 ・ 設楽 信行 ・ 清水 輝夫
出版社: メジカルビュー社


URL : http://yaplog.jp/sibahara/archive/387


P3 より



1 痛覚の意義と除痛法の変遷

痛覚の意義

 痛覚は、侵害受容器 ( nociceptor ) といわれる神経自由終末1) ( free ? nerve endings ) に侵害刺激が入力することで発生するインパルスが脊髄後角から入力し、2次神経に伝達され、脊髄視床路を上行し、視床から大脳皮質に達して認識される感覚の1つである2) ( 図1,表1 ) 。







・文献
1) 花岡 一雄:痛みの生理と機構.内科,64(2):204-208,1989.
2) 花岡 一雄:痛みの機構.ペインクリニック療法の実際,3-14,南江堂,1996.







同じく上記資料

P21~22 より


3 痛みと痛みを抑えるトランスミッターおよび受容体

痛みの伝導路

多くの感覚刺激はある特定の閾値を超えると痛みという感覚に変わるといわれている。これは一部に、触覚や温覚などではMerkelの触板やRuffini小体という特定の受容器があり、その適当刺激を増幅、変調することにより比較的低い閾値で活性化するが、それに対し痛み感覚では特定の受容器をもたず自由終末そのものが感覚を伝えるために閾値が高くなるためである、と考えることができる。痛み刺激応答は熱的、機械的あるいは広域性のモダリティー ( 本書別項参照 ) などで分類されるようになってきたが、いずれのモダリティーの場合においても、痛み刺激は特定の発痛物質の働きによると考える傾向にある。発痛物質は自由終末上に存在する受容体を刺激し、脱分極応答を示すが、この応答が神経軸索に集合し、活動電位発生につながり脊髄後根神経節を介して脊髄後角の膠様質の細胞に入力する1) ( 図1 ) 。






図1 痛覚の伝導路

痛覚 ( 一部に温度感覚を伝える ) 線維は脊髄後根神経節を介して、脊髄後角の膠様質の細胞に入力し、シナプスを形成する ( 1次知覚神経 ) 。ここから出る2次神経は、脊髄の前外側から延髄および中脳の内側毛帯を上行し、視床の特殊感覚中継核に入力する ( 脊髄視床路 ) 。その後、3次神経を介して大脳皮質体性感覚野に入力する。一方、圧・触の感覚を伝える線維は、主に脊髄を上行して延髄に達し、薄束核および楔束核においてシナプスを形成する。その後は、正中線を交叉し延髄および中脳の内側毛帯、視床の特殊感覚中継核を上行し、大脳皮質体性感覚野に終わる。 文献1) より改変引用




・文献
1) Neuroscience, Sinauer Associates, Inc. USA, 1997.







新訂 目でみるからだのメカニズム


堺 章 (著)
出版社: 医学書院; 新訂版


URL : http://yaplog.jp/sibahara/archive/586


P136 より


1. 神経のしくみと働き











参考 : 


1.

2.6 その他の感覚機能 -人間工学ハンドブック

URL : http://yaplog.jp/sibahara/archive/388


2.

神経系の資料を閲覧させていただいてる時に目に留まり、心に残ったので掲載させておいていただきます。




デカルト著作集 第4巻  (1973年)


ルネ・デカルト著

訳: 大出 晁、有働 勤吉、井上 庄七、伊東 俊太郎、
   塩川 徹也、野沢 協、中野 重伸、三宅 徳嘉、川俣 晃自

出版社: 白水社


URL : http://yaplog.jp/sibahara/archive/585


P240 ~ 241 より






たとえば ( 第7図 ) 、火Aが足Bの近くにあるとすると、読者がご存知のように、非常に急速に動くこの火の粒子は、それらが触れる足の皮膚の部分を自分と一緒に動かす力を持つ。こうして、足のその部分に結びついている細糸C 、C を引っ張り、同時に細糸の終点にある孔の入口d 、eを開く。ちょうど、網の一端を引っ張ることによって、同時に、他端に下がっている鐘を鳴らすようなものである。




火とは、熱と光を出す現象であり、上記の文章に出てくる 火の粒子
 つまり、火の熱、若しくは、光 は、赤外線 と 可視光 の事であり、
 電磁波 の事を指している事が分かる。

 ( 私的追記 )







Link :



参考資料 :  他の生物

URL : http://yaplog.jp/sibahara/archive/582




Nature

Volume 464 Number 7291

Nature Japan - NPG Nature Asia-Pacific

平成22年4月15日


URL : http://yaplog.jp/sibahara/archive/579
     http://kokoronokoe.at-ninja.jp/siryoudennjiha.htm

P ⅲ・ⅶ・1006

より



細胞 | ヘビが行う熱画像化
Thermal imaging by snakes



1006 | 生理
ヘビによる赤外検知の分子基盤
Molecular basis of infrared detection by snakes


1006 ・ 1007 ・ 1008 ・ 1009 ・ 1010 ・ 1011




犯行方法の予想 ~Blog Top~

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URL : http://yaplog.jp/sibahara/archive/480





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